2026年9月8日 5時30分
前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―
■フォーサイド <2330> 110円 (+24円、+27.9%)
フォーサイド <2330> [東証S]が急反騰。前週末4日の取引終了後に、ホームページの制作運営やホスティングサービスなどを展開するマカルーデジタル(東京都世田谷区)の全株式を10月1日付で取得し子会社化すると発表したことが好感された。マカルーデジタルのWeb開発・運用ノウハウと、フォーサイドが有するデジタルコンテンツ、AI関連事業などの事業基盤を掛け合わせることで、グループ全体のデジタル戦略を更に推進するのが狙い。取得価額は7900万円。なお、26年12月期業績に与える影響は精査中としている。
■豊和工 <6203> 1,912円 (+400円、+26.5%) ストップ高
豊和工業 <6203> [東証S]がストップ高。7日午前11時ごろに、産業用 ドローンの開発を手掛けるスタートアップ企業であるProdrone(名古屋市天白区)とのドローン開発・製造に関する連携を強化すると発表しており、好材料視された。両社は、小泉防衛大臣が5月20日にProdroneを訪問した際に発表した「対処型ドローン」の共同開発などを通じて連携しているが、今回、Prodroneが実施する第三者割当増資を引き受けることで連携を強化した。引き受けた株式額は連結純資産の10%未満という。また、Prodroneの量産工場を豊和工の敷地内に設置することで開発・製造に関する連携を強化するとしている。
■トミタ電機 <6898> 4,855円 (+700円、+16.9%) ストップ高
トミタ電機 <6898> [東証S]がストップ高。約4ヵ月半ぶりに年初来高値を更新した。前週末4日取引終了後、上期(2-7月)連結業績予想について売上高を8億7000万円から9億7200万円(前年同期比33.2%増)へ、営業利益を2200万円から4800万円(前年同期4700万円の赤字)へ上方修正すると発表した。顧客の在庫調整の改善や設備投資需要の回復により、 半導体製造装置向けやFA向けで産業機器需要が増加した。原価率の改善や経費削減に努めたことも奏功した。これが好感された。
■アイズ <5242> 2,520円 (+285円、+12.8%)
アイズ <5242> [東証G]が続急騰。同社は4日取引終了後、オンラインファクタリングサービス「レゾナス」の8月の買い取り金額が前月比約10倍となる2億5000万円を突破したと発表。これが株価の刺激材料となったようだ。レゾナスは、法人及び個人事業主の2社間ファクタリングに特化したサービス。7月にサービスを開始して以降、自社が運営するファクタリング会社のクチコミ比較サイト「ファクログ」との連携や、個人事業主・フリーランスへのサービス提供対象の拡大など、幅広い事業者の資金調達ニーズに応える取り組みを進めている。
■日本一ソフト <3851> 1,485円 (+138円、+10.2%)
日本一ソフトウェア <3851> [東証S]が4日ぶり急反騰。同社は7月30日、Nintendo Switch2(ニンテンドースイッチ・ツー)やPlayStation5などに向け、田舎暮らしシミュレーションゲーム「ほの暮しの庭」を発売。ユーザーの支持を集め、今月2日にはダウンロード版を含めて国内累計販売本数が20万本を突破したと発表した。Nintendo Storeにおけるスイッチ2の今年8月の月間ダウンロードソフトランキングでは、3位の「ELDEN RING Tarnished Edition」や2位の「スプラトゥーン レイダース」を抑え、「ほの暮しの庭」は堂々のトップとなっている。日本一ソフトは8月28日の業績予想引き上げ後に株価が急騰し過熱感を強める結果となったものの、新作ゲームのヒットによる収益拡大期待は継続しており、短期的な需給調整を経て再び騰勢を強めた。
■キオクシア <285A> 59,530円 (+5,070円、+9.3%)
東証プライムの上昇率3位。キオクシアホールディングス <285A> [東証P]が3日続急伸。前週末の米国株市場ではNYダウなど主要株価指数は下落したものの、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は3.4%高と大幅高に買われた。特にマイクロン・テクノロジー <MU> やサンディスク <SNDK> などメモリー関連株の上げ足の強さが際立っており、東京市場でも同関連株への追い風が強まった。米国時間3日に国際半導体製造装置材料協会(SEMI)が開示した26年4-6月期の半導体製造装置の世界総販売額は前年同期比23%増の405億3000万ドル(約6兆3000億円)だった。2四半期連続で過去最高を更新し、直近の1-3月期比でも11%増と2ケタ伸長を示していることが分かった。先端半導体の生産設備増強に向けた投資が加速していることを物語っており、半導体製造装置やメモリーメーカーの株価を強く刺激する格好となった。
■オンコリス <4588> 4,950円 (+355円、+7.7%)
オンコリスバイオファーマ <4588> [東証G]が続急伸。遺伝子を改変した特殊なウイルスにより、がん細胞を破壊する食道がん向け治療薬「テロメライシン注」の販売が8月21日より始まった。食道がんのウイルス治療薬の発売は世界初となる。今後の販売拡大に期待が膨らむなか、同社は前週末9月4日の取引終了後、投資家からの主な質問への回答について、開示を行った。このなかでTOPIXへの新規採用要件に関し、取引金融機関より、「年間売買代金回転率0.2以上」及び「浮動株時価総額の累積比率上位96%以内」の両方を充足したとの情報を得ているとコメントしており、投資マネーを誘引する要因となったようだ。なお同社は、「あくまでも取引金融機関からの速報情報」だとしたうえで、今年10月に予定される東証からのTOPIX採用の発表を得た際には、改めて公表する方針だとしている。
■コクサイエレ <6525> 8,929円 (+634円、+7.6%)
KOKUSAI ELECTRIC <6525> [東証P]が急反発。日本経済新聞社が日経平均株価の構成銘柄の定期入れ替えを発表。10月1日からJX金属 <5016> [東証P]、コクサイエレ、カプコン <9697> [東証P]を新規採用する。これが好感されたようだ。一方、コニカミノルタ <4902> [東証P]、ARCHION <543A> [東証P]、カナデビア <7004> [東証P]を除外する。
■ブルーイノベ <5597> 1,460円 (+90円、+6.6%)
ブルーイノベーション <5597> [東証G]が続急伸。5日に放送されたTBSのテレビ番組「情報7daysニュースキャスター」のなかで、ブルーイノベのドローン災害支援活動が紹介され、材料視されたようだ。同社は3日に熊本地震における自社の活動が紹介される予定だとホームページ上で告知。8月5日には、日本UAS産業振興協議会(JUIDA)からの協力要請に基づき、取得映像を関係機関に提供することを通じて災害対応の支援を実施したと公表していた。
■名村造 <7014> 5,080円 (+280円、+5.8%)
名村造船所 <7014> [東証S]が3日続急伸。国土交通省は4日、造船業再生基金の造成後初となる供給確保計画の認定を3件行ったと発表した。うち、1件は名村造と同社グループの函館どつくが申請した計画であり、材料視した買いが集まった。計画では船体の供給能力の向上に資する先進的な施設などの導入に取り組むとしており、最大助成額は約499億円に上る。
■テスHD <5074> 618円 (+30円、+5.1%)
テスホールディングス <5074> [東証P]が5日ぶり急反発。7日午前10時ごろ、NTTドコモビジネスと連携し、太陽光発電設備の遠隔監視を支える通信基盤のセキュリティー強化に取り組むと発表した。NTTドコモビジネスが提供する IoTサービス「docomo business SIGN」を活用することで遠隔監視に用いるIoT機器や通信に対する脅威を検知し、必要に応じて遠隔から通信遮断などの対処が可能になるという。これが材料視されたようだ。
■リガクHD <268A> 1,706円 (+81円、+5.0%)
リガク・ホールディングス <268A> [東証P]が3連騰。前週末の米国株市場では半導体メモリー関連株などに買い戻しの動きが顕在化し、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)を押し上げた。東京市場でもNAND型フラッシュメモリー大手のキオクシアホールディングス <285A> [東証P]が大商いで値を飛ばし、全体相場を牽引した。そうしたなか、キオクシアの設備投資増強で商機を高める銘柄群にも物色の矛先が向いた。リガクHDはNANDフラッシュの製造工程で重要な役割を担うX線計測装置などを手掛けている。
■メガチップス <6875> 11,170円 (+480円、+4.5%)
メガチップス <6875> [東証P]が大幅続伸。7日午後3時ごろ、イスラエルに本社を置くプロティアン・テックス社と次世代ASIC・LSI設計の分野で協業すると発表したことが好材料視された。プロティアン社は、先端エレクトロニクス向けに健全性・性能管理ソリューションを提供する企業で、今回の協業によりプロティアン社が保有するインチップモニタリング及びディープデータ解析技術を、メガチップスの次世代ASIC・LSI設計に活用する。また両社は、AI及び高性能電子システムに使用される先進的なASIC・LSI設計において「deep silicon visibility(シリコン内部の深い可視性)」を実現し、開発・量産から実運用まで、製品ライフサイクル全体にわたる半導体の挙動に関する詳細な知見を提供できるようにするとしている。
■四国電 <9507> 2,140円 (+61.5円、+3.0%)
四国電力 <9507> [東証P]が反発。前週末4日の取引終了後に、子会社である四国電力送配電の託送料金における収入の見通しの変更承認申請が承認されたと発表しており、好材料視された。四国電力送配電では今後、承認された収入の見通しを託送料金へ反映させるため、経済産業大臣に対して26年11月から適用する託送料金単価を定めた託送供給等約款の変更届出を行うとしている。
■旭コン <5268> 918円 (+27円、+3.0%)
旭コンクリート工業 <5268> [東証S]が大幅反発。7日午後1時ごろ、27年3月期の単独業績予想について、営業利益を6億2000万円から7億円(前期比14.9%増)へ、純利益を4億7000万円から5億4000万円(同18.7%増)へ上方修正したことが好感された。売上高は78億円(同2.1%増)の従来見通しを据え置いたものの、足もとで採算性の高い製品の売上構成比が上昇していることに加えて、従来から取り組んでいる採算性を重視した選別受注及び生産効率の向上効果も寄与する。
■ウィルスマ <175A> 664円 (+18円、+2.8%)
Will Smart <175A> [東証G]が反発。同社は7日、WILLER EXPRESS(東京都江東区)ととともに採択された国土交通省の地域交通DX事業に関して、具体的な内容について発表を行った。運行系業務支援システムの新規開発を進めるプロジェクトで、業務の効率化・ペーパレス化や、運行・安全管理及び利用者への情報提供の高度化を図る。9月から12月にかけてシステム開発を実施し、その後来年1月にかけて実証検証を行う予定。来年2月に結果の報告・評価を実施し、他のバス事業者にも展開可能なパッケージサービスの実現を目指すという。AIを活用した運行管理業務の効率化を目指すとあって、開示に反応した買いが入る場面があった。
■エスエムエス <2175> 2,568円 (+50円、+2.0%)
エス・エム・エス <2175> [東証P]が続伸。同社は介護や医療業界向け人材紹介サービスなどを手掛けるほか、介護・障害福祉事業者向け経営支援などにも展開する。アクティビストとして名を馳せる香港の投資ファンド、オアシス・マネジメントが同社株への買い増し姿勢を強めていることが、前週末4日にオアシスが関東財務局に提出した変更報告書で明らかとなった。オアシス側は「発行者の中長期的な企業価値に関連する事業ポートフォリオ戦略、AI及びデータの活用、価格戦略、取締役会の構成などについて、発行者との対話を開始している」ことを明らかにしており、エスエムエスの中期的な企業価値向上に対する期待を背景に、上値を見込んだ投資資金を誘導した。
