2024年2月27日 11時37分
話題株ピックアップ【昼刊】:フリー、日立造、Fスターズ
■帝国繊維 <3302> 2,341円 +190 円 (+8.8%) 11:30現在 東証プライム 上昇率2位
帝国繊維<3302>が大幅高となり、昨年来高値を更新した。26日の取引終了後、英投資ファンドのニッポン・アクティブ・バリュー・ファンドによる帝繊維の保有比率が共同保有者とあわせて5%に上ったことが明らかとなった。同日付で財務省に提出された大量保有報告書によると、保有目的には「投資及び経営陣に対する経営の助言並びに状況に応じて重要提案行為等を行うこと」などと記載している。株主側の要請を受けて、帝繊維が株主価値の向上に向けた取り組みを強化するとの思惑が広がり、買いが入ったようだ。報告義務発生日は16日となっている。
■フリー <4478> 3,000円 +234 円 (+8.5%) 11:30現在
フリー<4478>が大幅高で3連騰となり、3000円台に乗せた。同社は26日、クラウド会計ソフト「freee会計」の法人向けプランについて、7月1日より事業規模や目的の機能によって選択可能な5プランに改定すると発表した。これまでは4プランだった。新プランの導入とともに価格も改定する方針で、収益へのポジティブな影響を期待した買いが集まったようだ。新たに中小規模法人向けの「ひとり法人」と「スターター」、「スタンダード」と、中堅企業から大企業向けの「アドバンス」、「エンタープライズ」の5プランを用意する。これまでの「ミニマム」と「ベーシック」、「プロフェッショナル」、「エンタープライズ」の4プランについては7月1日以降は契約できなくなる。従来の「ベーシック」では基本料金は月額3980円(年払い)だったが、「スターター」は月額5480円(同)、「スタンダード」は月額8980円(同)とする。
■日立造船 <7004> 1,245円 +94 円 (+8.2%) 11:30現在 東証プライム 上昇率3位
日立造船<7004>が大幅高で6連騰。日本経済新聞電子版が27日、「日立造船は半導体製造装置に組み込む全固体電池を初めて受注した」と報じた。今後の収益貢献を期待した買いが集まったようだ。報道によると、同社の全固体電池は真空状態で使うことができ、半導体製造の一部工程の短縮につながるという。
■フィックスターズ <3687> 2,010円 +83 円 (+4.3%) 11:30現在
フィックスターズ<3687>が上値追い加速、3連騰でフシ目の2000円大台乗せを果たした。連日の年初来高値更新で2097円まで買われる場面があったが、中長期的にみても2019年7月につけた上場来高値2124円の約4年7カ月ぶりの奪回が視野に入った。顧客企業のソフトウェアを高速化させる技術で優位性を発揮、人工知能(AI)や量子コンピューティング分野でも先駆的存在となっている。27日付の日本経済新聞が量子コンピューターの商用化に向けて国内の産学が2024年度に新会社を立ち上げると報じた。産業界からは日立製作所<6501>や富士通<6702>、NEC<6701>などIT大手をはじめ約10社が参画し、30年度までに新しい方式の高性能商用機の実現を目指す方向にあることが伝わっている。これを受けて量子コンピューター関連に位置付けられる銘柄群に物色の矛先が向いている。
■ミスミグループ本社 <9962> 2,158円 +86 円 (+4.2%) 11:30現在
ミスミグループ本社<9962>がマドを開けて大幅続伸した。26日の取引終了後に発表した1月の連結売上高は前年同月比16.1%増の313億2300万円となった。昨年4月から今年1月までの累計売上高は前年同期比1.6%減だった。1月単月では2ケタの増収で着地したことを受け、見直し買いが集まっている。FA事業の1月の売上高は前年同月比12.2%増の99億500万円、金型部品事業は同29.6%増の70億1300万円、VONA事業は同13.1%増の144億500万円と、いずれも大幅な増収となった。
■第一工業製薬 <4461> 3,545円 +85 円 (+2.5%) 11:30現在
第一工業製薬<4461>が反発し、昨年来高値にツラ合わせした。27日午前10時、分散安定性や耐熱性に優れたカーボンナノチューブ分散液を開発したと発表。これを材料視した買いが株価を押し上げた。今回開発した「エレクセル PCC シリーズ」はカーボンナノチューブのバンドル径が汎用品よりも細く、導電性も高い。電子機器に塗布することで電磁波の遮へい機能を付与できるほか、高容量リチウムイオン二次電池用の導電剤として使用することで、電池の長寿命化を可能にするという。
■パナHD <6752> 1,448.5円 +34.5 円 (+2.4%) 11:30現在
パナソニック ホールディングス<6752>は3日ぶりに反発した。27日、同社傘下のパナソニックエナジーが車載用リチウムイオン電池の生産拡大を目的に、独H&T Rechargeとの間で北米での電池外装缶の長期供給契約を締結したと発表し、好感されたようだ。H&Tはパナソニックエナジーの米ネバダ工場に外装缶を供給しているが、今回の契約により、2024年度に稼働を開始する予定のカンザス工場向けにも供給する。パナソニックエナジーは重点地域である北米での車載電池の生産拡大に向け、材料の現地調達比率の向上につなげる。
■カルビー <2229> 3,225円 +59 円 (+1.9%) 11:30現在
カルビー<2229>は堅調。26日取引終了後、24年3月期配当予想を54円から56円(前期52円)へ上方修正すると発表。これが好感されている。
■日本カーボン <5302> 5,340円 +80 円 (+1.5%) 11:30現在
日本カーボン<5302>が5日ぶり反発。26日の取引終了後、韓国の大手電炉メーカーKISCOとその持ち株会社KISCO Holdingsとの間で資本・業務提携を締結したと発表。これが手掛かりとなっている。KISCOは日本カーボンの主要な取引先の1社。今回の提携によって関係をより強固なものとするとともに、両社のノウハウを結集して鋼材製造時の黒鉛電極消費量を抑制するなど、黒鉛電極の品質の改善に取り組む。
■INPEX <1605> 1,994.5円 +10.5 円 (+0.5%) 11:30現在
INPEX<1605>や石油資源開発<1662>はしっかり。26日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の4月限が前週末比1.09ドル高の1バレル=77.58ドルと上昇した。イエメンの親イラン武装組織フーシによる商船に対する攻撃が続いているほか、イスラエルとイスラム組織ハマスとの戦闘休戦を巡っては、合意に向け不透明感も強く、中東情勢の緊迫を背景に原油価格は底堅い動きとなっている。
■楽天グループ <4755> 764.8円 -23.2 円 (-2.9%) 11:30現在
楽天グループ<4755>が反落した。日本経済新聞電子版が26日の取引終了後、「楽天グループは同社のインターネット通販サイト『楽天市場』における月額の出店料を約3割引き上げる」と報じた。出店料引き上げによる収益性の改善効果を見込んで買い向かう姿勢は広がらず、店舗数の減少による業績面での悪影響を懸念した売りが膨らんだようだ。報道によると、楽天市場の出店料は2008年以降、16年間据え置かれていた。人件費や電気代の上昇などに対応するほか、店舗運営支援を強化して利便性を高めるため、24年6月から適用するという。
■ジーデップ・アドバンス <5885> 13,370円 +3,000 円 (+28.9%) ストップ高 11:30現在
ジーデップ・アドバンス<5885>がカイ気配スタート。26日の取引終了後、豊田通商<8015>グループのネクスティ エレクトロニクスとともにモビリティー業界向けに、最新のGPU(画像処理半導体)で高速化されたエヌビディア<NVDA>のDGXシステムを占有して試すことができるPoC(実現可能性を確かめる概念実証)環境提供サービスを4月1日より始めると発表。AI開発を支援するサービスの今後の成長性を期待した買いが入ったようだ。モビリティー業界では大規模言語モデル(LLM)を活用したAI開発への投資が世界的に旺盛となっている。今回のサービスにより、ユーザーは最新のAI開発検証環境を利用し、投資判断を迅速に行えるようになるという。
■REVOLUTION <8894> 21円 +4 円 (+23.5%) 11:30現在
26日に業績修正を発表。「今期経常を一転黒字に上方修正」が好感された。
REVOLUTION <8894> [東証S] が2月26日大引け後(16:00)に業績修正を発表。24年10月期の連結経常損益を従来予想の1.9億円の赤字→3.8億円の黒字(前期は4億円の赤字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。
⇒⇒REVOLUTIONの詳しい業績推移表を見る
■ユビキタスAI <3858> 600円 +100 円 (+20.0%) ストップ高 11:30現在
