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    2025年4月25日 16時45分

    【クラファン・優待】フード事業起点にペットの“一生に寄り添う”インフラ構築へ PETOKOTO、5月7日募集開始

     高付加価値のペットフード事業を手掛ける株式会社PETOKOTO(東京都渋谷区)が、株式投資型クラウドファンディング(普通株式型)による出資を募集します。申し込みは5月7日19時30分開始を予定しています。

    ・ 普通株式型
    ・ 目標募集額:1000万円、上限募集額:5000万円
    ・ VC出資実績あり
    ・ 事業会社/CVC出資実績あり
    ・ エンジェル出資実績あり
    ・ 2回目(1回目は3500万円調達)
    ・ 株主優待あり:ペトコトフーズ全商品の割引クーポンなど
    ・ みなし時価総額:31億5741万6240円
    ・ 類似上場企業:WOLVES HAND <194A> [東証G]、日本動物高度医療センター <6039> [東証G]、ペットゴー <7140> [東証G]、はごろもフーズ <2831> [東証S]、エコートレーディング <7427> [東証S]
    ※「みなし時価総額」はミンカブ編集部が「発行済み株式数×募集株式の払込金額」により試算

    ペットの幸せな一生のための「コンシェルジュ」に

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    (出典:イークラウド)

     PETOKOTOによると、日本ではペットを飼う家庭は年々減っている一方でペット関連市場は拡大。この“逆転現象”の背景には「ペットと人との関係性の変化」があるといいます。

     犬や猫はリビングで共に時間を過ごし、心を通わせるかけがえのない「家族」であり、その「家族」のために良いものへの支出を惜しまない人々が市場の拡大を支えているそうです。

     同社は「ペットが幸せな一生を送るためのコンシェルジュ」となるべく、現在はフード事業「ペトコトフーズ」を主軸に事業領域の拡張を進めています。

     ペトコトフーズは従来のドライフードとは異なり、人間が食べる物と同じ品質基準の新鮮な肉や野菜を原材料に使用、スチーム加熱と急速冷凍で、旨み、香り、栄養素をキープしています。

     獣医師がレシピ開発に関与し、ペットの健康を科学的根拠に基づいてサポートする点が特徴であり、獣医師に相談できる体制も整備。2020年の販売開始初年度に、各種フードでは最速の累計1000万食を突破し、サブスクの継続率約93%と高い水準を維持しています。

     ペトコトフーズは、高付加価値商品を企画から販売まで一貫して提供することで高い利益率を実現する、同社の成長ドライバーであり、平均限界利益率(※)は約41%と、2024年の全業種中央値28.7%、食料品中央値26.2%をともに上回っているそうです。

    ※限界利益率:売上高に占める限界利益(売上高から変動費を除いた金額)の割合。限界利益率が高いほど、手元に利益が残りやすく、固定費の回収力が高い(同社注)

    ペットコミュニティによるブランディング

     同社はフード事業のほか、業界を越えたアライアンスを通じて医療や金融の領域でも事業を展開しています。

     創業初期から、国内最大級の2つのペットコミュニティを育成しており、これらを通じて醸成したブランディングによって、企業とのアライアンスや事業間の相互送客などを行っています。

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    (出典:イークラウド)

    (1)社会課題解決に挑む「OMUSUBI」

     OMUSUBIは、新しい家族を待つ保護犬猫と迎えたい人とを結ぶマッチングサイトです。同社独自の審査を経た保護団体だけが登録可能で、北海道から沖縄まで288の保護団体(2025年3月末時点)が登録しています。

     殺処分を減らし、幸せに暮らす犬猫を増やしたいという思いで取り組んでおり、今後は保護団体の審査で得た知見を生かした登録制のブリーダーマッチングも計画。事業としての収益性も高めていく方針です。

    (2)送客機能を担う「ペトコトメディア」

     ペトコトメディアは、ペットとの暮らしに関する情報を提供するウェブサイトです。従来のペットメディアは匿名執筆が大半で、透明性や信頼性に欠ける情報もありましたが、ペトコトメディアは獣医師など100人以上の専門家が記事の執筆や監修に関与しています。