■インターメス <262A> 1,788円 (+34円、+1.9%)
インターメスティック <262A> [東証P]が続伸。前週末4日の取引終了後に発表した8月度の国内月次売上速報で、主力のZoff事業の既存店売上高は前年同月比7.1%減と2ヵ月連続で前年実績を下回ったものの、織り込み済みとの見方が強い。話題性を伴う販促施策により形成された、前年の高いハードルを上回る集客を獲得できなかったことに加え、天候不良の影響も受けた。ただ、調光レンズの販売は好調に推移しており、高付加価値商品の販売強化に向けた取り組みは着実に進展しているとしている。なお、Zoff事業の全店売上高は同1.8%減だった。
■JX金属 <5016> 3,685円 (+66円、+1.8%)
JX金属 <5016> [東証P]が続伸。日本経済新聞社は前週末4日の取引終了後、日経平均株価の構成銘柄について、定期入れ替えを実施すると発表した。新たに3銘柄を新規採用し、3銘柄を除外する。新規採用銘柄にはJX金属が加わることになり、株価連動型ファンドによる資金流入を期待した買い注文が集まった。新規採用銘柄となったKOKUSAI ELECTRIC <6525> [東証P]とカプコン <9697> [東証P]も高かった。銘柄入れ替えは10月1日に実施する。
■物語コーポ <3097> 5,790円 (+80円、+1.4%)
物語コーポレーション <3097> [東証P]が3日続伸。SMBC日興証券は4日、同社株の目標株価を5800円から8000円に引き上げた。投資評価は3段階で最上位の「1」を継続した。27年6月期の営業利益予想を120億円から135億円(会社計画138億6400万円)、28年6月期の同利益を152億円に引き上げた。国内でロードサイドへの出店により成長が見込まれる数少ない企業と評価。海外展開と新業態のポテンシャルを踏まえると株価に割安感があるとみている。
※7日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
フォーサイド <2330> [東証S]が急反騰。前週末4日の取引終了後に、ホームページの制作運営やホスティングサービスなどを展開するマカルーデジタル(東京都世田谷区)の全株式を10月1日付で取得し子会社化すると発表したことが好感された。マカルーデジタルのWeb開発・運用ノウハウと、フォーサイドが有するデジタルコンテンツ、AI関連事業などの事業基盤を掛け合わせることで、グループ全体のデジタル戦略を更に推進するのが狙い。取得価額は7900万円。なお、26年12月期業績に与える影響は精査中としている。
■豊和工 <6203> 1,912円 (+400円、+26.5%) ストップ高
豊和工業 <6203> [東証S]がストップ高。7日午前11時ごろに、産業用 ドローンの開発を手掛けるスタートアップ企業であるProdrone(名古屋市天白区)とのドローン開発・製造に関する連携を強化すると発表しており、好材料視された。両社は、小泉防衛大臣が5月20日にProdroneを訪問した際に発表した「対処型ドローン」の共同開発などを通じて連携しているが、今回、Prodroneが実施する第三者割当増資を引き受けることで連携を強化した。引き受けた株式額は連結純資産の10%未満という。また、Prodroneの量産工場を豊和工の敷地内に設置することで開発・製造に関する連携を強化するとしている。
■トミタ電機 <6898> 4,855円 (+700円、+16.9%) ストップ高
トミタ電機 <6898> [東証S]がストップ高。約4ヵ月半ぶりに年初来高値を更新した。前週末4日取引終了後、上期(2-7月)連結業績予想について売上高を8億7000万円から9億7200万円(前年同期比33.2%増)へ、営業利益を2200万円から4800万円(前年同期4700万円の赤字)へ上方修正すると発表した。顧客の在庫調整の改善や設備投資需要の回復により、 半導体製造装置向けやFA向けで産業機器需要が増加した。原価率の改善や経費削減に努めたことも奏功した。これが好感された。
