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    2026年6月9日 22時48分

    アプライド・デジタルが上昇 AIハイパースケーラー企業と長期契約締結=米国株個別

    (NY時間09:47)(日本時間22:47)
    アプライド・デジタル<APLD> 44.94(+4.00 +9.76%)

     次世代データセンターインフラのアプライド・デジタル<APLD>が上昇。米国のAIハイパースケーラー企業と長期契約を締結したことが好感されている。同社のデルタ・フォージ2キャンパスにおいて、210メガワット(MW)のIT負荷容量を対象とした15年間のテイク・オア・ペイ契約(最低購入保証契約)を締結した。

     契約期間中の最低保証収入は約52億ドルに達する見込みで、契約更新オプションがすべて行使された場合、総契約期間30年で約127億ドルの収入となる可能性がある。今回の契約は、同じ顧客との3件目の長期契約となる。

     具体的な企業名は公表されていないが、米国拠点のAIハイパースケーラーで高い投資適格格付けを有する企業だという。デルタ・フォージ2の初期稼働開始時期は2028年第1四半期を予定している。

     アナリストは「今回の契約はAIインフラ需要が依然として非常に強いことを改めて示している」と指摘。「ハイパースケーラー各社はAI投資計画のスピードを維持するため、自社建設だけでなく第三者が提供する電力・データセンター容量の確保にも積極的になっている」と分析している。

     また、同社について「投資適格企業との契約比率上昇
    、長期契約残高の積み上がりによって将来収益の可視性が高まっている」と評価。さらに、「同社はハイパースケーラー向けに電力とデータセンタースペースを提供する大規模事業者としての地位を強化している」との見方を示した。

    【企業概要】
     北米において次世代データセンターインフラの設計・開発・運用を行う。急成長を遂げる高性能コンピューティング(HPC)およびAI業界向けに、データセンターインフラソリューションを提供し、ブロックチェーンデータセンターホスティング事業とHPCデータセンターホスティング事業を展開する。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース