2025年11月24日 22時48分
ダウ先物は上昇 感謝祭ウィークの中、失速したAI関連株が反発試みる=米国株
米株価指数先物(12月限)(NY時間08:35)(日本時間22:35)
ダウ先物 46478(+157.00 +0.34%)
S&P500 6663.50(+43.25 +0.65%)
ナスダック100先物 24544.75(+239.25 +0.98%)
きょうの米株価指数先物市場、ダウ先物が上昇しているほか、S&P500、ナスダック100も上昇。IT・ハイテク株が時間外で上昇しており、アルファベット<GOOG><GOOGL>とテスラ<TSLA>が牽引。
今週は感謝祭ウィークで取引日数も少ない中、失速したAI関連株が反発を試みている。今週の米株式市場は感謝祭で木曜が休場、金曜は短縮取引となる。
FOMCで影響力のあるウィリアムズNY連銀総裁が12月利下げの可能性を示唆したことで、金曜に米株式市場は反発。その流れを本日も継続しようとしている。
しかし、11月以降の急落で上値は依然重く、AI関連の高バリュエーション見直し圧力も依然として続いている。また、FRBについてもウィリアムズ総裁は利下げに含みを持たせているものの、他の多くのFOMC委員は利下げへの慎重姿勢を継続している。
11月終盤も楽観視はできず、今週は感謝祭ウィークで徐々に商いが細る中、12月FOMCまで大きな材料が乏しいため、ボラティリティが高まる可能性がある。
一部からは「投資家は雑音を嫌い、確実性を求めるが、今の市場はそれを提供できない」との声も聞かれる。
今週の注目イベントとしては、火曜日の10月分の米小売売上高と生産者物価指数(PPI)が発表され、いずれも年内最後のFOMCに向けた市場の期待形成に影響を与えそうだ。
バイオジェン<BIIB>が時間外で上昇。ノボ・ノルディスクが「オゼンピック」の経口薬がアルツハイマー病の進行抑制に失敗したと発表したと発表したことが材料視されている。
テスラ<TSLA>が時間外で上昇。マスクCEOが日曜日にⅩで、「AI5チップの設計工程が最終段階に近づいており、車両やデータセンターに搭載する次世代チップAI6の開発にも着手している」と投稿した。
アルファベット<GOOG><GOOGL>が本日も時間外で上昇しており、マグニフィセント7の上げを牽引。金曜日には時価総額で米企業3位の座をマイクロソフト<MSFT>から奪回した。最新の「ジェミニ3」への期待を背景に株価は急騰している。
MPマテリアルズ<MP>が時間外で反発。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を75ドルに設定した。先週末終値よりも36%高い水準。
中国のアリババ<BABA>が時間外のNY市場で上昇。主力モバイルAIアプリ「千問(クウェン)」が、刷新後1週間でダウンロード数が1000万件を超えた。
(NY時間08:45)(日本時間22:45)時間外
バイオジェン<BIIB> 183.50(+8.20 +4.68%)
MPマテリアルズ<MP> 57.40(+2.13 +3.85%)
アリババ<BABA> 159.10(+6.17 +4.03%)
アップル<AAPL> 272.40(+0.91 +0.34%)
マイクロソフト<MSFT> 473.76(+1.64 +0.35%)
アマゾン<AMZN> 223.65(+2.96 +1.34%)
アルファベットC<GOOG> 311.20(+11.55 +3.85%)
アルファベットA<GOOGL> 311.22(+11.56 +3.86%)
テスラ<TSLA> 399.05(+7.96 +2.04%)
メタ<META> 601.02(+6.77 +1.14%)
エヌビディア<NVDA> 180.07(+1.19 +0.67%)
AMD<AMD> 206.26(+2.48 +1.22%)
イーライリリー<LLY> 1052.65(-7.05 -0.67%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ダウ先物 46478(+157.00 +0.34%)
S&P500 6663.50(+43.25 +0.65%)
ナスダック100先物 24544.75(+239.25 +0.98%)
きょうの米株価指数先物市場、ダウ先物が上昇しているほか、S&P500、ナスダック100も上昇。IT・ハイテク株が時間外で上昇しており、アルファベット<GOOG><GOOGL>とテスラ<TSLA>が牽引。
今週は感謝祭ウィークで取引日数も少ない中、失速したAI関連株が反発を試みている。今週の米株式市場は感謝祭で木曜が休場、金曜は短縮取引となる。
FOMCで影響力のあるウィリアムズNY連銀総裁が12月利下げの可能性を示唆したことで、金曜に米株式市場は反発。その流れを本日も継続しようとしている。
しかし、11月以降の急落で上値は依然重く、AI関連の高バリュエーション見直し圧力も依然として続いている。また、FRBについてもウィリアムズ総裁は利下げに含みを持たせているものの、他の多くのFOMC委員は利下げへの慎重姿勢を継続している。
11月終盤も楽観視はできず、今週は感謝祭ウィークで徐々に商いが細る中、12月FOMCまで大きな材料が乏しいため、ボラティリティが高まる可能性がある。
一部からは「投資家は雑音を嫌い、確実性を求めるが、今の市場はそれを提供できない」との声も聞かれる。
今週の注目イベントとしては、火曜日の10月分の米小売売上高と生産者物価指数(PPI)が発表され、いずれも年内最後のFOMCに向けた市場の期待形成に影響を与えそうだ。
バイオジェン<BIIB>が時間外で上昇。ノボ・ノルディスクが「オゼンピック」の経口薬がアルツハイマー病の進行抑制に失敗したと発表したと発表したことが材料視されている。
テスラ<TSLA>が時間外で上昇。マスクCEOが日曜日にⅩで、「AI5チップの設計工程が最終段階に近づいており、車両やデータセンターに搭載する次世代チップAI6の開発にも着手している」と投稿した。
アルファベット<GOOG><GOOGL>が本日も時間外で上昇しており、マグニフィセント7の上げを牽引。金曜日には時価総額で米企業3位の座をマイクロソフト<MSFT>から奪回した。最新の「ジェミニ3」への期待を背景に株価は急騰している。
MPマテリアルズ<MP>が時間外で反発。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を75ドルに設定した。先週末終値よりも36%高い水準。
中国のアリババ<BABA>が時間外のNY市場で上昇。主力モバイルAIアプリ「千問(クウェン)」が、刷新後1週間でダウンロード数が1000万件を超えた。
(NY時間08:45)(日本時間22:45)時間外
バイオジェン<BIIB> 183.50(+8.20 +4.68%)
MPマテリアルズ<MP> 57.40(+2.13 +3.85%)
アリババ<BABA> 159.10(+6.17 +4.03%)
アップル<AAPL> 272.40(+0.91 +0.34%)
マイクロソフト<MSFT> 473.76(+1.64 +0.35%)
アマゾン<AMZN> 223.65(+2.96 +1.34%)
アルファベットC<GOOG> 311.20(+11.55 +3.85%)
アルファベットA<GOOGL> 311.22(+11.56 +3.86%)
テスラ<TSLA> 399.05(+7.96 +2.04%)
メタ<META> 601.02(+6.77 +1.14%)
エヌビディア<NVDA> 180.07(+1.19 +0.67%)
AMD<AMD> 206.26(+2.48 +1.22%)
イーライリリー<LLY> 1052.65(-7.05 -0.67%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース