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    2025年11月19日 3時55分

    明日はエヌビディア決算 安心感を与えるか、バブル懸念を強めるか、重要な局面に=米国株個別

    (NY時間13:53)(日本時間03:53)
    エヌビディア<NVDA> 184.29(-2.31 -1.24%)

     世界で最も時価総額が高い企業となったエヌビディア<NVDA>が明日の引け後に8-10月期(第3四半期)の決算を公表する。AIブームに安心感を与えるのか、それとも、バブル懸念を強めるのかが試される重要な局面にある。

     フアンCEOは先月末、今後数四半期で5000億ドルの売上高を生む受注を抱えており、新たな設備投資の効果が、顧客企業においてより明確に表れ始めていると述べていた。それでもAIバブルへの懸念が、本日を含めて、株価急落を招いており、投資家はAI絡みの巨額設備投資が供給過剰を生むのではないかと恐れている。

     市場は今回の決算で、AI関連の巨額な設備投資が今後も持続可能であること、そしてエヌビディア自身が今後も、競合他社を圧倒し続けられるという確信を求めている。AMD<AMD>やブロードコム<AVGO>といったライバルが大口顧客を取り込み、エヌビディアのAIチップ支配に風穴を開けようとしている。

     また、エヌビディアが顧客やパートナーと結ぶ取引構造への監視も強まっており、例えば本日発表のマイクロソフト<MSFT>とアンソロピックとの取引のように、IT大手が顧客に投資することで、需要を人工的に作っているのではないかという疑念も台頭している。

     エヌビディアの業績見通しは以下の通り 

    (8-10月期・第3四半期見通し)
    ・1株利益(調整後):1.26ドル
    ・売上高:551.9億ドル
      データセンター:493.1億ドル
      コンピュート:416.1億ドル
      ネットワーキング:77.5億ドル
      ゲーム:44.2億ドル
      プロフェッショナル・ビジュアライゼーション:6.13億ドル
      オートモーティブ:6.22億ドル
      OEM・その他:1.62億ドル
    ・粗利益率(調整後):73.7%
    ・営業利益(調整後):364.6億ドル
    ・研究開発費:46.6億ドル
    ・設備投資:15.9億ドル

    (11-1月期・第4四半期見通し)
    ・売上高:619.8億ドル
    ・粗利益率(調整後):74.6%
    ・設備投資:16.6億ドル

    (26年度通期見通し)
    ・売上高:2079.5億ドル
    ・設備投資:59.6億ドル

    【アナリストのコメント】
     今回の決算は、非常に高い期待値と、AI設備投資への強い疑問の両方を同時に満たさねばならず、それが解消されるのは市場全体のボラティリティが落ち着いた時になるだろう。需要と供給に関する経営陣の説明に期待し、現在の弱気センチメントは逆張りの追い風になることを期待。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美


    株探ニュース