■アイズ <5242> 2,520円 (+285円、+12.8%)
アイズ <5242> [東証G]が続急騰。同社は4日取引終了後、オンラインファクタリングサービス「レゾナス」の8月の買い取り金額が前月比約10倍となる2億5000万円を突破したと発表。これが株価の刺激材料となったようだ。レゾナスは、法人及び個人事業主の2社間ファクタリングに特化したサービス。7月にサービスを開始して以降、自社が運営するファクタリング会社のクチコミ比較サイト「ファクログ」との連携や、個人事業主・フリーランスへのサービス提供対象の拡大など、幅広い事業者の資金調達ニーズに応える取り組みを進めている。
■日本一ソフト <3851> 1,485円 (+138円、+10.2%)
日本一ソフトウェア <3851> [東証S]が4日ぶり急反騰。同社は7月30日、Nintendo Switch2(ニンテンドースイッチ・ツー)やPlayStation5などに向け、田舎暮らしシミュレーションゲーム「ほの暮しの庭」を発売。ユーザーの支持を集め、今月2日にはダウンロード版を含めて国内累計販売本数が20万本を突破したと発表した。Nintendo Storeにおけるスイッチ2の今年8月の月間ダウンロードソフトランキングでは、3位の「ELDEN RING Tarnished Edition」や2位の「スプラトゥーン レイダース」を抑え、「ほの暮しの庭」は堂々のトップとなっている。日本一ソフトは8月28日の業績予想引き上げ後に株価が急騰し過熱感を強める結果となったものの、新作ゲームのヒットによる収益拡大期待は継続しており、短期的な需給調整を経て再び騰勢を強めた。
■キオクシア <285A> 59,530円 (+5,070円、+9.3%)
東証プライムの上昇率3位。キオクシアホールディングス <285A> [東証P]が3日続急伸。前週末の米国株市場ではNYダウなど主要株価指数は下落したものの、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は3.4%高と大幅高に買われた。特にマイクロン・テクノロジー <MU> やサンディスク <SNDK> などメモリー関連株の上げ足の強さが際立っており、東京市場でも同関連株への追い風が強まった。米国時間3日に国際半導体製造装置材料協会(SEMI)が開示した26年4-6月期の半導体製造装置の世界総販売額は前年同期比23%増の405億3000万ドル(約6兆3000億円)だった。2四半期連続で過去最高を更新し、直近の1-3月期比でも11%増と2ケタ伸長を示していることが分かった。先端半導体の生産設備増強に向けた投資が加速していることを物語っており、半導体製造装置やメモリーメーカーの株価を強く刺激する格好となった。
■オンコリス <4588> 4,950円 (+355円、+7.7%)
オンコリスバイオファーマ <4588> [東証G]が続急伸。遺伝子を改変した特殊なウイルスにより、がん細胞を破壊する食道がん向け治療薬「テロメライシン注」の販売が8月21日より始まった。食道がんのウイルス治療薬の発売は世界初となる。今後の販売拡大に期待が膨らむなか、同社は前週末9月4日の取引終了後、投資家からの主な質問への回答について、開示を行った。このなかでTOPIXへの新規採用要件に関し、取引金融機関より、「年間売買代金回転率0.2以上」及び「浮動株時価総額の累積比率上位96%以内」の両方を充足したとの情報を得ているとコメントしており、投資マネーを誘引する要因となったようだ。なお同社は、「あくまでも取引金融機関からの速報情報」だとしたうえで、今年10月に予定される東証からのTOPIX採用の発表を得た際には、改めて公表する方針だとしている。
■コクサイエレ <6525> 8,929円 (+634円、+7.6%)
KOKUSAI ELECTRIC <6525> [東証P]が急反発。日本経済新聞社が日経平均株価の構成銘柄の定期入れ替えを発表。10月1日からJX金属 <5016> [東証P]、コクサイエレ、カプコン <9697> [東証P]を新規採用する。これが好感されたようだ。一方、コニカミノルタ <4902> [東証P]、ARCHION <543A> [東証P]、カナデビア <7004> [東証P]を除外する。
