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    2026年9月30日 7時59分

    株価指数先物【寄り前】 押し目待ち狙いで75日線突破を試すロング対応に

    大阪12月限ナイトセッション
    日経225先物 66310 +480 (+0.72%)
    TOPIX先物 4064.5 -2.0 (-0.04%)
    シカゴ日経平均先物 66305 +475
    (注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

     29日の米国市場はNYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が下落。米長期金利の上昇を受けて売り優勢となり、NYダウの下落幅は一時350ドルを超えた。8月の米雇用動態調査(JOLTS)で求人件数(非農業部門)が予想を下回ったほか、9月の米消費者信頼感指数も予想に届かず、低調な経済指標の発表も重荷になった。ただ、ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁が利上げを急がない姿勢を示したことが伝えられると、終盤にかけて NYダウは下落幅を縮めた。

     NYダウ構成銘柄ではボーイング<BA>、アムジェン<AMGN>、キャタピラー<CAT>、メルク<MRK>、アマゾン・ドット・コム<AMZN>が買われた。半面、アップル<AAPL>、ウォルマート<WMT>、ジョンソン・エンド・ジョンソン<JNJ>、ナイキ<NKE>、シェブロン<CVX>が軟調。NYダウ構成銘柄ではないが、マイクロン・テクノロジー<MU>やアームホールディングス<ARM>、サンディスク<SNDK>など半導体株の一角が買われ、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は反発した。

     シカゴ日経平均先物(円建て)の清算値は、大阪比475円高の6万6305円だった。29日取引終了後の日経225先物(12月限)のナイトセッションは、日中比60円安の6万5770円で始まった。6万5670円まで売られた後に切り返し、6万5700円~6万5950円と日中終値を挟んで保ち合いを継続。米国市場の取引開始後にレンジを上抜け、6万6470円まで上げ幅を広げた。買い一巡後はショート優勢のなかで6万6000円台を割り込む場面もみられたが、終盤にかけてロング優勢となり、日中比480円高の6万6310円でナイトセッションの取引を終えた。

     日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形で、買いが先行しそうだ。前日はボリンジャーバンドの+1σ(6万6140円)に接近する局面では戻り待ち狙いのショートが入りやすく、25日移動平均線(6万5180円)を割り込んだ辺りからショートを仕掛ける動きが強まった。ただ、終盤にかけてカバーが強まったことで、プラス圏を回復していた。ナイトセッションでは+1σを上回ってきたことで、抵抗線として機能している75日線(6万6620円)突破を試すロングに向かわせそうだ。

     もっとも、同線は8月半ばの急落局面で割り込んだ後は、強い抵抗線として機能していることもあり、戻り待ち狙いのショートも入りやすいだろう。だが、75日線を明確に上抜けてくると、+2σ(6万7130円)とのレンジに移行することで、ショートカバーの動きも強まりやすいと考えられる。週足では13週線(6万5600円)を中心とした-1σ(6万4050円)と+1σ(6万7180円)とのゾーンであり、13週線を上回っていることで+1σが射程に入ろう。

     まずは日足の+1σ水準での底堅さを見極めながらの押し目待ち狙いのロング対応とし、スキャルピング中心のトレードながら、75日線を捉えてくる局面ではロングが強まりそうだ。そのため、オプション権利行使価格の6万5500円から6万7500円のレンジを想定する。

     29日の米VIX指数は16.04(28日は16.07)に低下した。長期金利の上昇が警戒されるなかで75日線(16.29)を上抜けて16.44まで上昇する場面もあった。その後は、同線を下回って推移し、25日線とのレンジ内での動きになった。

     29日のNT倍率は先物中心限月で16.18倍(28日は16.05倍)に上昇した。+1σ(16.13倍)水準での攻防が続いていたが、一時16.20倍に上昇する場面もみられ、終値でも同バンドを上回ってきた。+2σ(16.30倍)とのレンジに移行する可能性も意識されやすく、+1σ水準での底堅さを見極めつつ、NTロングでのスプレッド狙いに向かわせる可能性もあろう。

    株探ニュース