（NY時間10:04）（日本時間00:04）
アーティバ<ARTV>　10.67（+0.03　+0.28%）

　アナリストが医薬品のアーティバ・バイオ<ARTV>への期待感を示している。即時利用可能、非遺伝子組み換え、冷凍保存ナチュラルキラー細胞療法である「ＡｌｌｏＮＫ」が、自己免疫疾患やがん治療に用いられ、ブロックバスターになる可能性を秘めていると指摘した。

　ＡｌｌｏＮＫは２０２９年に発売され、その年の売上は５３００万ドル、２０３１年には５億３１００万ドルに成長すると予測しているという。

　現在の自動ＣＡＲＴ細胞療法の治療コースあたり１０万ドルというコストと比較して、患者１人あたり６０００ドル未満の推定コストでＡｌｌｏＮＫを製造できるとも付け加えた。

　株価は時間外で上昇していたものの、通常取引に入ると伸び悩み、小幅高となっている。

【企業概要】
　重篤な自己免疫疾患やがんに対するナチュラルキラー(NK)細胞ベースの治療法の開発に注力する臨床段階のバイオテクノロジー会社。全身性エリテマトーデス・ループス腎炎・関節リウマチ・B細胞性非ホジキンリンパ腫等を対象とした非遺伝子組換え凍結保存NK細胞療法の治験を進める。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース