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    2023年9月7日 22時58分

    C3・aiが決算受け大幅安 当面1株損益の黒字は見込まず=米国株個別

     人工知能(AI)のC3・ai<AI>が大幅安。前日引け後に5-7月期決算(第1四半期)を発表し、1株損益の赤字が予想ほど膨らまなかったことや、売上高も予想を上回った。サブスクの売上高が予想を上回っている。ガイダンスも公表しており、概ね予想範囲内の見通しとなった。

     ただ、株価は冴えない動き。粗利益率が予想を下回ったことのほか、同社は声明で「24年度第4四半期および25年度のキャッシュフローの黒字は見込んでいるが、生成AIソリューションに関連した販売とマーケティングに投資する予定で、現時点では、24年度第4四半期の非GAAPベースでの1株損益の黒字は見込んでいない」と述べたことが嫌気されている模様。シーベルCEOは「市場機会はすぐそこにあり、われわれはそれを利用するつもりだ」とコスト増を説明していた。

     投資家の中には、同社が過度な期待に応えられるかどうか懐疑的に見ている向きも少なくない。同社株はIT・ハイテク株の中で最も空売りが多い銘柄の1つであり、浮動株に対する売り残比率は30%以上に上昇している。

     アナリストは「今回の決算は同社の長期的な成長見通しに対する懐疑的な見方を払拭するには不十分かもしれない」と指摘。同社にとって重要な問題は質の高い新規顧客と契約し、事業を拡大できるかどうかだという。

     同社は第1四半期に32の顧客と契約を結んだという。7月31日の期末時点で、アクティブパイロットと呼ばれる同社製品の有料トライアルが70件あったと述べている。

     また、同社の最大顧客である油田サービスのベーカー・ヒューズ<BKR>は今年初めに、保有していたC3・ai株の約3分の1を売却し、持ち株比率は5%を下回っている。

    (5-7月・第1四半期)
    ・1株損益(調整後):-0.09ドル(予想:-0.17ドル)
    ・売上高:7240万ドル(予想:7160万ドル)
      サブスク:6140万ドル(予想:6060万ドル)
    ・粗利益率:69%(予想:73%)
    ・EBITDA(調整後):-1766万ドル(予想:-2401万ドル)

    (8-10月・第2四半期見通し)
    ・売上高:7200万~7650万ドル(予想:7390万ドル)

    (通期見通し)
    ・売上高:2.95~3.20億ドル(予想:3.07億ドル)

    【企業概要】
     AIアプリケーションを迅速に展開できるSaaSアプリケーションを企業向けに提供する。AIアプリケーションの開発・展開・管理を簡素化できる自社のコア技術であるC3 AI Suiteに加え、業界やアプリケーション固有のターンキーAIソリューション、ノーコードソリューションも提供する。

    (NY時間09:45)
    C3・ai<AI> 26.16(-5.30 -16.85%)

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美