2026年9月29日 8時12分
株価指数先物【寄り前】 米半導体株安が日経平均型の重荷に
大阪12月限ナイトセッション
日経225先物 65650 +80 (+0.12%)
TOPIX先物 4083.5 -1.5 (-0.03%)
シカゴ日経平均先物 65785 +215
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
28日の米国市場はNYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が下落。トランプ米大統領が停戦を巡るイランの提案を拒否すると伝えられ、イラン情勢を巡る不透明感からWTI原油先物が上昇したことで売りが広がった。米長期金利が一時5.27%と、2007年6月以来の高水準を付けたことも重荷になった。
NYダウ構成銘柄ではプロクター・アンド・ギャンブル<PG>、ナイキ<NKE>、エヌビディア<NVDA>、シャーウィン・ウィリアムズ<SHW>、シェブロン<CVX>が買われた。半面、ボーイング<BA>、セールスフォース<CRM>、IBM<IBM>、ゴールドマン・サックス・グループ<GS>、JPモルガン・チェース<JPM>が軟調。NYダウ構成銘柄ではないが、クアルコム<QCOM>、インテル<INTC>、サンディスク<SNDK>、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>など半導体株の下げが目立ち、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は1.6%下落した。
シカゴ日経平均先物(円建て)の清算値は、大阪比215円高の6万5785円だった。28日取引終了後の日経225先物(12月限)のナイトセッションは、日中比110円高の6万5680円で始まった。その後もロング優勢の流れが続き6万5930円まで買われた後は軟化し、米国市場の取引開始後に6万5150円まで下落幅を広げている。ただ、売り一巡に再びプラス圏を回復すると、6万5980円まで買われる場面もみられた。終盤にかけては持ち高調整に伴うロングの解消により上げ幅を縮め、日中比80円高の6万5650円でナイトセッションの取引を終えた。
日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形で、やや買いが先行しそうだ。トランプ大統領がイランの提案を拒否したことについては、前日の時点で織り込まれているだろう。また、イランが核計画放棄に関して「具体的な進展」を示せば、対イラン制裁を緩和し資産凍結を解除する用意があると、米当局者の話として報じられていることで、原油高を警戒した流れは限られそうだ。
もっとも、日経225先物はナイトセッションで25日移動平均線(6万5170円)とボリンジャーバンドの+1σ(6万6120円)とのレンジで推移しており、大きなトレンドは期待しにくい。米国では1500億ドルの追加の自社株買い枠を発表したエヌビディアは堅調だったが、クアルコムやインテル、サンディスクなど、他の半導体株の弱い値動きが目立っていた。この影響から、アドバンテスト<6857>[東証P]や東京エレクトロン<8035>[東証P]など、指数インパクトの大きい半導体やAI(人工知能)関連株が日経平均型の重荷になろう。
週足では13週線(6万5560円)での攻防をみせているが、バンドが収斂していることで煮詰まり感が意識されやすい。13週線を中心とした-1σ(6万4010円)と+1σ(6万7110円)とのゾーンを想定。
28日の米VIX指数は16.07(25日は14.87)に上昇した。原油高や長期金利の上昇が警戒されるなかで25日線(15.56)を上抜けて始まり、一時16.62まで上昇して75日線(16.29)を上回る場面もあった。その後は、25日線と75日線とのレンジ内での推移をみせており、リスク回避姿勢は強まらないだろう。
28日のNT倍率は先物中心限月で16.05倍(25日は16.12倍)に低下した。一時16.20倍に上昇する場面もみられたが、+1σ(16.15倍)をキープできず、同バンドが抵抗線として意識される形で、NTロングの巻き戻しに向かわせた。本日も半導体株にらみの展開になりそうであり、米国市場の流れからはNTショートに振れやすいだろう。ただ、25日線(15.97倍)が支持線として意識されるようだと、リバランスを狙ったNTロングの組成に向かわせそうである。
株探ニュース
日経225先物 65650 +80 (+0.12%)
TOPIX先物 4083.5 -1.5 (-0.03%)
シカゴ日経平均先物 65785 +215
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
28日の米国市場はNYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が下落。トランプ米大統領が停戦を巡るイランの提案を拒否すると伝えられ、イラン情勢を巡る不透明感からWTI原油先物が上昇したことで売りが広がった。米長期金利が一時5.27%と、2007年6月以来の高水準を付けたことも重荷になった。
NYダウ構成銘柄ではプロクター・アンド・ギャンブル<PG>、ナイキ<NKE>、エヌビディア<NVDA>、シャーウィン・ウィリアムズ<SHW>、シェブロン<CVX>が買われた。半面、ボーイング<BA>、セールスフォース<CRM>、IBM<IBM>、ゴールドマン・サックス・グループ<GS>、JPモルガン・チェース<JPM>が軟調。NYダウ構成銘柄ではないが、クアルコム<QCOM>、インテル<INTC>、サンディスク<SNDK>、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>など半導体株の下げが目立ち、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は1.6%下落した。
シカゴ日経平均先物(円建て)の清算値は、大阪比215円高の6万5785円だった。28日取引終了後の日経225先物(12月限)のナイトセッションは、日中比110円高の6万5680円で始まった。その後もロング優勢の流れが続き6万5930円まで買われた後は軟化し、米国市場の取引開始後に6万5150円まで下落幅を広げている。ただ、売り一巡に再びプラス圏を回復すると、6万5980円まで買われる場面もみられた。終盤にかけては持ち高調整に伴うロングの解消により上げ幅を縮め、日中比80円高の6万5650円でナイトセッションの取引を終えた。
日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形で、やや買いが先行しそうだ。トランプ大統領がイランの提案を拒否したことについては、前日の時点で織り込まれているだろう。また、イランが核計画放棄に関して「具体的な進展」を示せば、対イラン制裁を緩和し資産凍結を解除する用意があると、米当局者の話として報じられていることで、原油高を警戒した流れは限られそうだ。
もっとも、日経225先物はナイトセッションで25日移動平均線(6万5170円)とボリンジャーバンドの+1σ(6万6120円)とのレンジで推移しており、大きなトレンドは期待しにくい。米国では1500億ドルの追加の自社株買い枠を発表したエヌビディアは堅調だったが、クアルコムやインテル、サンディスクなど、他の半導体株の弱い値動きが目立っていた。この影響から、アドバンテスト<6857>[東証P]や東京エレクトロン<8035>[東証P]など、指数インパクトの大きい半導体やAI(人工知能)関連株が日経平均型の重荷になろう。
週足では13週線(6万5560円)での攻防をみせているが、バンドが収斂していることで煮詰まり感が意識されやすい。13週線を中心とした-1σ(6万4010円)と+1σ(6万7110円)とのゾーンを想定。
28日の米VIX指数は16.07(25日は14.87)に上昇した。原油高や長期金利の上昇が警戒されるなかで25日線(15.56)を上抜けて始まり、一時16.62まで上昇して75日線(16.29)を上回る場面もあった。その後は、25日線と75日線とのレンジ内での推移をみせており、リスク回避姿勢は強まらないだろう。
28日のNT倍率は先物中心限月で16.05倍(25日は16.12倍)に低下した。一時16.20倍に上昇する場面もみられたが、+1σ(16.15倍)をキープできず、同バンドが抵抗線として意識される形で、NTロングの巻き戻しに向かわせた。本日も半導体株にらみの展開になりそうであり、米国市場の流れからはNTショートに振れやすいだろう。ただ、25日線(15.97倍)が支持線として意識されるようだと、リバランスを狙ったNTロングの組成に向かわせそうである。
株探ニュース