     飼い主は健康管理やしつけ、食事などに関する正確な情報を得られるほか、同社の他事業への「入り口」としての役割も。食事の悩みを抱える飼い主には「ペトコトフーズ」を紹介するなど、ペトコトフーズのサイト流入(オーガニック)の約4割を占めています。

    高まる「フレッシュペットフード」の成長

     同社によると、ペットのヘルスケア市場への注目が高まる中、新しく生まれたカテゴリーが「フレッシュペットフード」であり、世界全体で今後、年間10%超の高い成長率が予測され、2030年代初頭に数兆円規模に達する見込みだそうです。

     最大市場である北米では、自然食材を用いた冷凍ペットフードやペットのお菓子を製造するフレッシュペット<FRPT>があり、また、米国最大級のペット用品オンラインサイトを運営するチューイー<CHWY>は動物病院サービスへと事業を拡大しているといいます。

     日本については、フレッシュペットフードとペットサプリメントを合算した市場の年平均成長率は20.8%と推計。大手も同市場に注目しているものの、自社の主力であるドライフードと競合し、否定する可能性もあるフレッシュペットフード市場への参入は難しいと同社は考えています。

     フードやペット用品など直接的なペット市場は2023年度に約1.8兆円となり、ペットの家族化を背景に自動車や住宅・リフォームから介護、葬儀まで人の経済圏にも広がりを見せる巨大な市場への拡大が見込まれるため、同社は今後、フードを主軸に、ヘルスケア領域への参入など事業の多角化を進める方針です。

    今後の成長に向けて

     同社は以下の3つの戦略で、ペットの一生に寄り添うインフラ企業を目指しています。

    (1)高利益率のフード事業を強化。ドライフード市場参入も計画

     足元では、成長ドライバーと位置付けるフード事業の強化に注力しています。

     販路の9割を占める自社ECをリニューアルしたほか、自宅や店舗で管理しやすい常温タイプの商品群を強化し、店舗での販路拡充を推進。顧客単価の向上や顧客獲得数の増加、導入店舗数が前年同期比約1.8倍の400店舗を突破(2024年12月時点)するなど成果を上げています。

     広告投資を抑えたため、2024年9月期は売上が減少しましたが、2025年9月期は2023年9月期を上回る売上高を計画しています。

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    (出典:イークラウド)

     今後は「プロダクト開発」「マーケティング強化」の両輪でフード事業のさらなる伸長を目指すといいます。

     プロダクト開発については、2026年9月期にペットフード市場のメインストリームであるドライフード市場への参入を計画。新規顧客の獲得を加速させつつ、既存顧客のニーズにも応える独自のドライフードで市場を開拓していく方針です。

     開発中のドライフードはフレッシュフードの味や新鮮さと、ドライフードの特徴である手軽さの両立を目指しており、フレッシュフードより低価格で「安心安全なおいしいごはん」をより多くの人へ届ける計画です。

     また、フレッシュフードの強化により、顧客獲得単価(CPA)や顧客生涯価値(LTV)も向上し、顧客1人あたりの採算性を示すユニットエコノミクスが伸長しており、このタイミングでマーケティングを一気に強化し、フレッシュフードの新規顧客獲得を加速していきたい考えです。

    (2)ヘルスケア領域へ本格参入。オフラインの接点強化も

     アライアンスなどを通じて事業領域を広げつつ、次のステップとして2026年春以降、ニーズの高いヘルスケア領域への本格参入を計画中です。

     ペトコトフーズの自社ECで培ってきた知見と顧客層を生かした医薬品のEC販売のほか、2026年春にはクリニック事業の検証開始を計画。クリニックでは、診察時の処方せんに応じてECサイトから医薬品が届く運用により、診療報酬と医薬品販売の売り上げを見込んでいます。

     将来的には、トリミングやペットホテル、トレーニングやリハビリなど多様な機能を有するウェルネス施設として展開していきたい考えです。

    (3)顧客体験を強化し、PETOKOTO経済圏を構築

     同社は、ペトコトフーズとOMUSUBIで計10万件超の顧客IDを有しており、このIDを統合して運用するアプリを開発中で、今後、事業領域を越えた多様なサービスのパーソナライズを加速し、顧客体験を向上させていく計画です。

