（NY時間09:55）（日本時間22:55）
レント・ザ・ランウェイ<RENT>　5.76（-2.13　-27.04%）

　アパレルやアクセサリのレンタルを手掛けるレント・ザ・ランウェイ<RENT>が大幅安。前日引け後に５－７月期決算（第２四半期）を発表した。

　アナリストからは、戦略の成果が出始めているものの、関税対応の値上げで解約増が懸念されるとの指摘も出ている。「戦略は成果を上げ始めており、アクティブ会員数は１３．４％増加、顧客維持率も改善した。ただし、関税の影響を相殺するために、８月に導入した１点あたり２ドルの値上げが解約率を押し上げる可能性がある」と述べている。

　また、「経営陣は２桁の会員数の成長を見込み、バランスシート強化も進めている。ただし、フリーキャッシュフロー（ＦＣＦ）の赤字予想は下方修正される可能性がある」とも述べている。

（５－７月・第２四半期）
・１株損益：6.55ドルの赤字
・売上高：8090万ドル　2.5％増
・EBITDA（調整後）：360万ドル　74％減
・アクティブ会員数：14万6373人　13％増

（８－１０月・第３四半期見通し）
・売上高：8200～8400万ドル

【企業概要】
　eコマースを通じて、サブスクリプションベースで消費者にアパレル・アクセサリのレンタルと返却用サービスを提供し、再販サービスを通じて商品の購入も可能にする。イブニングウェアやアクセサリー、プレタポルテ、ワークウェア、ジュエリー、ハンドバッグ、その他幅広い商品を取り扱う。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース