2024年1月16日 15時19分
話題株ピックアップ【夕刊】(3):エフ・コード、PCNET、ココナラ
■エフ・コード <9211> 2,581円 +316 円 (+14.0%) 一時ストップ高 本日終値
エフ・コード<9211>が急騰。15日の取引終了後、機械学習を用いたデータ分析により、ウェブ広告やソーシャルメディア施策の運用改善などを支援するBINKS(東京都文京区)の株式を取得し、子会社化すると発表。今後の収益貢献を期待した買いが集まったようだ。取得価額は概算で約25億5300万円。株式取得を目的にみずほ銀行から25億5000万円の借り入れを行う。BINKSが持つデジタルマーケティングのノウハウやデータ分析・運用力を活用し、収益性の向上と競争力の強化につなげる。
■パシフィックネット <3021> 1,728円 +206 円 (+13.5%) 本日終値
パシフィックネット<3021>が急反騰。15日の取引終了後に発表した第2四半期累計(23年6~11月)連結決算が、売上高32億3200万円(前年同期比2.7%増)、営業利益2億6000万円(同57.5%増)、純利益1億6700万円(同66.8%増)と大幅営業増益となったことが好感された。前期は資産売却などによる一時的な売り上げ・利益増があったため、今期は微増にとどまるものの、ITサブスクリプション事業の売上高・利益が順調に拡大した。また、使用済みパソコンのデータ消去・適正処理サービスなどを行うITAD事業は、リユース販売で収益性重視の使用済みパソコンの確保を行ったことや、サービス売り上げが順調に拡大したことから収益性が改善し増益に貢献した。24年5月期通期業績予想は、売上高71億円(前期比10.9%増)、営業利益6億5000万円(同22.7%増)、純利益3億9500万円(同17.5%増)の従来見通しを据え置いている。
■ココナラ <4176> 434円 +50 円 (+13.0%) 本日終値
ココナラ<4176>に物色人気集中。同社はユニークな業態で、個人の知識やスキルをオンラインで売買できるスキルシェアサービス「ココナラ」を運営している。業績は低迷が続いていたが、ここにきて改善色が強まっている。15日取引終了後に発表した24年8月期第1四半期(23年9~11月)決算は営業損益が9700万円の黒字(前年同期は2億2000万円の赤字)と黒字転換し、通期計画の1000万円の黒字も上回った。これを手掛かり材料に上値を見込んだ投資資金が流入した。時価総額100億円弱と小型で値ごろ感もあり、短期値幅取り狙いの資金が追随買いを入れている。
■串カツ田中 <3547> 1,837円 +162 円 (+9.7%) 本日終値
串カツ田中ホールディングス<3547>が大幅高で昨年来高値を更新した。同社は15日取引終了後、24年11月期通期の連結業績予想を公表。営業利益の見通しを前期比13.9%増の8億7000万円としていることが好感されたようだ。売上高は同17.2%増の165億円を見込む。今期は既存店の運営体制を一層強化するため、賃上げを含む人的資本への投資、品質・サービス・清潔さの向上に取り組むとともに、店舗のデジタルトランスフォーメーション(DX)によりオペレーション改善を図り、生産性や顧客の利便性を高める施策を実施するとしている。
■BeeX <4270> 3,895円 +330 円 (+9.3%) 本日終値
BeeX<4270>が続急騰。15日の取引終了後、24年2月期の単独業績予想について、売上高を69億1000万円から76億8000万円(前期比33.4%増)へ、営業利益を4億2700万円から5億7400万円(同42.4%増)へ、純利益を3億1100万円から4億400万円(同34.9%増)へ上方修正したことが好感された。大型案件の獲得もあってクラウドインテグレーション売上高が想定していたよりも好調だったことに加えて、円安基調が追い風となりクラウドライセンスリセール売上高も想定を上回って推移したことが要因としている。なお、同時に発表した第3四半期累計(23年3~11月)決算は、売上高56億2400万円(前年同期比36.1%増)、営業利益4億8100万円(同60.6%増)、純利益3億3800万円(同66.7%増)だった。
■エイジス <4659> 2,511円 +142 円 (+6.0%) 本日終値
