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    2026年9月4日 7時42分

    株価指数先物【寄り前】 -1σ水準での底堅さを見極めつつ押し目狙いのロング対応

    大阪9月限ナイトセッション
    日経225先物 64660 +430 (+0.66%)
    TOPIX先物 4113.5 +7.5 (+0.18%) 
    シカゴ日経平均先物 64560 +330
    (注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

     3日の米国市場は、NYダウS&P500ナスダックの主要な株価指数が上昇。米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事は講演で、「インフレ圧力の鈍化が確認されれば、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利の据え置きを支持する」との発言を受けて早期利上げ観測が後退。米長期金利が低下し、景気敏感株や大型テック株に買いが入った。

     NYダウ構成銘柄ではゴールドマン・サックス・グループ<GS>、セールスフォース<CRM>、マイクロソフト<MSFT>、トラベラーズ<TRV>、ウォルマート<WMT>が買われた。半面、シスコシステムズ<CSCO>、ウォルト・ディズニー<DIS>、マクドナルド<MCD>が軟調。前日に四半期決算を発表したブロードコム<AVGO>が下落したことが重荷になったものの、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は小幅に上昇した。

     シカゴ日経平均先物(円建て)の清算値は大阪比330円高の6万4560円だった。3日取引終了後の日経225先物(9月限)のナイトセッションは、日中比10円安の6万4220円で始まった。その後6万3710円まで下落幅を広げる場面もみられ、売り一巡後は6万3710円~6万4230円辺りでの保ち合いを継続。米国市場の取引開始後にレンジを上抜けると6万4710円まで買われた。終盤にかけては6万4500円~6万4700円辺りでの推移が続き、日中比430円高の6万4660円でナイトセッションの取引を終えた。

     日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形で、買いが先行することになりそうだ。ナイトセッションでボリンジャーバンドの-1σ(6万4610円)を割り込み、一時6万3710円まで売られて-2σ(6万3150円)とのレンジに移行した。ただ、終盤にかけては-1σ水準での底堅さがみられており、同バンドを上回っての推移をみせてくるようだと、押し目待ち狙いのロング対応に向かわせよう。また、週足の-1σ(6万4480円)を上回っての推移が続くようだと、ショートカバーを誘う可能性もある。

     ただ、一目均衡表では雲を下回っての推移が続いている。基準線(6万5280円)、転換線(6万5440円)、雲下限(6万5350円)に接近する局面では強弱感が対立しやすいと考えられ、戻り待ち狙いのショートを誘うことになりそうだ。-1σ水準での攻防が意識されるなか、オプション権利行使価格の6万4000円から6万5000円でのレンジを想定。

     3日の米VIX指数は14.32(2日は15.20)に低下した。一時15.44まで上げる場面もみられたが、その後は25日移動平均線(15.26)が抵抗線として機能する形で下げている。14.23まで低下する場面もみられ、8月28日につけた直近安値(14.13)に接近してきたことでリスク選好に向かわせそうである。

     3日のNT倍率は先物中心限月で15.64倍(2日は15.75倍)に低下した。15.77倍をつける場面もみられたが、その後の下げで15.57倍まで下げており、200日線(15.63倍)を下回ってきた。終盤にかけては同線を支持線とした底堅さもみられていたことで、リバランスに向かわせるかを見極めたいところであり、いったんはNTロングを組成するタイミングになりそうだ。

    株探ニュース