NYダウ (5日17:14)
39,375.87
+67.87
0.17%
S&P500 (5日17:14)
5,567.19
+30.17
0.54%
ナスダック (5日17:16)
18,352.75
+164.46
0.90%
探検
  • トップ
  •  >  米国株
  •  >  アドバンスト・マイクロ・デバイセズ【AMD】
  •  >  ニュース
  •  >  株価指数先物【寄り前】 ボリンジャー+1σ水準での攻防
  • アドバンスト・マイクロ・デバイセズ【AMD】最新ニュース

    NASDAQ
    株価 15分ディレイ
    AMD
    アドバンスト・マイクロ・デバイセズ
    $171.90
    前日比
    +8.00 (+4.88%)
    NY時間
    05日 16:00
    日本時間
    06日 05:00
    $171.72
    -0.18 (-0.10%)
    05日 19:59
    06日 08:59
    PER
    253
    PSR
    12.3
    利回り
    %
    時価総額 2,775億5,907万ドル
    PER・PSRについて

    株探プレミアムに登録すると...

    初回30日間無料!

    日本語に翻訳された適時開情報をご覧いただけます。(翻訳対象は拡大予定です)

    銘柄ニュース
    戻る
    2024年2月5日 8時03分

    株価指数先物【寄り前】 ボリンジャー+1σ水準での攻防

    大阪3月限ナイトセッション
    日経225先物 36400 +280 (+0.77%)
    TOPIX先物 2560.0 +23.5 (+0.92%)
    シカゴ日経平均先物 36410 +290
    (注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

     2日の米国市場は、NYダウ S&P500ナスダックの主要な株価指数が上昇。1月の米雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比35万3000人増と予想(18万人増程度)を上回り、早期利下げ観測が後退した。米長期金利が上昇したことが重荷となり、NYダウは午前には下落に転じる場面も見られた。しかし、米国経済が底堅さを示し、ソフトランディング(軟着陸)に向かっているとの見方もあり、その後上昇に転じた。また、前日の取引終了後に決算を発表したメタ・プラットフォームズ<META>やアマゾン・ドット・コム<AMZN>が上昇したこともセンチメントを明るくさせた。S&P500業種別指数は、メディア、小売、半導体・同製造装置が上昇した一方で、公益事業、不動産、電気通信サービスが下落した。

     シカゴ日経平均先物(3月限)清算値は、大阪比290円高の3万6410円だった。日経225先物(3月限)は日中比変わらずの3万6120円で始まり、その後は下落に転じたものの、3万6020円~3万6150円辺りで推移しており、3万6000円処での底堅さが意識された。米国市場の取引開始後にレンジを上放れ、終盤にかけて上げ幅を広げると、一時3万6430円まで買われ、3万6400円とナイトセッションの高値圏で取引を終えた。

     シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い優勢の展開になりそうだ。ナイトセッションでボリンジャーバンドの+1σ(3万6450円)に接近している。今週は決算発表がピークを迎えるため積極的なロングは手控えられやすいものの、メタやアマゾンの上昇を受けてマイクロソフト<MSFT>やエヌビディア<NVDA>、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>などへ買いが波及したこともあり、+1σ突破を試す展開が見込まれる。

     また、+1σ水準での膠着から戻り待ち狙いのショートが入る可能性もあるが、3万6000円辺りでの底堅さが意識されやすく、押し目狙いのロング対応に向かわせよう。米国市場の流れから指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均型を牽引すると考えられ、ハイテク株の動向が注目されそうだ。

     そのほか、米CBSニュースの番組「60ミニッツ」が1日に行ったパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長のインタビューを4日に放送する、と報じられている。利下げ見通しなどを語っていると伝えられており、放送の内容が米国株や金利市場に影響を与える可能性もあろう。そのため、日中はグローベックスの米株先物の動向睨みとなりやすく、東京市場では先回り的な動きが入りやすい。

     そのため、+1σ水準を巡る攻防からオプション権利行使価格の3万36250円から3万6500円辺りのレンジを想定する。+1σを上回って推移するようだと、3万6375円から3万6875円辺りのレンジに移行する可能性がありそうだ。

     週末のVIX指数は13.85(前日は13.88)に低下した。上向きで推移する25日移動平均線が支持線として機能する一方で、下向きで推移する75日線を上値抵抗とするチャートを継続している。上放れが意識されやすい形状ではあるが、米連邦公開市場委員会(FOMC)や雇用統計の反応においても7日線を越えられなかった状況からは、ショートサイドは厳しいだろう。

     なお、先週末のNT倍率は先物中心限月で14.24倍に上昇した。14.20倍で推移する25日線を上回って始まり、一時14.30倍まで切り上げる場面も見られるなど、ハイテク主導の上昇のなかNTショートを巻き戻す動きとなった。米ハイテク株高により、25日線を支持線としたNTロングでのスプレッド狙いが入りやすいとみておきたい。

    株探ニュース