ユビキタスAI<3858>が急速人気化。米国株市場では生成AIのシンボルストックとなっているエヌビディア<NVDA>が時価総額を急膨張させ一気に存在感を高めている。東京市場でも人工知能(AI)関連分野で展開を図っている企業群に投資マネーが食指を動かしており、出遅れ株物色の流れが本格化している。そのなかユビAIはIoT分野におけるインテグレーションを展開するが、製造現場のDX化推進を目的としたAIソリューションで実力を発揮。また、昨年11月1日には北九州市に研究開発拠点を設立し、北九州市と半導体ビジネス拡大に向け連携体制を確立するなど、成長分野での戦略に余念がない。量子コンピューターのテーマでも関連有力株の一角に位置付けられている。
■セントラル総合開発 <3238> 602円 +100 円 (+19.9%) ストップ高買い気配 11:30現在
セントラル総合開発<3238>はカイ気配。九電工<1959>が26日取引終了後、持ち分法適用関連会社であるセントラル総の株式を97万6000株(議決権割合10.2%)取得すると発表。資本関係の強化を好感した買いが膨らんでいる。取得日は2月26日。長期的に所有することを目的とする。今回の追加取得により、九電工の持ち株比率は現在の約2割から3割程度に高まる見通し。
■シルバエッグ <3961> 990円 +150 円 (+17.9%) ストップ高 11:30現在
シルバーエッグ・テクノロジー<3961>に物色人気集中。同社は人工知能(AI)を駆使したWeb上のマーケティングサービスを展開、閲覧分析を強みとし、ネット利用者の嗜好に合った製品やサービスを推薦するための技術を顧客企業に提供する。東京市場ではAI関連に位置付けられる中小型株への物色の裾野が広がっており、ニッチ分野で優位性を持つ同社株もその流れに乗る格好となっている。株式需給面では信用買い残が枯れた状態にあり上値が軽いことも、短期資金攻勢の拠りどころとなっているもようだ。
●ストップ高銘柄
AppBank <6177> 153円 +50 円 (+48.5%) ストップ高 11:30現在
EduLab <4427> 375円 +80 円 (+27.1%) ストップ高 11:30現在
山大 <7426> 3,305円 +502 円 (+17.9%) ストップ高 11:30現在
など、7銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース
帝国繊維<3302>が大幅高となり、昨年来高値を更新した。26日の取引終了後、英投資ファンドのニッポン・アクティブ・バリュー・ファンドによる帝繊維の保有比率が共同保有者とあわせて5%に上ったことが明らかとなった。同日付で財務省に提出された大量保有報告書によると、保有目的には「投資及び経営陣に対する経営の助言並びに状況に応じて重要提案行為等を行うこと」などと記載している。株主側の要請を受けて、帝繊維が株主価値の向上に向けた取り組みを強化するとの思惑が広がり、買いが入ったようだ。報告義務発生日は16日となっている。
■フリー <4478> 3,000円 +234 円 (+8.5%) 11:30現在
フリー<4478>が大幅高で3連騰となり、3000円台に乗せた。同社は26日、クラウド会計ソフト「freee会計」の法人向けプランについて、7月1日より事業規模や目的の機能によって選択可能な5プランに改定すると発表した。これまでは4プランだった。新プランの導入とともに価格も改定する方針で、収益へのポジティブな影響を期待した買いが集まったようだ。新たに中小規模法人向けの「ひとり法人」と「スターター」、「スタンダード」と、中堅企業から大企業向けの「アドバンス」、「エンタープライズ」の5プランを用意する。これまでの「ミニマム」と「ベーシック」、「プロフェッショナル」、「エンタープライズ」の4プランについては7月1日以降は契約できなくなる。従来の「ベーシック」では基本料金は月額3980円(年払い)だったが、「スターター」は月額5480円(同)、「スタンダード」は月額8980円(同)とする。
■日立造船 <7004> 1,245円 +94 円 (+8.2%) 11:30現在 東証プライム 上昇率3位
日立造船<7004>が大幅高で6連騰。日本経済新聞電子版が27日、「日立造船は半導体製造装置に組み込む全固体電池を初めて受注した」と報じた。今後の収益貢献を期待した買いが集まったようだ。報道によると、同社の全固体電池は真空状態で使うことができ、半導体製造の一部工程の短縮につながるという。
■フィックスターズ <3687> 2,010円 +83 円 (+4.3%) 11:30現在