エイジス<4659>が大幅高で昨年来高値を更新した。同社は15日取引終了後、23年12月度の月次情報(速報値)を公表。売上高は前年同月比34.4%増と4カ月連続で前年実績を上回り、伸び率が前月(25.9%増)から拡大したことが好感されたようだ。国内事業サービス(棚卸サービス、商品補充サービス、店舗改装サービス)で主要顧客からの受注が増加していることや、実施月の変更(日程枠の拡大)に伴い12月度の受注数が増加。また、海外事業の受注状況が引き続き回復傾向にあることも寄与したとしている。
■東亜ディーケーケー <6848> 958円 +49 円 (+5.4%) 本日終値
東亜ディーケーケー<6848>が後場に上げ幅を拡大し、昨年来高値を更新した。16日午後1時に株主優待制度の拡充を発表したことが支援材料となった。保有株数が300株以上500株未満の株主に対し贈呈するQUOカードの金額を、500円分から2000円分に増やし、500株以上1000株未満の株主は1000円分から2000円分に見直す。1000株以上を保有する株主に対しては2000円分から5000円分に引き上げる。保有株数が100株以上300株未満の株主に贈呈するQUOカードの金額は従来と同じ500円分とする。24年9月末日を基準日とする株主優待から変更する。
■AKIBA <6840> 491円 +24 円 (+5.1%) 本日終値
AKIBAホールディングス<6840>がマド開け急伸。半導体関連は主力銘柄が上昇一服場面にあるが、中小型の出遅れ株を物色する動きが鮮明で、特に株価が3ケタ台で値ごろ感のある銘柄に個人投資家などの短期資金が流入する傾向が強い。同社株はその流れに乗っており、無配ながら今期予想PERが7倍台と投資指標面で買いやすさがある。メモリー製品の販売を主力とし、米エヌビディア<NVDA>の製品取り扱いでも実績があり同関連株の一角としても注目度が高い。半導体市況が底入れとなり、メモリー主要製品価格が上昇に転じたことなども追い風となっている。
■ライトワークス <4267> 1,047円 +51 円 (+5.1%) 本日終値
ライトワークス<4267>が続伸。15日の取引終了後、24年1月期の連結業績予想について、純利益を1億5800万円から2億円(前期比47.1%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を24円から32円へ引き上げたことが好感された。LMS(学習管理システム)市場の成長に対する旺盛な需要などが影響したという。なお、年間配当予想は40円(前期14円)となる。
■MORESCO <5018> 1,396円 +58 円 (+4.3%) 本日終値
MORESCO<5018>が続伸し昨年来高値を更新した。15日の取引終了後に発表した第3四半期累計(23年3~11月)連結決算が、売上高237億3100万円(前年同期比5.6%増)、営業利益10億5000万円(同2.1倍)、純利益13億3500万円(同85.8%増)と大幅営業増益となったことが好感された。自動車生産台数の増加を背景に、東南/南アジアや北米で特殊潤滑油の販売数量が増加したことに加えて、全般的な販売価格の上昇が増収増益に貢献した。また、為替差益の計上や中国持ち分法子会社の投資利益増なども寄与した。なお、24年2月期通期業績予想は、売上高345億円(前期比13.7%増)、営業利益14億円(同2.7倍)、純利益7億円(同13.9%増)の従来見通しを据え置いている。
●ストップ高銘柄
アルファ <4760> 1,630円 +300 円 (+22.6%) ストップ高 本日終値
まぐまぐ <4059> 860円 +150 円 (+21.1%) ストップ高 本日終値
ジィ・シィ企画 <4073> 911円 +150 円 (+19.7%) ストップ高 本日終値
イメージ情報開発 <3803> 526円 +80 円 (+17.9%) ストップ高 本日終値
データセクション <3905> 665円 +100 円 (+17.7%) ストップ高 本日終値
など、10銘柄
●ストップ安銘柄
ベースフード <2936> 411円 -100 円 (-19.6%) ストップ安 本日終値
ピクセラ <6731> 420円 -100 円 (-19.2%) ストップ安 本日終値
