（NY時間10:49）（日本時間23:49）
バンブル<BMBL>　10.94（+0.67　+6.52%）

　デートアプリのバンブル<BMBL>が上昇。前日引け後に１－３月期決算（第１四半期）を発表し、売上高、ＥＢＴＤＡとも予想を上回った。主力のバンブルアプリが好調だった。ただ、第２四半期については予想を下回る見通しを示した一方、通期については従来の見通しを維持した。

　アナリストは「同社のデート・エコシステムは引き続き軟調だったにもかかわらず、第１四半期の業績を向上させることができた。第２四半期のガイダンスは予想を下回っているが、通期の見通しを維持したことから、投資家の懸念はこれを見過ごすほど低いようだ」と説明している。

（１－３月・第１四半期）
・1株利益：0.19ドル（予想：0.07ドル）
・売上高：2.68億ドル（予想：2.65億ドル）
　　バンブルアプリ：2.16億ドル（予想：2.13億ドル）
　　バデゥアプリ：0.52億ドル（予想：0.51億ドル）
・EBITDA（調整後）：7400万ドル（予想：6880万ドル）
・FCF：-38万ドル（予想：+2740万ドル）
・課金ユーザー数：402万人（予想：400万人）
・課金ユーザー平均単価：21.84ドル（予想：21.89ドル）

（４－６月・第２四半期見通し）
・売上高：2.69～2.75億ドル（予想：2.79億ドル）
・EBITDA（調整後）：6900～7000万ドル（予想：7490万ドル）

（通期見通し）
・売上高：8～11％増を維持（予想：9.3％増）
　　バンブルアプリ：9～11％増（予想：9.7％増）
・EBITDAマージン（調整後）：3％超上昇

【企業概要】
　世界中の顧客向けに、女性主導のマッチングアプリを構築し運営する。アメリカ・イギリス・オーストラリアを始め複数の国で利用されるマッチングアプリBumbleに加え、ウェブとモバイルで無料で利用できるBadooを構築、女性に公平で健全な関係構築の機会を提供する。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース