2024年3月7日 23時46分
ビクトリアズ・シークレットが決算受け大幅安 通期営業利益の見通しが予想大きく下回る=米国株個別
(NY時間09:33)(日本時間23:33)
ビクトリアズ・シークレット<VSCO> 19.25(-6.37 -24.86%)
女性用アパレルのビクトリアズ・シークレット<VSCO>が大幅安。前日引け後に11-1月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益は予想を上回ったものの、売上高は予想に若干届かなかった。特に市場はガイダンスを嫌気している模様で、通期の営業利益の見通しが予想を大きく下回っている。
今回の決算を受けてアナリストは投資判断を「売り」に引き下げ、目標株価も従来の22ドルから15ドルに引き下げている。「経営陣は、店舗およびデジタルチャネルにおけるトラフィックと平均小売単価が前四半期比で改善したことを強調したが、売上高は週によってばらつきがある」と指摘。
11月のホリデー商戦初期、およびクリスマス前のピーク日や週末には勢いがあったが、ブラックフライデー後やクリスマス前の数週間は不振だった。今後2年間で約1億6000万ドルのコスト削減計画を発表しているが、売上高の伸びと粗利益が連続して減少していることを問題視している。
(11-1月・第4四半期)
・既存店売上高:-6%
店舗のみの既存店売上高:-8%
・1株利益(調整後):2.58ドル(予想:2.46ドル)
・売上高:20.8億ドル(予想:20.9億ドル)
・営業利益:2.83億ドル(予想:2.70億ドル)
(2-4月・第1四半期見通し)
・売上高:1桁台半ばの減収
・営業利益:1000~3500万ドル(予想:5510万ドル)
(通期見通し)
・売上高:約60億ドル
・営業利益:2.50~2.75億ドル(予想:3.50億ドル)
【企業概要】
女性用下着を中心としたアパレル、パーソナルケア、美容製品を販売する。ランジェリーブランドや若者向けブランドの商品を、eコマースプラットフォームを通じてオンラインで提供するほか、米国・カナダ・中華圏で運営する小売店、及びフランチャイズパートナーの米国外の店舗やウェブサイトでも販売する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
ビクトリアズ・シークレット<VSCO> 19.25(-6.37 -24.86%)
女性用アパレルのビクトリアズ・シークレット<VSCO>が大幅安。前日引け後に11-1月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益は予想を上回ったものの、売上高は予想に若干届かなかった。特に市場はガイダンスを嫌気している模様で、通期の営業利益の見通しが予想を大きく下回っている。
今回の決算を受けてアナリストは投資判断を「売り」に引き下げ、目標株価も従来の22ドルから15ドルに引き下げている。「経営陣は、店舗およびデジタルチャネルにおけるトラフィックと平均小売単価が前四半期比で改善したことを強調したが、売上高は週によってばらつきがある」と指摘。
11月のホリデー商戦初期、およびクリスマス前のピーク日や週末には勢いがあったが、ブラックフライデー後やクリスマス前の数週間は不振だった。今後2年間で約1億6000万ドルのコスト削減計画を発表しているが、売上高の伸びと粗利益が連続して減少していることを問題視している。
(11-1月・第4四半期)
・既存店売上高:-6%
店舗のみの既存店売上高:-8%
・1株利益(調整後):2.58ドル(予想:2.46ドル)
・売上高:20.8億ドル(予想:20.9億ドル)
・営業利益:2.83億ドル(予想:2.70億ドル)
(2-4月・第1四半期見通し)
・売上高:1桁台半ばの減収
・営業利益:1000~3500万ドル(予想:5510万ドル)
(通期見通し)
・売上高:約60億ドル
・営業利益:2.50~2.75億ドル(予想:3.50億ドル)
【企業概要】
女性用下着を中心としたアパレル、パーソナルケア、美容製品を販売する。ランジェリーブランドや若者向けブランドの商品を、eコマースプラットフォームを通じてオンラインで提供するほか、米国・カナダ・中華圏で運営する小売店、及びフランチャイズパートナーの米国外の店舗やウェブサイトでも販売する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美