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    2026年9月8日 15時48分

    話題株ピックアップ【夕刊】(3):ペルセウス、アルマード、EDP

    ■ペルセウス <4882>  163円  +15 円 (+10.1%)  本日終値
     ペルセウスプロテオミクス<4882>が急伸。8日、同社が開発・製品化した研究用抗体・試薬「抗MMAE抗体」を用いたプロトン共役型の膜タンパク質「SLC46A3」による薬物運搬機能の解明結果に関し、東京薬科大学との共著論文が公開されたと発表。これを材料視した買いが入ったようだ。掲載誌は国際科学誌の「Molecular Pharmaceutics」。掲載日は7日。SLC46A3は、乳がん治療薬などの薬効発現や耐性メカニズムに関与する分子として注目されているという。

    ■アルマード <4932>  821円  +51 円 (+6.6%)  本日終値
     アルマード<4932>が大幅反発。7日の取引終了後に、26年9月末株主から株主優待制度を拡充すると発表したことが好感された。現行制度では、毎年9月末日時点で1単元(100株)以上を保有する株主を対象に同社ECサイト上で利用できるクーポンを保有株数に応じて1000~5000円分提供していたが、クーポン金額をそれぞれ2000円増額し3000~7000円分提供する。

    ■イーディーピー <7794>  1,051円  +52 円 (+5.2%)  本日終値
     イーディーピー<7794>は切り返し急。同社は7日の取引終了後、6月16日に発行した行使価額修正条項付新株予約権(第18回新株予約権)の大量行使について開示。9月1日から7日までの間に新株予約権3200個(発行総数の10.67%)が行使され、未行使の新株予約権がゼロとなったと公表した。将来的な株式価値の希薄化リスクが一服したとの受け止めから、買いが優勢となったようだ。月初からの交付株式数は32万株だった。

    ■萩原工業 <7856>  1,998円  +97 円 (+5.1%)  本日終値  東証プライム 上昇率4位
     萩原工業<7856>は大幅続伸し、上場来高値を更新した。7日の取引終了後、26年10月期第3四半期累計(25年11月~26年7月)の連結決算を発表。売上高が251億1000万円(前年同期比4.4%増)、営業利益が18億4100万円(同38.2%増)、最終利益が14億9400万円(同4.0%減)だった。大幅な営業増益を好感した買いが集まった。主力の合成樹脂加工製品事業が業績を牽引。原材料価格高騰に伴う価格改定の浸透や中東情勢を受けた追加需要が増収要因となった。コンクリート補強繊維「バルチップ」については鉱山向けで価格競争が厳しくなるなか、道路舗装向けなどの新たな需要を取り込んだ。一方、前年同期に笠岡工場(岡山県笠岡市)建設に伴い交付決定された補助金を計上した反動により、最終利益は減益で着地した。また、日本政策投資銀行と資本・業務提携契約を締結したと開示。同行を割当予定先として自社株処分を実施する。処分株式数は48万6600株で、振込期日は9月30日。日本政策投資銀行の議決権所有割合は3.32%となる。萩原工業は手取り概算で約9億453万円を調達し、海外生産体制の強化を行う。具体的にはバルチップや包装資材「メルタック」の増産投資の一部に充当することを想定している。そのほか、来期から廃止する予定だった株主優待制度について、保有株式数と継続保有期間を変更して制度を継続すると発表した。来期からの株主優待制度では継続保有期間が1年以上3年未満で、300株以上500株未満を保有する株主に1000円相当の商品又は寄付、500株以上1000株未満を保有する株主に2000円相当の商品又は寄付、1000株以上を保有する株主に3000円相当の商品又は寄付を贈呈。継続保有期間が3年以上の場合は株主優待の相当額が2倍となる。従来と比べ、保有株式が300株未満の株主や継続保有期間が1年未満の株主への優待がなくなった一方、500株以上1000株未満を保有する株主に対する優待の相当額は増えた。

    ■アップガレージグループ <7134>  1,415円  +47 円 (+3.4%)  本日終値
     アップガレージグループ<7134>は大幅高で3日続伸。7日の取引終了後に発表した8月度の月次売上状況(速報)で、直営既存店売上高が前年同月比12.2%増となり、18カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。夏の閑散期にも関わらず多くの顧客が来店したことで、中古タイヤホイール、ライダース用品、カー用品を中心に買い取り及び販売が好調に推移した。なお、直営全店売上高は同23.1%増で、期初から5カ月連続で2割を超える伸長となった。

