2025年2月19日 22時44分
ダウ先物は小幅安 懸念は依然あるものの落ち着いたムード広がる=米国株
米株価指数先物(3月限)(NY時間08:33)(日本時間22:33)
ダウ先物 44531(-112.00 -0.25%)
S&P500 6134.75(-12.00 -0.20%)
ナスダック100先物 22196.00(-36.25 -0.16%)
きょうの米株価指数先物市場でダウ先物、S&P500が下落しているほか、ナスダック100も軟調に推移。ただ、インフレ持続によるFRBの利下げへの慎重姿勢、そしてトランプ関税に対する懸念は依然あるものの、米株式市場は比較的落ちついており、株価指数は最高値圏での推移を続けている。
トランプ大統領は前日引け後に、自動車や半導体、医薬品に25%の関税を課すことを明言。この関税が特定の品目に限定されるのか、それとも広範囲に及ぶのかについて大統領は言及しなかったが、早ければ4月2日にも実施される可能性があることを示した。ただ、市場にはネガティブな反応までは広がっておらず、落ち着いたムードが続いている。
これを受けて一部からは、「投資家がネガティブな感情の高まりや関税やインフレに関する懸念に直面しても、後退しない姿勢を見せており、年初来の回復力は印象的だ」との指摘も出ていた。
本日は午後に1月開催分のFOMC議事録が公表される。据え置きとなった会合だが、FRBの利下げへの慎重姿勢を裏付ける内容になるものと思われる。ただし、それは十分に織り込まれている状況ではある。
クラウドネットワークのアリスタ・ネットワークス<ANET>が決算を受け時間外で下落。決算は好調だったものの、同社のメタ<META>へ依存に警戒感を示している。売上の約15%に上っている。
高級住宅建設のトール・ブラザーズ<TOL>が決算を受け時間外で下落。1株利益、売上高が予想を下回ったほか、住宅販売戸数や受注件数も予想を下回った。住宅ローン金利の高止まりや、その他の住宅費用負担が一部の買い手の重しとなっていることが示唆されている。
半導体の開発向けソフトウェアを手掛けるケイデンス・デザイン・システムズ<CDNS>が決算を受け時間外で下落。ガイダンスを嫌気しており、第1四半期、通期とも1株利益の見通しが予想を下回ったほか、通期の売上高見通しも予想を下回る内容だった。
不動産開発のハワード・ヒューズ<HHH>が時間外で反落。筆頭株主で著名投資家のアックマン氏率いるパーシング・スクエアが新たな拘束力のない提案を提出。前日の取引時間中にパーシングが新たな提案を出すと伝わったことで、株価は上昇していたが、その上げを解消している格好。
デートアプリのバンブル<BMBL>が決算を受け時間外で大幅安。予想を下回る第1四半期の売上高見通しを示したことが嫌気されている。今回のガイダンスを受けて目標株価を引き下げるアナリストも相次いだ。
(NY時間08:43)(日本時間22:43)時間外
アリスタ<ANET> 104.68(-6.38 -5.74%)
トール・ブラザーズ<TOL> 116.50(-5.55 -4.55%)
ケイデンス・デザイン<CDNS> 293.00(-7.43 -2.47%)
ハワード・ヒューズ<HHH> 77.51(-3.10 -3.84%)
バンブル<BMBL> 6.56(-1.54 -19.01%)
アップル<AAPL> 244.01(-0.46 -0.19%)
マイクロソフト<MSFT> 408.70(-0.94 -0.23%)
アマゾン<AMZN> 225.62(-1.03 -0.45%)
アルファベット<GOOG> 185.94(+0.14 +0.08%)
テスラ<TSLA> 353.85(-0.26 -0.07%)
メタ<META> 712.49(-3.88 -0.54%)
エヌビディア<NVDA> 139.61(+0.21 +0.15%)
AMD<AMD> 114.89(+0.61 +0.53%)
イーライリリー<LLY> 857.29(+0.09 +0.01%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ダウ先物 44531(-112.00 -0.25%)
S&P500 6134.75(-12.00 -0.20%)
ナスダック100先物 22196.00(-36.25 -0.16%)
きょうの米株価指数先物市場でダウ先物、S&P500が下落しているほか、ナスダック100も軟調に推移。ただ、インフレ持続によるFRBの利下げへの慎重姿勢、そしてトランプ関税に対する懸念は依然あるものの、米株式市場は比較的落ちついており、株価指数は最高値圏での推移を続けている。
トランプ大統領は前日引け後に、自動車や半導体、医薬品に25%の関税を課すことを明言。この関税が特定の品目に限定されるのか、それとも広範囲に及ぶのかについて大統領は言及しなかったが、早ければ4月2日にも実施される可能性があることを示した。ただ、市場にはネガティブな反応までは広がっておらず、落ち着いたムードが続いている。
これを受けて一部からは、「投資家がネガティブな感情の高まりや関税やインフレに関する懸念に直面しても、後退しない姿勢を見せており、年初来の回復力は印象的だ」との指摘も出ていた。
本日は午後に1月開催分のFOMC議事録が公表される。据え置きとなった会合だが、FRBの利下げへの慎重姿勢を裏付ける内容になるものと思われる。ただし、それは十分に織り込まれている状況ではある。
クラウドネットワークのアリスタ・ネットワークス<ANET>が決算を受け時間外で下落。決算は好調だったものの、同社のメタ<META>へ依存に警戒感を示している。売上の約15%に上っている。
高級住宅建設のトール・ブラザーズ<TOL>が決算を受け時間外で下落。1株利益、売上高が予想を下回ったほか、住宅販売戸数や受注件数も予想を下回った。住宅ローン金利の高止まりや、その他の住宅費用負担が一部の買い手の重しとなっていることが示唆されている。
半導体の開発向けソフトウェアを手掛けるケイデンス・デザイン・システムズ<CDNS>が決算を受け時間外で下落。ガイダンスを嫌気しており、第1四半期、通期とも1株利益の見通しが予想を下回ったほか、通期の売上高見通しも予想を下回る内容だった。
不動産開発のハワード・ヒューズ<HHH>が時間外で反落。筆頭株主で著名投資家のアックマン氏率いるパーシング・スクエアが新たな拘束力のない提案を提出。前日の取引時間中にパーシングが新たな提案を出すと伝わったことで、株価は上昇していたが、その上げを解消している格好。
デートアプリのバンブル<BMBL>が決算を受け時間外で大幅安。予想を下回る第1四半期の売上高見通しを示したことが嫌気されている。今回のガイダンスを受けて目標株価を引き下げるアナリストも相次いだ。
(NY時間08:43)(日本時間22:43)時間外
アリスタ<ANET> 104.68(-6.38 -5.74%)
トール・ブラザーズ<TOL> 116.50(-5.55 -4.55%)
ケイデンス・デザイン<CDNS> 293.00(-7.43 -2.47%)
ハワード・ヒューズ<HHH> 77.51(-3.10 -3.84%)
バンブル<BMBL> 6.56(-1.54 -19.01%)
アップル<AAPL> 244.01(-0.46 -0.19%)
マイクロソフト<MSFT> 408.70(-0.94 -0.23%)
アマゾン<AMZN> 225.62(-1.03 -0.45%)
アルファベット<GOOG> 185.94(+0.14 +0.08%)
テスラ<TSLA> 353.85(-0.26 -0.07%)
メタ<META> 712.49(-3.88 -0.54%)
エヌビディア<NVDA> 139.61(+0.21 +0.15%)
AMD<AMD> 114.89(+0.61 +0.53%)
イーライリリー<LLY> 857.29(+0.09 +0.01%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース