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    2026年9月3日 11時38分

    話題株ピックアップ【昼刊】:ダイナマップ、ニトリHD、テクセンド

    ■ダイナマップ <336A>  1,779円  +300 円 (+20.3%) ストップ高   11:30現在
     ダイナミックマッププラットフォーム<336A>が先日のストップ高に続きこの日も大幅高となり上場来高値を更新している。引き続き自動運転関連として買い人気を集めていることに加えて、この日は9月17日に「TAKANAWA GATEWAY Convention Center」で開催される「dSPACE Japan User Conference 2026(JUC2026)」に同社のソフトウェア技術部の間下健介部長が登壇し、実世界データを活用した自動運転AI開発を提案すると発表したことも好感されているようだ。

    ■ニトリホールディングス <9843>  3,246円  +225 円 (+7.5%)  11:30現在  東証プライム 上昇率トップ
     ニトリホールディングス<9843>が大幅高で4日ぶりに反発している。2日の取引終了後に発表した8月度の月次国内売上高で、既存店売上高が前年同月比4.4%増と2カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。夏の感謝祭や毎月テーマ型セール、テレビCM効果などでダイニング家具、リビングルーム家具、家電・照明、寝具寝装品などの売り上げが好調に推移した。なお、全店売上高は同7.1%増だった。

    ■テクセンドフォトマスク <429A>  3,755円  +205 円 (+5.8%)  11:30現在  東証プライム 上昇率5位
     テクセンドフォトマスク<429A>が上げ幅を拡大している。この日、英プルーデンシャル傘下のイーストスプリング・インベストメンツ(シンガポール)が大量保有報告書を関東財務局に提出した。このなかで、イーストスプリングがテクセンドの株式について新たに5%を超えて保有していることが明らかとなり、思惑視した買いを誘ったようだ。保有割合は5.04%で報告義務発生日は8月31日。保有目的は純投資としている。

    ■プレス工業 <7246>  1,046円  +49 円 (+4.9%)  11:30現在  東証プライム 上昇率9位
     プレス工業<7246>が大幅反発し1990年3月以来約36年6カ月ぶりの高値となっている。2日の取引終了後に、三菱自動車工業<7211>が2日に発表した新型パジェロ向けにフレームを受注したと発表したことが好感されている。三菱自によると、新型パジェロは生産拠点であるタイを皮切りに日本、オーストラリアに投入し、次年度以降、ASEAN、中南米及び中東など世界約100カ国へ順次展開していく計画で、プレス工のタイ拠点がフレームを製造する。なお、既に8月から供給を開始している。

    ■三菱商事 <8058>  5,095円  +235 円 (+4.8%)  11:30現在
     三菱商事<8058>が反発。三井物産<8031>、住友商事<8053>、丸紅<8002>が堅調に推移し、伊藤忠商事<8001>が3日続伸となるなど、大手商社株が頑強ぶりを発揮している。米CNBCが2日、米投資会社バークシャー・ハサウェイ<BRK.B>のグレッグ・アベル最高経営責任者(CEO)へのインタビューを配信した。このなかで投資先である日本の5大商社に関して「何十年も保有する」意向を示しており、市場参加者の関心が向かうこととなったようだ。

    ■三菱重工業 <7011>  3,825円  +101 円 (+2.7%)  11:30現在
     三菱重工業<7011>が堅調推移。NHKが3日未明、三菱重が山口県下関市の市有地を購入し、造船関連を中心とした施設を建設する方向で検討していることが分かった、と報じた。関連する議案が市議会で可決されれば、売却に向けた手続きが進められることになり、会社としては下関の造船所の生産能力向上につなげる狙いがあると伝えている。また三菱重は2日、NEC<6701>と防衛分野での戦略的提携に向けた覚書を締結したと発表している。防衛関連と造船関連での2つの材料が加わるなか、株価は直近で下落基調をみせていたこともあり、値頃感を意識した買いが入った。

    ■日本郵船 <9101>  7,266円  +169 円 (+2.4%)  11:30現在
     日本郵船<9101>や商船三井<9104>、川崎汽船<9107>など海運株が上値指向を強めている。米国とイランの軍事衝突や、イエメンの親イラン武装組織フーシ派による軍事行動を背景に、ホルムズ海峡と紅海の船舶航行を巡る情勢の変化に神経を尖らせる場面が続いている。こうしたなか、中米のパナマ運河では、エルニーニョ現象とみられる降雨量の減少リスクが高まっており、通航制限が実施されることとなった。世界的に海運市況を一段と高める要因となると考えられている。海運株に対しては収益押し上げ効果への思惑から、買いが入ったとみられている。

    ■アクセルHD <402A>  521円  +11 円 (+2.2%)  11:30現在
     アクセルスペースホールディングス<402A>は大幅反発している。2日の取引終了後、同社が運用する地球観測衛星「GRUS(グルース)」で撮影した中分解能光学衛星画像について、欧州エアバス傘下のエアバス・ディフェンス・アンド・スペースと新たに販売パートナーシップ契約を締結したと発表しており、材料視した買いが集まっている。アクセルHDの技術とエアバス社の専門知識及び顧客との強固な関係を組み合わせることで、幅広い業界向けに顧客ニーズに合わせたソリューションを展開していく。