など、3銘柄
株探ニュース
エフ・コード<9211>が急騰。15日の取引終了後、機械学習を用いたデータ分析により、ウェブ広告やソーシャルメディア施策の運用改善などを支援するBINKS(東京都文京区)の株式を取得し、子会社化すると発表。今後の収益貢献を期待した買いが集まったようだ。取得価額は概算で約25億5300万円。株式取得を目的にみずほ銀行から25億5000万円の借り入れを行う。BINKSが持つデジタルマーケティングのノウハウやデータ分析・運用力を活用し、収益性の向上と競争力の強化につなげる。
■パシフィックネット <3021> 1,728円 +206 円 (+13.5%) 本日終値
パシフィックネット<3021>が急反騰。15日の取引終了後に発表した第2四半期累計(23年6~11月)連結決算が、売上高32億3200万円(前年同期比2.7%増)、営業利益2億6000万円(同57.5%増)、純利益1億6700万円(同66.8%増)と大幅営業増益となったことが好感された。前期は資産売却などによる一時的な売り上げ・利益増があったため、今期は微増にとどまるものの、ITサブスクリプション事業の売上高・利益が順調に拡大した。また、使用済みパソコンのデータ消去・適正処理サービスなどを行うITAD事業は、リユース販売で収益性重視の使用済みパソコンの確保を行ったことや、サービス売り上げが順調に拡大したことから収益性が改善し増益に貢献した。24年5月期通期業績予想は、売上高71億円(前期比10.9%増)、営業利益6億5000万円(同22.7%増)、純利益3億9500万円(同17.5%増)の従来見通しを据え置いている。
■ココナラ <4176> 434円 +50 円 (+13.0%) 本日終値
ココナラ<4176>に物色人気集中。同社はユニークな業態で、個人の知識やスキルをオンラインで売買できるスキルシェアサービス「ココナラ」を運営している。業績は低迷が続いていたが、ここにきて改善色が強まっている。15日取引終了後に発表した24年8月期第1四半期(23年9~11月)決算は営業損益が9700万円の黒字(前年同期は2億2000万円の赤字)と黒字転換し、通期計画の1000万円の黒字も上回った。これを手掛かり材料に上値を見込んだ投資資金が流入した。時価総額100億円弱と小型で値ごろ感もあり、短期値幅取り狙いの資金が追随買いを入れている。
■串カツ田中 <3547> 1,837円 +162 円 (+9.7%) 本日終値
串カツ田中ホールディングス<3547>が大幅高で昨年来高値を更新した。同社は15日取引終了後、24年11月期通期の連結業績予想を公表。営業利益の見通しを前期比13.9%増の8億7000万円としていることが好感されたようだ。売上高は同17.2%増の165億円を見込む。今期は既存店の運営体制を一層強化するため、賃上げを含む人的資本への投資、品質・サービス・清潔さの向上に取り組むとともに、店舗のデジタルトランスフォーメーション(DX)によりオペレーション改善を図り、生産性や顧客の利便性を高める施策を実施するとしている。
■BeeX <4270> 3,895円 +330 円 (+9.3%) 本日終値
BeeX<4270>が続急騰。15日の取引終了後、24年2月期の単独業績予想について、売上高を69億1000万円から76億8000万円(前期比33.4%増)へ、営業利益を4億2700万円から5億7400万円(同42.4%増)へ、純利益を3億1100万円から4億400万円(同34.9%増)へ上方修正したことが好感された。大型案件の獲得もあってクラウドインテグレーション売上高が想定していたよりも好調だったことに加えて、円安基調が追い風となりクラウドライセンスリセール売上高も想定を上回って推移したことが要因としている。なお、同時に発表した第3四半期累計(23年3~11月)決算は、売上高56億2400万円(前年同期比36.1%増)、営業利益4億8100万円(同60.6%増)、純利益3億3800万円(同66.7%増)だった。
■エイジス <4659> 2,511円 +142 円 (+6.0%) 本日終値
