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    2024年11月15日 23時38分

    アプライドが下落 第1四半期の売上高見通しが予想下回る=米国株個別

    (NY時間09:38)(日本時間23:38)
    アプライド<AMAT> 169.66(-16.34 -8.78%)
    ラムリサーチ<LRCX> 71.71(-3.08 -4.12%)
    KLA<KLAC> 619.23(-25.77 -4.00%)

     半導体製造装置のアプライド・マテリアルズ<AMAT>が下落。前日引け後に8-10月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、株価は冴えない反応。第1四半期の売上高見通しが予想を下回ったことが嫌気されている模様。

     AIコンピューティングへの大規模な投資は、最先端のチップ、ひいてはそれを製造するのに必要な製造装置への需要を煽ってきた。しかし、他のセクターは減速し、産業や自動車用のチップメーカーの中には需要低迷を報告しているところもある。

     貿易規制強化にもかかわらず、ここ数四半期は中国での売上が急増していた。ただ、それも減速し始めており、第4四半期の同社売上高に占める中国の比率は30%だが、前年の44%からは鈍化している。また、ICAPS事業(インターネットに接続された家電製品、通信、自動車、電力制御、センサーなどに使用される部品用チップ装置)の需要も低迷。

     今回の決算を受けて目標株価を引き下げたアナリストもいる。「好調な推移ではあるが、先行きの見通しは不透明で、輸出規制をめぐる不確実性が高まっている。トレーリングエッジ(成熟分野)の顧客が苦戦しているにもかかわらず、同社のその分野が堅調であることも、ある意味リスクだ」と述べた。

     同社の主要顧客は台湾TSMC<TSMC>、サムスン電子、インテル<INTC>などの業界大手。これらのメーカーは生産開始よりもかなり前にギアを発注するため、同社の予測は将来の需要のバロメーターとなる。

     この決算を受けて、他の半導体製造装置株も本日は軟調な動きを見せている。

    (8-10月・第4四半期)
    ・1株利益(調整後):2.32ドル(予想:2.19ドル)
    ・売上高:70.5億ドル 4.8%増(予想:69.7億ドル)
      半導体システム:51.8億ドル(予想:51.3億ドル)
      アプライド・グローバル:16.4億ドル(予想:16.1億ドル)
    ・粗利益率(調整後):47.5%(予想:47.4%)

    (11-1月・第1四半期見通し)
    ・1株利益(調整後):2.11~2.47ドル(予想:2.28ドル)
    ・売上高:67.5~75.5億ドル(予想:72.5億ドル)

    【企業概要】
     半導体製造工程における、エッチング・高速熱処理・成膜などの製造装置を製造・販売し、装置や工場の性能と生産性を最適化する統合ソリューションとして、アップグレードサービスや部品交換なども行う。また、テレビ・モニター・ノートパソコンなど消費者向け製品の液晶ディスプレイ技術も有する。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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