    ■ツインバード <6897>  689円  +13 円 (+1.9%)  本日終値
     ツインバード<6897>が続伸。7日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、バッファロー<6676>社長の牧寛之氏の株式保有割合が10.27%から11.72%に上昇したことが判明しており、これを受けて需給思惑的な買いが入ったようだ。保有目的は「株主総利回りの最大化が達成されることを期待して保有」としているほか、第三者からの買収提案については「全株主が公平に支配権プレミアムを享受できる取引を支持し、既存株主の利益を毀損し、特定の株主を差別的に取り扱い、またはそれらに類する手続きや取引には反対し、あらゆる手続きをとる」としている。なお、報告義務発生日は9月7日となっている。

    ■YE DIGITAL <2354>  1,448円  +24 円 (+1.7%)  本日終値
     YE DIGITAL<2354>が強含み。同社はきょう、米エヌビディア<NVDA>のシミュレーション対応の世界を構築するための構築済み機能を提供する「NVIDIA Omniverseライブラリ」を活用した次世代デジタルツインプラットフォーム「MMDigitalFactory(エムエムデジタルファクトリー)」を開発し、来年1月に第1弾として工場・物流センターをデジタル空間上に再現する「Assessment(アセスメント)」機能の提供を開始すると発表。これが材料視されたようだ。MMDigitalFactoryは、3つの機能「Assessment」「Simulation」「Optimization」で構成されるデジタルツインプラットフォーム。工場・物流現場をデジタル空間上に再現し、設備増設やレイアウト変更の事前検証、人工知能(AI)を活用した現場最適化を通じて、生産性向上や設備投資の最適化、運用改善を支援するという。

    ■クオンタムS <2338>  128円  +2 円 (+1.6%)  本日終値
     クオンタムソリューションズ<2338>が急動意。携帯システム構築を祖業とし、多角化を図っているが足もとの業績は低迷し「継続企業の前提に関する重要な疑義」が注記されている。だが、株価100円台という低位株の強みを発揮し突発高の習性を有する。目先は個人投資家など短期筋の資金を誘引して水準を一気に切り上げている。同社は7日取引終了後、AIデータセンター事業の本格展開に向け第1弾となる高性能GPUサーバーおよび関連機器の取得にかかわる契約締結に向けた協議を進めることを決議したと発表。契約総額は日本円で約95億1200万円。大阪府内のデータセンターに設置予定としている。これを手掛かり材料に買い人気が集まった。

    ■アズ企画設計 <3490>  3,065円  +35 円 (+1.2%)  本日終値
     アズ企画設計<3490>が3日ぶりに反発。7日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、オーストラリア金融大手のマッコーリー・バンクの株式保有割合が16.36%から19.66%に上昇したことが判明しており、これを受けて需給思惑的な買いが入ったようだ。保有目的は純投資で、報告義務発生日は9月1日となっている。

    ■サイバSOL <436A>  1,139円  +11 円 (+1.0%)  本日終値
     サイバーソリューションズ<436A>が反発。この日、AIを活用したメール誤送信対策サービス「AiSE Guard(アイシーガード)」の提供を開始したと発表しており、好材料視された。今年7月に発表されたたAI活用セキュリティーブランド「AiSE(アイシー)」の第1弾ソリューションとしてリリースされた同サービスは、生成AIを活用した高度な文脈解析により、メール本文や添付ファイルの内容を総合的に分析し、人間の判断に近いレベルで誤送信リスクを評価するのが特徴。従来のキーワードやルールベースの検知では発見が難しかった、宛先ミス、文脈上不自然な送信、機密情報を含む添付ファイルの誤送付などを高精度に検出し、情報漏えいリスクの低減を支援する。

    ●ストップ高銘柄
     誠建設工業 <8995>  2,548円  +500 円 (+24.4%) ストップ高   本日終値
     トミタ電機 <6898>  5,560円  +705 円 (+14.5%) ストップ高   本日終値
     など、3銘柄

    ●ストップ安銘柄
     なし

    株探ニュース