NYダウ (17日終値)
40,003.59
+134.21
0.33%
S&P500 (17日終値)
5,303.27
+6.17
0.11%
ナスダック (17日終値)
16,685.96
-12.35
-0.08%
探検
  • トップ
  •  >  米国株
  •  >  アメリプライズ・ファイナンシャル【AMP】
  •  >  ニュース
  •  >  株価指数先物【寄り前】 自律反発狙いも、ショート優位の需給状況
  • アメリプライズ・ファイナンシャル【AMP】最新ニュース

    NYSE
    株価 15分ディレイ
    AMP
    アメリプライズ・ファイナンシャル
    $434.12
    前日比
    -1.86 (-0.43%)
    NY時間
    17日 16:00
    日本時間
    18日 05:00
    $438.75
    +4.63 (+1.07%)
    17日 18:34
    18日 07:34
    PER
    18.3
    PBR
    9.21
    利回り
    %
    比較される銘柄
    HBAN AIG KB VOYA PRU
    時価総額 435億7,880万ドル

    株探プレミアムに登録すると...

    初回30日間無料!

    日本語に翻訳された適時開情報をご覧いただけます。(翻訳対象は拡大予定です)

    銘柄ニュース
    戻る
    2024年4月18日 8時09分

    株価指数先物【寄り前】 自律反発狙いも、ショート優位の需給状況

    大阪6月限ナイトセッション
    日経225先物 37720 -120 (-0.31%)
    TOPIX先物 2658.5 +4.0 (+0.15%)
    シカゴ日経平均先物 37780 -60
    (注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

     17日の米国市場は、NYダウ S&P500ナスダックの主要な株価指数が下落。オランダ半導体製造装置大手ASMLホールディング<ASML>が17日に発表した1-3月期決算で受注額が予想に届かず、7%超の下落となるなか、エヌビディア<NVDA>やアドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>などへ売りが波及した。NYダウ構成銘柄では、予想を下回る決算が嫌気されたトラベラーズ<TRV>が指数を下押すなか、本格化する決算に対する慎重姿勢が強まった。

     また、米利下げ開始が後ずれするとの観測が強まっていることも、買い手控えにつながったようだ。アマゾン・ドット・コム<AMZN>やアップル<AAPL>、マイクロソフト<MSFT>、メタプラットフォームズ<META>などの大型テック株は総じて軟調だった。S&P500業種別指数は公益事業、食品・飲料・タバコ、家庭用品・パーソナル用品が上昇した一方で、半導体・同製造装置、自動車・同部品、運輸が下落。

     シカゴ日経平均先物(6月限)清算値は、大阪比60円安の3万7780円だった。日経225先物(6月限)のナイトセッションは日中比100円高の3万7940円で始まり、一時3万8210円まで買い戻された。買い一巡後は3万8060円~3万8210円辺りで保ち合い、米国市場の取引開始後に下落に転じると、中盤にかけて3万7630円まで売られた。終盤にショートカバーが入り、プラス圏を回復する場面もあったが上値は重く、3万7710円~3万7840円辺りで推移し、3万7720円でナイトセッションの取引を終えた。

     シカゴ先物にサヤ寄せする格好で、やや売り先行で始まることになりそうだ。昨日の日経225先物はASMLの決算を手掛かりにショートが強まり、後場中盤以降、3万8200円水準から引けにかけて3万7840円まで売られた。ナイトセッションの開始後に一時3万8210円まで戻しており、この時点でASML決算を手掛かりとしたショートカバーは一巡した形だろう。

     ただし、米国の取引時間で他の半導体株に売りが波及したことで、新たにショートが積み上がる展開になったようだ。これにより日経225先物は75日移動平均線(3万7650円)まで調整しており、同線が支持線として機能するかを見極めることになろう。いったんは自律反発狙いのロングが入りそうだが、戻りの鈍さが意識される局面では、ショートを仕掛けてくる動きが強まる可能性がある。

     前日の下げでボリンジャーバンドの-2σ(3万7910円)を割り込み、売られ過ぎが意識される可能性はあるものの、75日線を下回ってくると短期的に-3σ(3万7110円)へのバイアスが強まる展開も想定しておく必要があろう。積極的なロングの動きは期待しづらく、ショート優位の需給状況である。

     オプション権利行使価格の3万7625円から3万7875円辺りでの底固めを見極めつつ、-2σを上回ってくるようだと、-2σを挟んだ3万7750円から3万8250円辺りのレンジを想定しておきたい。

     17日のVIX指数は18.21(前日は18.40)に低下した。直近の上昇でボリンジャーバンドの+3σを上回ってきたため、過熱を冷ます一服といったところだろう。バンドは拡大傾向をみせてきているため、慎重姿勢は崩せない。

     なお、昨日のNT倍率は先物中心限月で14.25倍と前日から変わらずであった。前日の低下場面で52週線や200日線、2月の直近安値水準まで低下したこともあり、いったんはNTショートを巻き戻す動きが強まり、一時14.35倍まで上昇する場面も見られた。ただし、後場半ば以降のハイテク株安の影響によって、NTロングへの転換には至らなかった。本日も指数インパクトの大きい値がさハイテク株の弱さが見込まれ、再び200日線(14.18倍)を下回ってくるようだと、NTショートによるスプレッド狙いの動きに向かわせそうだ。

    株探ニュース