■ブルーイノベ <5597> 1,460円 (+90円、+6.6%)
ブルーイノベーション <5597> [東証G]が続急伸。5日に放送されたTBSのテレビ番組「情報7daysニュースキャスター」のなかで、ブルーイノベのドローン災害支援活動が紹介され、材料視されたようだ。同社は3日に熊本地震における自社の活動が紹介される予定だとホームページ上で告知。8月5日には、日本UAS産業振興協議会(JUIDA)からの協力要請に基づき、取得映像を関係機関に提供することを通じて災害対応の支援を実施したと公表していた。
■名村造 <7014> 5,080円 (+280円、+5.8%)
名村造船所 <7014> [東証S]が3日続急伸。国土交通省は4日、造船業再生基金の造成後初となる供給確保計画の認定を3件行ったと発表した。うち、1件は名村造と同社グループの函館どつくが申請した計画であり、材料視した買いが集まった。計画では船体の供給能力の向上に資する先進的な施設などの導入に取り組むとしており、最大助成額は約499億円に上る。
■テスHD <5074> 618円 (+30円、+5.1%)
テスホールディングス <5074> [東証P]が5日ぶり急反発。7日午前10時ごろ、NTTドコモビジネスと連携し、太陽光発電設備の遠隔監視を支える通信基盤のセキュリティー強化に取り組むと発表した。NTTドコモビジネスが提供する IoTサービス「docomo business SIGN」を活用することで遠隔監視に用いるIoT機器や通信に対する脅威を検知し、必要に応じて遠隔から通信遮断などの対処が可能になるという。これが材料視されたようだ。
■リガクHD <268A> 1,706円 (+81円、+5.0%)
リガク・ホールディングス <268A> [東証P]が3連騰。前週末の米国株市場では半導体メモリー関連株などに買い戻しの動きが顕在化し、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)を押し上げた。東京市場でもNAND型フラッシュメモリー大手のキオクシアホールディングス <285A> [東証P]が大商いで値を飛ばし、全体相場を牽引した。そうしたなか、キオクシアの設備投資増強で商機を高める銘柄群にも物色の矛先が向いた。リガクHDはNANDフラッシュの製造工程で重要な役割を担うX線計測装置などを手掛けている。
■メガチップス <6875> 11,170円 (+480円、+4.5%)
メガチップス <6875> [東証P]が大幅続伸。7日午後3時ごろ、イスラエルに本社を置くプロティアン・テックス社と次世代ASIC・LSI設計の分野で協業すると発表したことが好材料視された。プロティアン社は、先端エレクトロニクス向けに健全性・性能管理ソリューションを提供する企業で、今回の協業によりプロティアン社が保有するインチップモニタリング及びディープデータ解析技術を、メガチップスの次世代ASIC・LSI設計に活用する。また両社は、AI及び高性能電子システムに使用される先進的なASIC・LSI設計において「deep silicon visibility(シリコン内部の深い可視性)」を実現し、開発・量産から実運用まで、製品ライフサイクル全体にわたる半導体の挙動に関する詳細な知見を提供できるようにするとしている。
■四国電 <9507> 2,140円 (+61.5円、+3.0%)
四国電力 <9507> [東証P]が反発。前週末4日の取引終了後に、子会社である四国電力送配電の託送料金における収入の見通しの変更承認申請が承認されたと発表しており、好材料視された。四国電力送配電では今後、承認された収入の見通しを託送料金へ反映させるため、経済産業大臣に対して26年11月から適用する託送料金単価を定めた託送供給等約款の変更届出を行うとしている。
■旭コン <5268> 918円 (+27円、+3.0%)