エイジス<4659>が大幅高で昨年来高値を更新した。同社は15日取引終了後、23年12月度の月次情報(速報値)を公表。売上高は前年同月比34.4%増と4カ月連続で前年実績を上回り、伸び率が前月(25.9%増)から拡大したことが好感されたようだ。国内事業サービス(棚卸サービス、商品補充サービス、店舗改装サービス)で主要顧客からの受注が増加していることや、実施月の変更(日程枠の拡大)に伴い12月度の受注数が増加。また、海外事業の受注状況が引き続き回復傾向にあることも寄与したとしている。
■東亜ディーケーケー <6848> 958円 +49 円 (+5.4%) 本日終値
東亜ディーケーケー<6848>が後場に上げ幅を拡大し、昨年来高値を更新した。16日午後1時に株主優待制度の拡充を発表したことが支援材料となった。保有株数が300株以上500株未満の株主に対し贈呈するQUOカードの金額を、500円分から2000円分に増やし、500株以上1000株未満の株主は1000円分から2000円分に見直す。1000株以上を保有する株主に対しては2000円分から5000円分に引き上げる。保有株数が100株以上300株未満の株主に贈呈するQUOカードの金額は従来と同じ500円分とする。24年9月末日を基準日とする株主優待から変更する。
■AKIBA <6840> 491円 +24 円 (+5.1%) 本日終値
AKIBAホールディングス<6840>がマド開け急伸。半導体関連は主力銘柄が上昇一服場面にあるが、中小型の出遅れ株を物色する動きが鮮明で、特に株価が3ケタ台で値ごろ感のある銘柄に個人投資家などの短期資金が流入する傾向が強い。同社株はその流れに乗っており、無配ながら今期予想PERが7倍台と投資指標面で買いやすさがある。メモリー製品の販売を主力とし、米エヌビディア<NVDA>の製品取り扱いでも実績があり同関連株の一角としても注目度が高い。半導体市況が底入れとなり、メモリー主要製品価格が上昇に転じたことなども追い風となっている。
■ライトワークス <4267> 1,047円 +51 円 (+5.1%) 本日終値
ライトワークス<4267>が続伸。15日の取引終了後、24年1月期の連結業績予想について、純利益を1億5800万円から2億円(前期比47.1%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を24円から32円へ引き上げたことが好感された。LMS(学習管理システム)市場の成長に対する旺盛な需要などが影響したという。なお、年間配当予想は40円(前期14円)となる。
■MORESCO <5018> 1,396円 +58 円 (+4.3%) 本日終値
MORESCO<5018>が続伸し昨年来高値を更新した。15日の取引終了後に発表した第3四半期累計(23年3~11月)連結決算が、売上高237億3100万円(前年同期比5.6%増)、営業利益10億5000万円(同2.1倍)、純利益13億3500万円(同85.8%増)と大幅営業増益となったことが好感された。自動車生産台数の増加を背景に、東南/南アジアや北米で特殊潤滑油の販売数量が増加したことに加えて、全般的な販売価格の上昇が増収増益に貢献した。また、為替差益の計上や中国持ち分法子会社の投資利益増なども寄与した。なお、24年2月期通期業績予想は、売上高345億円(前期比13.7%増)、営業利益14億円(同2.7倍)、純利益7億円(同13.9%増)の従来見通しを据え置いている。
●ストップ高銘柄
アルファ <4760> 1,630円 +300 円 (+22.6%) ストップ高 本日終値
まぐまぐ <4059> 860円 +150 円 (+21.1%) ストップ高 本日終値
ジィ・シィ企画 <4073> 911円 +150 円 (+19.7%) ストップ高 本日終値
イメージ情報開発 <3803> 526円 +80 円 (+17.9%) ストップ高 本日終値
データセクション <3905> 665円 +100 円 (+17.7%) ストップ高 本日終値
など、10銘柄
●ストップ安銘柄
ベースフード <2936> 411円 -100 円 (-19.6%) ストップ安 本日終値
ピクセラ <6731> 420円 -100 円 (-19.2%) ストップ安 本日終値
など、3銘柄
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