（NY時間10:19）（日本時間00:19）
バンブル<BMBL>　11.84（-1.35　-10.20%）

　デートアプリのバンブル<BMBL>が大幅安。前日引け後に１０－１２月期決算（第４四半期）を発表し、売上高が予想を若干下回ったほか、ＥＢＩＴＤＡも予想を若干下回った。課金ユーザー数は予想以上に増加したものの、ユーザー単価が予想を下回った。ガイダンスも公表し、第１四半期は予想を下回る売上高見通しを示している。さらに、同社は従業員の３分の１を削減すると発表した。

　アナリストは、新しいプレミアム＋階層の立ち上げに関連したバンブルアプリの実行上の問題を指摘。一方、人員削減とその他の効率化により、今年のＥＢＩＴＤＡマージンは３％ポイント拡大する見込みだが、同アナリストは、これは驚くべき動きと指摘しいる。

　「より建設的になる前に、トレンドが安定するまで待つことが好ましい」と評価した。

（１０－１２月・第４四半期）
・1株損益：-0.19ドル（予想：+0.12ドル）
・売上高：2.74億ドル（予想：2.76億ドル）
　　バンブルアプリ：2.21億ドル（予想：2.23億ドル）
　　バデゥアプリ：0.53億ドル（予想：0.52億ドル）
・EBITDA（調整後）：7370万ドル（予想：7380万ドル）
・FCF：6130万ドル（予想：6580万ドル）
・課金ユーザー数：397万人（予想：390万人）
・有料ユーザー単価：22.64ドル（予想：23.11ドル）

（１－３月・第１四半期見通し）
・売上高：2.62～2.68億ドル（予想：2.78億ドル）
　　バンブルアプリ：2.11～2.15億ドル（予想：2.26億ドル）
・EBITDA（調整後）：6700～7000万ドル（予想：7100万ドル）

（通期見通し）
・売上高：8～10％増
　　バンブルアプリ：9～10％増
・EBITDAマージン（調整後）：3％超上昇

【企業概要】
　世界中の顧客向けに、女性主導のマッチングアプリを構築し運営する。アメリカ・イギリス・オーストラリアを始め複数の国で利用されるマッチングアプリBumbleに加え、ウェブとモバイルで無料で利用できるBadooを構築、女性に公平で健全な関係構築の機会を提供する。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美