フィックスターズ<3687>が上値追い加速、3連騰でフシ目の2000円大台乗せを果たした。連日の年初来高値更新で2097円まで買われる場面があったが、中長期的にみても2019年7月につけた上場来高値2124円の約4年7カ月ぶりの奪回が視野に入った。顧客企業のソフトウェアを高速化させる技術で優位性を発揮、人工知能(AI)や量子コンピューティング分野でも先駆的存在となっている。27日付の日本経済新聞が量子コンピューターの商用化に向けて国内の産学が2024年度に新会社を立ち上げると報じた。産業界からは日立製作所<6501>や富士通<6702>、NEC<6701>などIT大手をはじめ約10社が参画し、30年度までに新しい方式の高性能商用機の実現を目指す方向にあることが伝わっている。これを受けて量子コンピューター関連に位置付けられる銘柄群に物色の矛先が向いている。
■ミスミグループ本社 <9962> 2,158円 +86 円 (+4.2%) 11:30現在
ミスミグループ本社<9962>がマドを開けて大幅続伸した。26日の取引終了後に発表した1月の連結売上高は前年同月比16.1%増の313億2300万円となった。昨年4月から今年1月までの累計売上高は前年同期比1.6%減だった。1月単月では2ケタの増収で着地したことを受け、見直し買いが集まっている。FA事業の1月の売上高は前年同月比12.2%増の99億500万円、金型部品事業は同29.6%増の70億1300万円、VONA事業は同13.1%増の144億500万円と、いずれも大幅な増収となった。
■第一工業製薬 <4461> 3,545円 +85 円 (+2.5%) 11:30現在
第一工業製薬<4461>が反発し、昨年来高値にツラ合わせした。27日午前10時、分散安定性や耐熱性に優れたカーボンナノチューブ分散液を開発したと発表。これを材料視した買いが株価を押し上げた。今回開発した「エレクセル PCC シリーズ」はカーボンナノチューブのバンドル径が汎用品よりも細く、導電性も高い。電子機器に塗布することで電磁波の遮へい機能を付与できるほか、高容量リチウムイオン二次電池用の導電剤として使用することで、電池の長寿命化を可能にするという。
■パナHD <6752> 1,448.5円 +34.5 円 (+2.4%) 11:30現在
パナソニック ホールディングス<6752>は3日ぶりに反発した。27日、同社傘下のパナソニックエナジーが車載用リチウムイオン電池の生産拡大を目的に、独H&T Rechargeとの間で北米での電池外装缶の長期供給契約を締結したと発表し、好感されたようだ。H&Tはパナソニックエナジーの米ネバダ工場に外装缶を供給しているが、今回の契約により、2024年度に稼働を開始する予定のカンザス工場向けにも供給する。パナソニックエナジーは重点地域である北米での車載電池の生産拡大に向け、材料の現地調達比率の向上につなげる。
■カルビー <2229> 3,225円 +59 円 (+1.9%) 11:30現在
カルビー<2229>は堅調。26日取引終了後、24年3月期配当予想を54円から56円(前期52円)へ上方修正すると発表。これが好感されている。
■日本カーボン <5302> 5,340円 +80 円 (+1.5%) 11:30現在
日本カーボン<5302>が5日ぶり反発。26日の取引終了後、韓国の大手電炉メーカーKISCOとその持ち株会社KISCO Holdingsとの間で資本・業務提携を締結したと発表。これが手掛かりとなっている。KISCOは日本カーボンの主要な取引先の1社。今回の提携によって関係をより強固なものとするとともに、両社のノウハウを結集して鋼材製造時の黒鉛電極消費量を抑制するなど、黒鉛電極の品質の改善に取り組む。
■INPEX <1605> 1,994.5円 +10.5 円 (+0.5%) 11:30現在
INPEX<1605>や石油資源開発<1662>はしっかり。26日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の4月限が前週末比1.09ドル高の1バレル=77.58ドルと上昇した。イエメンの親イラン武装組織フーシによる商船に対する攻撃が続いているほか、イスラエルとイスラム組織ハマスとの戦闘休戦を巡っては、合意に向け不透明感も強く、中東情勢の緊迫を背景に原油価格は底堅い動きとなっている。
■楽天グループ <4755> 764.8円 -23.2 円 (-2.9%) 11:30現在