     例えば、ペトコトメディアの閲覧履歴に応じてカードや保険の提案を通知するなど相互送客や接点を、より強固なものにしていくことを目指しています。

     今夏、卸売り経由で香港市場の調査も計画しており、市場成長率1位のアジア進出も視野に。ペットライフのインフラ企業としてIPOを目指しつつ、親和性の高いペット関連企業やファミリーサービス企業へのM&Aの可能性も想定しています。



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    ※上記の売上計画には海外展開の売上は含まない。

    (出典:イークラウド)

    株主構成

     同社は以下のベンチャーキャピタル、事業会社などから出資を受けています(一部抜粋)。

    ・ニッセイ・キャピタル10号投資事業有限責任組合、ニッセイ・キャピタル11号投資事業有限責任組合(ニッセイ・キャピタル株式会社)
    ・T&Dイノベーション投資事業有限責任組合(Spiral Innovation Partners有限責任事業組合)
    ・CA Startups Internet Fund 2号投資事業有限責任組合(株式会社サイバーエージェント・キャピタル)
    ・ベガコーポレーション <3542> [東証G]
    ・丸井グループ <8252> [東証P]
    ・セレス <3696> [東証P]

    類似上場企業(業態やサービス・製品などで類似性の見られる企業)

    ・WOLVES HAND <194A> [東証G]
    ・日本動物高度医療センター <6039> [東証G]
    ・ペットゴー <7140> [東証G]
    ・はごろもフーズ <2831> [東証S]
    ・エコートレーディング <7427> [東証S]

    株主優待

    【全コース共通(前回募集時に投資した人も対象)】
    ・生涯割引:定期便を通常価格より30%割引
    ・新サービスや新商品の先行告知及び体験・販売
    ・同社の経営に意見を伝えるウェブサイトへのアクセス権
    ・年次総会イベント(オンライン/オフライン)への参加

    【100,000円コース(今回の申し込みで1回のみ)】
    ・ペトコトフーズ全商品どれでも10,000円割引クーポン(5,000円×2枚)

    【200,000円コース(同)】
    ・同20,000円割引クーポン(5,000円×4枚)

    【300,000円コース(同)】
    ・同30,000円割引クーポン(5,000円×6枚)

    【500,000円コース以上(同)】
    ・同40,000円割引クーポン(5,000円×8枚)

    ※優待の詳細はIRで知らせる。「今回の申し込み1回のみ」以外は毎年9月末時点の株主が対象。

    発行者・募集情報

    商号:株式会社PETOKOTO
    所在地:東京都渋谷区桜丘町23番3号篠田ビル3階
    URL:https://corp.petokoto.com/
    代表取締役:大久保泰介
    資本金:30,000,000円
    発行可能株式総数:1,973,638,984株(うち普通株式:1,732,800,000株)
    発行済株式総数:315,741,624株(同:104,868,800株)
    設立年月日:2015年3月23日
    決算期:9月

    募集株式の数(上限)
    普通株式 5,000,000株

    募集株式の払込金額
    1株当たり 10円

    申込期間
    2025年5月7日~5月22日
    ※上記申込期間のうち募集期間は2025年5月7日~5月21日。早期終了の場合、予定した申込期間の最終日よりも早く、申し込みの受付を終了することがある。

    払込期日
    2025年6月9日

    目標募集額
    10,000,000円

    上限募集額
    50,000,000円

    投資金額のコース及び株数
    100,000円コース(10,000株)
    200,000円コース(20,000株)
    300,000円コース(30,000株)
    500,000円コース(50,000株)
    特定投資家向けコース
    1,000,000円コース(100,000株)
    2,000,000円コース(200,000株)
    3,000,000円コース(300,000株)
    5,000,000円コース(500,000株)
    10,000,000円コース(1,000,000株)

    資金使途
    ①調達額1,000万円(目標募集額)の資金使途
    広告宣伝費:500万円
    商品開発:302万円
    手数料:198万円

    ②調達額3,0000万円の資金使途
    広告宣伝費:1,500万円
    商品開発:906万円
    手数料:594万円

    ③調達額5,0000万円(上限募集額)の資金使途
    商品開発:2,010万円
    広告宣伝費:2,000万円
    手数料:990万円

    連絡先
    株式会社PETOKOTO
    03-6555-2833
    payment@petokoto.com

    ※本株式投資型クラウドファンディングの詳細については、イークラウドの下記ページをご覧ください。

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