2026年10月5日 8時08分
株価指数先物【寄り前】 7万円台回復で目先的なピーク感も、ショートは避ける
大阪12月限ナイトセッション
日経225先物 69760 +1110 (+1.61%)
TOPIX先物 4154.0 +53.5 (+1.30%)
シカゴ日経平均先物 69910 +1260
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
2日の米国市場はNYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が上昇。9月の米雇用統計で非農業部門雇用者数は2万9000人増と前月から伸びが鈍化し、市場予想(8万4000人増程度)を下回った。失業率は4.2%と市場予想(4.1%程度)より高かった。これを受け10月の米連邦公開市場委員会(FOMC)では利上げを見送るとの見方が強まったことが買いに向かわせた。さらに、主要7カ国(G7)首脳が、この日行ったオンライン協議で石油備蓄1億バレルを市場に協調放出することで合意したことも、投資家心理の改善につながった。
NYダウ構成銘柄ではシスコシステムズ<CSCO>、キャタピラー<CAT>、ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>、アルファベット<GOOG>、エヌビディア<NVDA>が買われた。半面、IBM<IBM>、アムジェン<AMGN>、ジョンソン・エンド・ジョンソン<JNJ>、セールスフォース<CRM>、スリーエム<MMM>が軟調。また、NYダウ構成銘柄ではないが、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>やブロードコム<AVGO>、マーベル・テクノロジー<MRVL>などが買われ、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は2.3%超の上昇だった。
シカゴ日経平均先物(円建て)の清算値は、大阪比1260円高の6万9910円だった。2日取引終了後の日経225先物(12月限)のナイトセッションは、日中比340円高の6万8990円で始まった。開始直後につけた6万8880円を安値にロング優勢となり、米国市場の取引開始後には7万0190円と7万円台を回復。買い一巡後は6万9420円まで上げ幅を縮める場面もみられたが、終盤にかけてショートカバーとみられる動きもあり、日中比1110円高の6万9760円でナイトセッションの取引を終えている。
日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形で、ギャップアップから上へのバイアスが強まる展開になりそうだ。ナイトセッションで8月14日の戻り高値(6万9500円)を一気に突破してきたことで、ショートカバーを強めてくる可能性がある。また、同水準が今後支持線として機能してくると、押し目待ち狙いの買い方もエントリーポイントを引き上げてくるだろう。
そのため、短期的な過熱感のほか、7万円台回復でいったんピーク感が浮上する可能性はあるものの、目先的な調整場面では押し目狙いのロング対応に向かわせよう。前週半ばからの強いリバウンドによってショートカバーの流れが強まり、急ピッチの上昇に対するレバレッジ型ETFのヘッジ対応の動きも指数を押し上げてくる要因になりそうだ。そのため、ピーク感からのショートは避けておきたい。
日経225先物は拡大するボリンジャーバンドの+2σ(6万8910円)と+3σ(7万0540円)とのレンジに沿ったリバウンドが意識される。週足では、バンドが収斂から拡大に転じてきた。ナイトセッションで+2σ(6万9750円)を上回ってきており、同バンドを明確に上抜けてくるようだと、+3σ(7万1680円)に接近する場面もあるだろう。
2日の米VIX指数は15.31(1日は16.39)に低下した。原油高や長期金利の上昇が警戒されるなかで1日に17.59まで上昇して、200日移動平均線(18.09)に接近する場面もあった。ただ、2日の下げで25日線(15.74)を下回っており、短期的にはリスク選好に傾きやすい。
2日のNT倍率は先物中心限月で16.74倍(1日は16.68倍)に上昇した。半導体やAI関連株が大きく買われ日経平均型を牽引、75日線(16.46倍)を突破し、+3σ(16.80倍)に接近している。ただし、上昇の中身は半導体株への集中度が非常に高いため、米金利・原油・半導体株のいずれかが崩れると、先物主導で巻き戻しが速くなる可能性があることは念頭に置いておきたい。
株探ニュース
日経225先物 69760 +1110 (+1.61%)
TOPIX先物 4154.0 +53.5 (+1.30%)
シカゴ日経平均先物 69910 +1260
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
2日の米国市場はNYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が上昇。9月の米雇用統計で非農業部門雇用者数は2万9000人増と前月から伸びが鈍化し、市場予想(8万4000人増程度)を下回った。失業率は4.2%と市場予想(4.1%程度)より高かった。これを受け10月の米連邦公開市場委員会(FOMC)では利上げを見送るとの見方が強まったことが買いに向かわせた。さらに、主要7カ国(G7)首脳が、この日行ったオンライン協議で石油備蓄1億バレルを市場に協調放出することで合意したことも、投資家心理の改善につながった。
NYダウ構成銘柄ではシスコシステムズ<CSCO>、キャタピラー<CAT>、ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>、アルファベット<GOOG>、エヌビディア<NVDA>が買われた。半面、IBM<IBM>、アムジェン<AMGN>、ジョンソン・エンド・ジョンソン<JNJ>、セールスフォース<CRM>、スリーエム<MMM>が軟調。また、NYダウ構成銘柄ではないが、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>やブロードコム<AVGO>、マーベル・テクノロジー<MRVL>などが買われ、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は2.3%超の上昇だった。
シカゴ日経平均先物(円建て)の清算値は、大阪比1260円高の6万9910円だった。2日取引終了後の日経225先物(12月限)のナイトセッションは、日中比340円高の6万8990円で始まった。開始直後につけた6万8880円を安値にロング優勢となり、米国市場の取引開始後には7万0190円と7万円台を回復。買い一巡後は6万9420円まで上げ幅を縮める場面もみられたが、終盤にかけてショートカバーとみられる動きもあり、日中比1110円高の6万9760円でナイトセッションの取引を終えている。
日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形で、ギャップアップから上へのバイアスが強まる展開になりそうだ。ナイトセッションで8月14日の戻り高値(6万9500円)を一気に突破してきたことで、ショートカバーを強めてくる可能性がある。また、同水準が今後支持線として機能してくると、押し目待ち狙いの買い方もエントリーポイントを引き上げてくるだろう。
そのため、短期的な過熱感のほか、7万円台回復でいったんピーク感が浮上する可能性はあるものの、目先的な調整場面では押し目狙いのロング対応に向かわせよう。前週半ばからの強いリバウンドによってショートカバーの流れが強まり、急ピッチの上昇に対するレバレッジ型ETFのヘッジ対応の動きも指数を押し上げてくる要因になりそうだ。そのため、ピーク感からのショートは避けておきたい。
日経225先物は拡大するボリンジャーバンドの+2σ(6万8910円)と+3σ(7万0540円)とのレンジに沿ったリバウンドが意識される。週足では、バンドが収斂から拡大に転じてきた。ナイトセッションで+2σ(6万9750円)を上回ってきており、同バンドを明確に上抜けてくるようだと、+3σ(7万1680円)に接近する場面もあるだろう。
2日の米VIX指数は15.31(1日は16.39)に低下した。原油高や長期金利の上昇が警戒されるなかで1日に17.59まで上昇して、200日移動平均線(18.09)に接近する場面もあった。ただ、2日の下げで25日線(15.74)を下回っており、短期的にはリスク選好に傾きやすい。
2日のNT倍率は先物中心限月で16.74倍(1日は16.68倍)に上昇した。半導体やAI関連株が大きく買われ日経平均型を牽引、75日線(16.46倍)を突破し、+3σ(16.80倍)に接近している。ただし、上昇の中身は半導体株への集中度が非常に高いため、米金利・原油・半導体株のいずれかが崩れると、先物主導で巻き戻しが速くなる可能性があることは念頭に置いておきたい。
株探ニュース