楽天グループ<4755>が反落した。日本経済新聞電子版が26日の取引終了後、「楽天グループは同社のインターネット通販サイト『楽天市場』における月額の出店料を約3割引き上げる」と報じた。出店料引き上げによる収益性の改善効果を見込んで買い向かう姿勢は広がらず、店舗数の減少による業績面での悪影響を懸念した売りが膨らんだようだ。報道によると、楽天市場の出店料は2008年以降、16年間据え置かれていた。人件費や電気代の上昇などに対応するほか、店舗運営支援を強化して利便性を高めるため、24年6月から適用するという。
■ジーデップ・アドバンス <5885> 13,370円 +3,000 円 (+28.9%) ストップ高 11:30現在
ジーデップ・アドバンス<5885>がカイ気配スタート。26日の取引終了後、豊田通商<8015>グループのネクスティ エレクトロニクスとともにモビリティー業界向けに、最新のGPU(画像処理半導体)で高速化されたエヌビディア<NVDA>のDGXシステムを占有して試すことができるPoC(実現可能性を確かめる概念実証)環境提供サービスを4月1日より始めると発表。AI開発を支援するサービスの今後の成長性を期待した買いが入ったようだ。モビリティー業界では大規模言語モデル(LLM)を活用したAI開発への投資が世界的に旺盛となっている。今回のサービスにより、ユーザーは最新のAI開発検証環境を利用し、投資判断を迅速に行えるようになるという。
■REVOLUTION <8894> 21円 +4 円 (+23.5%) 11:30現在
26日に業績修正を発表。「今期経常を一転黒字に上方修正」が好感された。
REVOLUTION <8894> [東証S] が2月26日大引け後(16:00)に業績修正を発表。24年10月期の連結経常損益を従来予想の1.9億円の赤字→3.8億円の黒字(前期は4億円の赤字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。
⇒⇒REVOLUTIONの詳しい業績推移表を見る
■ユビキタスAI <3858> 600円 +100 円 (+20.0%) ストップ高 11:30現在
ユビキタスAI<3858>が急速人気化。米国株市場では生成AIのシンボルストックとなっているエヌビディア<NVDA>が時価総額を急膨張させ一気に存在感を高めている。東京市場でも人工知能(AI)関連分野で展開を図っている企業群に投資マネーが食指を動かしており、出遅れ株物色の流れが本格化している。そのなかユビAIはIoT分野におけるインテグレーションを展開するが、製造現場のDX化推進を目的としたAIソリューションで実力を発揮。また、昨年11月1日には北九州市に研究開発拠点を設立し、北九州市と半導体ビジネス拡大に向け連携体制を確立するなど、成長分野での戦略に余念がない。量子コンピューターのテーマでも関連有力株の一角に位置付けられている。
■セントラル総合開発 <3238> 602円 +100 円 (+19.9%) ストップ高買い気配 11:30現在
セントラル総合開発<3238>はカイ気配。九電工<1959>が26日取引終了後、持ち分法適用関連会社であるセントラル総の株式を97万6000株(議決権割合10.2%)取得すると発表。資本関係の強化を好感した買いが膨らんでいる。取得日は2月26日。長期的に所有することを目的とする。今回の追加取得により、九電工の持ち株比率は現在の約2割から3割程度に高まる見通し。
■シルバエッグ <3961> 990円 +150 円 (+17.9%) ストップ高 11:30現在
シルバーエッグ・テクノロジー<3961>に物色人気集中。同社は人工知能(AI)を駆使したWeb上のマーケティングサービスを展開、閲覧分析を強みとし、ネット利用者の嗜好に合った製品やサービスを推薦するための技術を顧客企業に提供する。東京市場ではAI関連に位置付けられる中小型株への物色の裾野が広がっており、ニッチ分野で優位性を持つ同社株もその流れに乗る格好となっている。株式需給面では信用買い残が枯れた状態にあり上値が軽いことも、短期資金攻勢の拠りどころとなっているもようだ。
●ストップ高銘柄
AppBank <6177> 153円 +50 円 (+48.5%) ストップ高 11:30現在
EduLab <4427> 375円 +80 円 (+27.1%) ストップ高 11:30現在
山大 <7426> 3,305円 +502 円 (+17.9%) ストップ高 11:30現在
など、7銘柄
●ストップ安銘柄
なし
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