旭コンクリート工業 <5268> [東証S]が大幅反発。7日午後1時ごろ、27年3月期の単独業績予想について、営業利益を6億2000万円から7億円(前期比14.9%増)へ、純利益を4億7000万円から5億4000万円(同18.7%増)へ上方修正したことが好感された。売上高は78億円(同2.1%増)の従来見通しを据え置いたものの、足もとで採算性の高い製品の売上構成比が上昇していることに加えて、従来から取り組んでいる採算性を重視した選別受注及び生産効率の向上効果も寄与する。
■ウィルスマ <175A> 664円 (+18円、+2.8%)
Will Smart <175A> [東証G]が反発。同社は7日、WILLER EXPRESS(東京都江東区)ととともに採択された国土交通省の地域交通DX事業に関して、具体的な内容について発表を行った。運行系業務支援システムの新規開発を進めるプロジェクトで、業務の効率化・ペーパレス化や、運行・安全管理及び利用者への情報提供の高度化を図る。9月から12月にかけてシステム開発を実施し、その後来年1月にかけて実証検証を行う予定。来年2月に結果の報告・評価を実施し、他のバス事業者にも展開可能なパッケージサービスの実現を目指すという。AIを活用した運行管理業務の効率化を目指すとあって、開示に反応した買いが入る場面があった。
■エスエムエス <2175> 2,568円 (+50円、+2.0%)
エス・エム・エス <2175> [東証P]が続伸。同社は介護や医療業界向け人材紹介サービスなどを手掛けるほか、介護・障害福祉事業者向け経営支援などにも展開する。アクティビストとして名を馳せる香港の投資ファンド、オアシス・マネジメントが同社株への買い増し姿勢を強めていることが、前週末4日にオアシスが関東財務局に提出した変更報告書で明らかとなった。オアシス側は「発行者の中長期的な企業価値に関連する事業ポートフォリオ戦略、AI及びデータの活用、価格戦略、取締役会の構成などについて、発行者との対話を開始している」ことを明らかにしており、エスエムエスの中期的な企業価値向上に対する期待を背景に、上値を見込んだ投資資金を誘導した。
■インターメス <262A> 1,788円 (+34円、+1.9%)
インターメスティック <262A> [東証P]が続伸。前週末4日の取引終了後に発表した8月度の国内月次売上速報で、主力のZoff事業の既存店売上高は前年同月比7.1%減と2ヵ月連続で前年実績を下回ったものの、織り込み済みとの見方が強い。話題性を伴う販促施策により形成された、前年の高いハードルを上回る集客を獲得できなかったことに加え、天候不良の影響も受けた。ただ、調光レンズの販売は好調に推移しており、高付加価値商品の販売強化に向けた取り組みは着実に進展しているとしている。なお、Zoff事業の全店売上高は同1.8%減だった。
■JX金属 <5016> 3,685円 (+66円、+1.8%)
JX金属 <5016> [東証P]が続伸。日本経済新聞社は前週末4日の取引終了後、日経平均株価の構成銘柄について、定期入れ替えを実施すると発表した。新たに3銘柄を新規採用し、3銘柄を除外する。新規採用銘柄にはJX金属が加わることになり、株価連動型ファンドによる資金流入を期待した買い注文が集まった。新規採用銘柄となったKOKUSAI ELECTRIC <6525> [東証P]とカプコン <9697> [東証P]も高かった。銘柄入れ替えは10月1日に実施する。
■物語コーポ <3097> 5,790円 (+80円、+1.4%)
物語コーポレーション <3097> [東証P]が3日続伸。SMBC日興証券は4日、同社株の目標株価を5800円から8000円に引き上げた。投資評価は3段階で最上位の「1」を継続した。27年6月期の営業利益予想を120億円から135億円(会社計画138億6400万円)、28年6月期の同利益を152億円に引き上げた。国内でロードサイドへの出店により成長が見込まれる数少ない企業と評価。海外展開と新業態のポテンシャルを踏まえると株価に割安感があるとみている。
※7日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース