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    2026年9月7日 8時07分

    株価指数先物【寄り前】 25日・75日線突破を想定したロング対応

    大阪9月限ナイトセッション
    日経225先物 65830 +810 (+1.24%)
    TOPIX先物 41124.5 +25.5 (+0.62%)
    シカゴ日経平均先物 65830 +810
    (注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

     4日の米国市場は、NYダウ S&P500ナスダックの主要な株価指数が下落。8月の米雇用統計は非農業部門雇用者数が16万2000人増と、市場予想(約5万3000人程度)を大きく上回ったことで、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ確率が上昇した。長期金利の指標となる10年債利回りが一時4.81%をつけたほか、金融政策の影響を受けやすい2年債の利回りが2025年1月以来の高水準をつける場面もみられ、市場の重荷となった。

     NYダウ構成銘柄ではインテル<INTC>、キャタピラー<CAT>、ハネウェル・インターナショナル<HON>、ホーム・デポ<HD>、シスコシステムズ<CSCO>が買われた。半面、アップル<AAPL>、アルファベット<GOOGL>、マイクロソフト<MSFT>、アマゾン・ドット・コム<AMZN>、セールスフォース<CRM>が軟調。なお、NYダウ構成銘柄ではないが、生成AI向けメモリ(HBM)の大幅な増産計画が伝わったマイクロン・テクノロジー<MU>が6%を超える上昇となり、サンディスク<SNDK>やラム・リサーチ<LRCX>など関連銘柄にも買いが波及し、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)の上昇率は3%を超えている。

     シカゴ日経平均先物(円建て)の清算値は、大阪比810円高の6万5830円だった。4日取引終了後の日経225先物(9月限)のナイトセッションは、日中比80円高の6万5100円で始まった。6万5350円辺りまで上昇した後に軟化し、6万4660円まで売られる場面もみられた。ただし、米国市場の取引開始後にリバウンド基調が強まりプラス圏を回復すると、終盤にかけて6万5970円まで買われている。引けにかけては6万5600円~6万5850円辺りで推移し、日中比810円高の6万5830円でナイトセッションの取引を終えた。

     日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形で、買いが先行することになりそうだ。4日の米国市場では主要な株価指数が下落したものの、SOX指数の上昇を受けてアドバンテスト<6857>[東証P]や東京エレクトロン<8035>[東証P]、キオクシアホールディングス<285A>、ソフトバンクグループ<9984>[東証P]といった指数インパクトの大きい半導体やAI(人工知能)関連株の支援材料になることで、日経平均型優位の展開が期待されやすい。

     日経225先物はナイトセッションでボリンジャーバンドの-1σ(6万4800円)を上回っての推移が目立ち、25日移動平均線(6万6160円)が射程に入ってきた。同線を上回ってくると9月2日の大幅に下落した分を吸収してくることで、ショートカバーを誘う可能性がある。また、25日線を捉えてくることにより75日線(6万6900円)や+1σ(6万7530円)が意識されそうである。

     一目均衡表では先週、雲上限と雲下限がクロスする「ねじれ」局面を突破できず、シグナル好転とはならなかったが、ナイトセッションで雲下限(6万5350円)を上回ってきた。雲下限での底堅さを見極めつつ、雲上限が位置する6万6600~6万7100円辺りが意識されそうだ。また、7日の米国市場はレイバー・デーの祝日で休場となるため、海外勢のフローは限られる。薄商いのなかで指数インパクトの大きい半導体やAI関連株の動向次第では、ロングを誘う可能性がありそうだ。そのため、オプション権利行使価格の6万4500円から6万6500円辺りのレンジを想定する。

     4日の米VIX指数は14.53(3日は14.32)に上昇した。一時13.80まで低下して8月14日につけた直近安値(14.18)を下回る場面もみられた。その後は切り返す動きとはなったものの、ボトム圏での推移によってリスク選好に傾きやすいだろう。

     4日のNT倍率は先物中心限月で15.86倍(3日は15.64倍)に上昇した。前日に7月下旬にかけての低下で支持線として機能していた200日線(15.63倍)まで下げてきたこともあり、リバランスが強まった。米国の流れや半導体株に底入れ感が意識されてきたことで、NTショートの巻き戻しに向かわせる可能性がありそうだ。

    株探ニュース