（NY時間13:43）（日本時間02:43）
アップル<AAPL>　236.96（-0.92　-0.39%）

　アップル<AAPL>が先ほど日本時間午前２時からイベントを開始しており、先ほどアイフォーン１７を発表した。新型Ａ１９チップを搭載し、従来より高速かつ効率的に動作する。新しいディスプレイエンジンと強化されたＡＩ向けニューラルエンジンを備え、端末内での大規模言語モデル（ＬＬＭ）の実行速度もさらに向上したと説明。ＣＰＵは６コア、ＧＰＵは５コア構成で、前世代Ａ１８チップよりも２０％高速になるという。

　また、ピーク輝度３０００ニトを実現し、屋外での視認性が大幅に改善。さらに耐久性も強化され、セラミック・シールド２を導入。これは同社が開発した新しいセラミック層で、耐傷性能を向上させている。加えて、７層の反射防止コーティングにより、強い光の下でも画面の可読性が高められている。

　その前にワイヤレスイヤホンの「エアーポッズＰｒｏ３」発表していた。約３年ぶりとなる新型モデルは健康管理機能が追加され、ノイズキャンセリング性能や装着感を改善した。心拍数センサーやＡＩを使ったライブ翻訳機能を搭載している。価格は２４９ドル。同社によると、音楽再生時のバッテリー持続時間は従来の６時間から８時間へ改善したとしている。

　また、新型ウォッチ・ウルトラも発表。衛星接続機能を追加した。

　株価は買戻しも見られ、瞬間的にプラス圏に戻す場面があったものの、アイフォーン１７の発表に移ると再びマイナスに転じている。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美


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