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    2025年7月11日 3時34分

    コナグラ・ブランズが決算受け下落 想定以上に弱い見通し=米国株個別

    (NY時間14:33)(日本時間03:33)
    コナグラ・ブランズ<CAG> 19.74(-0.65 -3.16%)

     スタック、冷凍食品などの加工食品を手掛けるコナグラ・ブランズ<CAG>が下落。取引開始前に3-5月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を下回った。通期のガイダンスも公表し、予想を下回る見通しを示している。

     冷凍食品分野の供給制約が売上未達およびコスト上昇につながったとした。また、下半期は想定以上のインフレ、為替の逆風、供給制約の影響を受けたとも述べている。

     2026年もインフレ高止まりとマクロ経済の不透明感が継続する見通し、売上原価のインフレは2026年度も高水準で継続する見通しだと指摘。ガイダンスには、輸入ブリキ鋼およびアルミに対する50%の関税、中国からの一部輸入品に対する30%の関税、その他の国からの輸入品に対する10%の相互関税を織り込んでいる。

     アナリストは、今回の影響の大きさは多くの投資家の想定以上だったと指摘。「同業他社が発表した新年度見通しがいずれも予想を大きく下回ったことから、同社の2026年度の通期見通しに対する期待も当初からかなり控えめだった。しかしながら、今回の通期ガイダンスは、その控えめな期待すらも明確に下回る内容だった」と述べた。

     「われわれの見方では、2026年度の1株利益に対する影響要因の多くは既知だったものの、その影響の大きさ、特にもう1年に渡る投資増加が想定以上だった」とも付け加えている。

    (3-5月・第4四半期)
    ・1株利益(調整後):0.56ドル(予想:0.58ドル)
    ・売上高:27.8億ドル 4.3%減(予想:28.4億ドル)
      食料品・スナック:11.5億ドル 2.1%減(予想:11.7億ドル)
      冷蔵・冷凍食品:11.2億ドル 4.4%減(予想:11.5億ドル)
      国際部門:2.30億ドル 14%減(予想:2.30億ドル)
      フードサービス:2.80億ドル 4%減(予想:2.84億ドル)
    ・既存事業売上高:3.5%減(予想:1.78%減)
    ・営業利益率(調整後):13.8%(予想:14.6%)

    (26年通期見通し)
    ・1株利益(調整後):1.70~1.85ドル(予想:2.19ドル)
    ・既存事業売上高:1%減~1%増(予想:0.48%増)
    ・営業利益率(調整後):11.0~11.5%

    【企業概要】
     米国内外で、食品小売およびフードサービス事業者にブランド化された食品を提供する。長期保存可能な食品やスナック、温度管理された冷蔵・冷凍食品、レストランやその他のフードサービス施設に販売するためにパッケージ化された食事・前菜・ソース・およびカスタマイズされた食品などを手掛ける。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース