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    2026年10月2日 8時00分

    2日の株式相場見通し=利食い優勢も下値堅い展開、米半導体株高が支援

     2日の東京株式市場で、日経平均株価は反落スタートが見込まれるものの、米国市場で半導体株が堅調だったことを支えに、下値の堅い展開となりそうだ。

     前日の米株式市場でNYダウやナスダック総合株価指数は小動きとなったものの、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は1.6%近く上昇した。米長期金利の上昇懸念が全体相場の重荷となり、NYダウはマイナス圏で推移する場面が多かったが、米9月雇用統計の公表前のポジション調整の動きもあって、プラス圏で終了した。米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁がロイター通信のインタビューにおいて、10月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で「追加利上げを決定すべきか、強い意見は持っていない」と発言。米連邦準備制度理事会(FRB)のジェファーソン副議長は講演で、追加利上げを急ぐ必要はないとの認識を示した。追加利上げ観測の後退は、株式相場の下支え要因となったようだ。個別銘柄では、9月30日引け後に決算を発表したマイクロン・テクノロジー<MU>は3%高。ソフトウェア関連株も買われた。シカゴ市場で日経平均先物12月限は6万8520円で引けた。朝方の東京市場ではこの水準が意識され、日経平均は弱含みで始まる公算が大きい。

     日経平均は前日までの2営業日で3475円と急ピッチな上昇をみせ、6万9000円台に接近した。米雇用統計の公表前とあって、主力株に対しては利益確定目的の売りが膨らみやすい局面だ。半面、日銀が10月の金融政策決定会合で連続利上げに踏み切るとの過度な警戒感が和らいだなか、日本株に対しては海外勢の資金流入期待は根強く、AI・半導体関連株を中心に売り込みにくさが意識されている。大引けにかけては様子見ムードが強まりそうだ。

     1日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比20ドル51セント高の5万0926ドル56セントと4日ぶり反発。ナスダック総合株価指数は同10.53ポイント高の2万6871.59だった。

     日程面では、国内では寄り前に9月東京都区部消費者物価指数と8月完全失業率、8月有効求人倍率、9月マネタリーベースが公表される予定。引け後にファーストリテイリング<9983>が9月国内ユニクロ売上推移速報を発表する。海外では米9月雇用統計のほか、ユーロ圏の9月消費者物価指数、米8月製造業新規受注などの発表を控えている。

    出所:MINKABU PRESS