    ■メディパル <7459>  2,974円  +59 円 (+2.0%)  11:30現在
     メディパルホールディングス<7459>が反発している。2日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、英国ロンドンに本拠を置くシルチェスター・インターナショナル・インベスターズによる株式保有割合が11.73%から11.96%に上昇したことが判明しており、需給思惑的な買いが入っているようだ。また、保有目的に発行者に対し臨時株主総会の招集を請求したことを明記しており、特別配当の実施や自社株買いなどを求めているとした。

    ■ユナイテッドアローズ <7606>  2,399円  +23 円 (+1.0%)  11:30現在
     ユナイテッドアローズ<7606>が反発している。2日の取引終了後に発表した8月度の売上概況(速報)で、小売りとネット通販を合わせた既存店売上高が前年同月比8.4%増と11カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。前年に比べ気温の低い日が多かったものの、定価販売、セール販売ともに前年実績をクリアした。特にセール比率の高いネット通販が好調となり、売上高、客数とも大きく伸長した。なお、全社売上高は同11.1%増となった。

    ■NEC <6701>  4,786円  +11 円 (+0.2%)  11:30現在
     NEC<6701>が反発スタート。25日移動平均線近辺での攻防が続いている。同社は2日、三菱重工業<7011>と防衛分野における戦略的提携に向けた覚書を締結したと発表した。AIを活用した新たな防衛手段が求められるなか、作戦計画や指揮統制、無人アセットの領域で連携を強化する。ソフトウェア関連株としての側面を持つNECを巡っては、ビッグデータ管理サービスの米スノーフレイク<SNOW>の株価が2日引け後の決算発表後の時間外取引で急伸し、ソフトウェア関連株への見直し機運が高まっていることもサポート要因となっている。半面、「01銘柄」の大型株とあって、金利の先高観を背景としたファンド経由の売り圧力も警戒され、やや上値の重さが意識される展開となっている。

    ■エービーシー・マート <2670>  2,668円  +4 円 (+0.2%)  11:30現在
     エービーシー・マート<2670>が8日ぶりに反発している。2日の取引終了後に発表した8月度の売上高で、既存店売上高が前年同月比7.0%増と2カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。豪雨や台風など天候に左右されることが多い月だったものの、販促を強化したキッズシューズのコラボ商品や、お盆期間に行ったセールの施策が好評だった。商品別ではサンダルやTシャツ、新作スニーカーが好調だった。なお、全店売上高は同6.5%増だった。

    ■ニチコン <6996>  2,482円  -119 円 (-4.6%)  11:30現在  東証プライム 下落率2位
     ニチコン<6996>は3日続落している。2日の取引終了後、2031年満期ユーロ円建取得条項付転換社債型新株予約権付社債(CB)の発行を発表しており、株式の転換による潜在的な1株利益の希薄化リスクを意識した売りが出ている。調達額は約220億円。大形アルミ電解コンデンサーや導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサーの増産に向けた設備投資などを行う。7月末時点の自己株式を除く発行済み株式総数に対する潜在株式数の比率は9.54%になる見通し。同時にCB発行に伴う株式需給への短期的な影響を緩和するため、取得総数224万8000株または取得総額50億円を上限とする自社株買いを、東京証券取引所における自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で行うと開示。東証の自己株式立会外買付取引情報によると、3日、192万2300株を1株2601円で取得した。

    ■ファーストリテイリング <9983>  68,030円  -2,370 円 (-3.4%)  11:30現在  東証プライム 下落率6位
     ファーストリテイリング<9983>が冴えない。2日の取引終了後に発表した8月度の国内ユニクロ売上速報で、既存店とEコマースを合わせた売上高は前年同月比1.3%減と2カ月ぶりに前年実績を下回ったことが嫌気されている。低い気温や天候不順の影響により、夏物商品の需要が盛り上がらなかった。客単価は同8.6%増となったが、客数が同9.1%減と落ち込んだ。なお、直営店とEコマースを合わせた売上高は同2.2%減だった。

    ■ピアズ <7066>  469円  +42 円 (+9.8%)  11:30現在
     ピアズ<7066>が急伸している。2日の取引終了後に、未定としていた26年9月期の期末一括配当予想を17円にすると発表。前期実績の16円に対しては1円の増配になることが好感されている。

    ●ストップ高銘柄
     モルフォ <3653>  1,315円  +300 円 (+29.6%) ストップ高   11:30現在
     モビルス <4370>  434円  +80 円 (+22.6%) ストップ高   11:30現在
     ブレインズテクノロジー <4075>  1,780円  +300 円 (+20.3%) ストップ高   11:30現在
     アイグリッド <603A>  1,149円  +150 円 (+15.0%) ストップ高   11:30現在
     など、5銘柄

    ●ストップ安銘柄
     なし

    株探ニュース