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    2023年11月1日 8時12分

    株価指数先物【寄り前】 NTショートによるスプレッド狙いの動き

    大阪12月限ナイトセッション
    日経225先物 31380 +530 (+1.71%)
    TOPIX先物 2305.5 +51.5 (+2.28%)
    シカゴ日経平均先物 31355 +505
    (注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

     31日の米国市場は、NYダウ S&P500ナスダックの主要な株価指数が上昇。7-9月の雇用コスト指数が予想を上回ったことでインフレ懸念が高まったほか、朝方に決算を発表したキャタピラー<CAT>が大幅安となったことが重荷となり、NYダウは一時140ドルほど下落する場面があった。しかし、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を翌日に控え、このところの調整で積み上がっていた売り方の買い戻しが景気敏感株を中心に入り上昇に転じた。また、NY原油先物が下落したことも、投資家のセンチメント改善につながった。S&P500業種別指数はすべてのセクターが上昇し、不動産、自動車・同部品、銀行、ヘルスケア機器・サービス、商業・サービス用品の上げが目立った。

     シカゴ日経平均先物(12月限)清算値は、大阪比505円高の3万1355円だった。日経225先物(12月限)は日中比60円高の3万910円で始まり、リバウンド基調が強まるなか、米国市場の取引開始時には3万1300円台を回復。買い一巡後は3万1150円~3万1360円辺りで保ち合い、終盤にかけてレンジを上放れて一時3万1400円まで買われ、3万1380円とナイトセッションの高値圏で取引を終えた。

     シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになりそうだ。下向きで推移するボリンジャーバンドの-1σと-2σによるレンジ内で推移を続けていたが、ナイトセッションで-1σを明確に上放れ、25日移動平均線水準までのリバウンドとなった。昨日の日銀金融政策決定会合の結果判明後の上昇でリバランスが入ったものの、25日線水準を捉えてくる流れのなか、一段とショートカバーを誘う格好になりそうだ。

     FOMCの結果待ちで積極的な売買は手控えられやすく、25日線水準では強弱感が強まりやすいだろう。米国市場でリバランスの動きが強まっていた流れから、FOMC通過後のアク抜けも意識されやすく、東京市場でもショートポジションを圧縮する動きに向かわせよう。そのため、買い一巡後は膠着感が強まるものの、押し目狙いのロング対応が意識されやすい。オプション権利行使価格の3万1000円から3万1500円辺りのレンジを想定する。

     ただし、日米ともに決算発表が本格化するなか、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ<AMD>が取引終了後に決算を発表したが、時間外取引ではマイナス圏で推移する場面も見られており、ハイテク株の手掛けづらさにつながりそうである。そのため、相対的にTOPIX型優位の展開になりやすく、NTショートによるスプレッド狙いの動きが入ろう。

     昨日のNT倍率は先物中心限月で13.68倍に低下した。支持線として意識されていた25日線を下回っての推移であり、方向性としては9月28日に付けた13.55倍がターゲットになる。TOPIX先物は25日、75日線を上放れてくるなか、日経225先物が25日線水準での膠着が続くようだと、よりNTショートへ向かいそうだ。

     なお、VIX指数18.14(前日は19.75)に低下した。上向きで推移する25日線を下回ってきた。52週線まで下げてきており、同線が支持線として機能する可能性があるものの、ひとまずリスク選好となろう。

    株探ニュース