2023年5月31日 23時44分
アンバレラが決算受け大幅安 予想を下回る売上高見通しを嫌気=米国株個別
高解像度映像の圧縮処理用半導体を製造するアンバレラ<AMBA>が大幅安。前日引け後に2-4月期決算(第1四半期)を発表し、売上高が予想範囲内だった一方、1株損益は赤字だったものの予想ほどは膨らまなかった。ただ、ガイダンスで予想を下回る売上高見通しを示したことが嫌気されている。同社のワンCEOは声明で「循環的な逆風が持続しており、引き続き業績を圧迫している」と述べていた。
今回の決算を受けてアナリストからの投資判断引き下げも伝わっている。コンピュータビジョン(CV)用チップの分野で、多額の投資が行ったにもかかわらず、中国以外の自動車メーカーでの採用は限定的だった。トラック部門も同様。
人工知能(AI)推論への移行は懸念であり、CV3シリーズによる自動車分野での成功の妨げになる可能性がある。株価の再上昇のためのより意味のある証明を待っていると述べている。
(2-4月・第1四半期)
・1株損益(調整後):-0.15ドル(予想:-0.21ドル)
・売上高:0.62億ドル(予想:0.62億ドル)
・粗利益率(調整後):63.1%(予想:63.0%)
(5-7月・第2四半期見通し)
・売上高:0.60~0.64億ドル(予想:0.67億ドル)
・粗利益率(調整後):62.5~64.5%(予想:63.2%)
(NY時間10:34)
アンバレラ<AMBA> 68.03(-13.93 -17.00%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
今回の決算を受けてアナリストからの投資判断引き下げも伝わっている。コンピュータビジョン(CV)用チップの分野で、多額の投資が行ったにもかかわらず、中国以外の自動車メーカーでの採用は限定的だった。トラック部門も同様。
人工知能(AI)推論への移行は懸念であり、CV3シリーズによる自動車分野での成功の妨げになる可能性がある。株価の再上昇のためのより意味のある証明を待っていると述べている。
(2-4月・第1四半期)
・1株損益(調整後):-0.15ドル(予想:-0.21ドル)
・売上高:0.62億ドル(予想:0.62億ドル)
・粗利益率(調整後):63.1%(予想:63.0%)
(5-7月・第2四半期見通し)
・売上高:0.60~0.64億ドル(予想:0.67億ドル)
・粗利益率(調整後):62.5~64.5%(予想:63.2%)
(NY時間10:34)
アンバレラ<AMBA> 68.03(-13.93 -17.00%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美