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    2026年8月27日 18時37分

    株価指数先物【引け後】 エヌビディア決算でロングが膨らむも、25日・75日線とのレンジに落ち着く

    大阪9月限
    日経225先物 66150 -260 (-0.39%)
    TOPIX先物 4117.5 -3.0 (-0.07%)
    ※取引所発表の「清算値(帳入値)」を表示

     日経225先物(9月限)は前日比260円安の6万6150円で取引を終了。寄り付きは6万7000円と、シカゴ日経平均先物の清算値(6万5970円)を上放れる形で買いが先行した。注目されたエヌビディア<NVDA>の決算は予想を上回り、同社株が時間外取引で買われたことで、指数インパクトの大きいキオクシアホールディングス<285A>[東証P]や東京エレクトロン<8035>[東証P]など、半導体やAI(人工知能)関連株が買われ、先回り的にロングが集中した。

     ただ、直後につけた6万7180円を高値にロング解消の動きや戻り待ちのショートが強まるなかで軟化し、前場中盤にかけて6万5770円まで下げ幅を広げる場面もみられた。その後、ランチタイムで買い戻されて、後場の開始直後には6万6510円とプラス圏を回復する場面もあったが、中盤にかけて再び6万6000円を割り込むなど、方向感に欠ける相場展開だった。

     日経225先物は上値抵抗線として意識されていた75日移動平均線(6万6540円)を上抜けて寄り付いたが、現物の寄り付き時には同線を割り込んでおり、早めのロング解消に加え、短期的にショートを誘う形になったようだ。ただ、前場中盤にかけて6万5770円まで売られたものの、25日線(6万5690円)が支持線として機能していることで、前場終盤はショートカバーに向かわせている。

     エヌビディアの時間外の上昇を手掛かりに朝方はロングに傾いたものの、スキャルピング中心のトレードでは、その後のロング解消の動きも速かった。朝方に突破した75日線をキープできなかったことでショートを誘う流れにもなったのだろう。

     半導体やAI関連株については全体的に買い優勢となったものの、アドバンテスト<6857>[東証P]はマイナス圏で推移していた。エヌビディアの決算が材料視されてはいたが、リバランスが中心だったとみられる。米国市場でエヌビディアの決算を受けて半導体株への物色に広がりがみられるかが注目されよう。

     ただ、27日からは米経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)が開かれ、28日には米連邦準備理事会(FRB)のウォーシュ議長が講演する。同議長はこれまで金融政策の先行きを巡る発言を避けていただけに、マーケットの様子見姿勢は強まりそうだ。

     NT倍率は先物中心限月で16.06倍(26日は16.11倍)に低下した。指数インパクトの大きい半導体やAI関連株が買われて日経平均型優位の展開になり、朝方には16.29倍まで上昇して25日線(16.14倍)を上回った。ただ、その後はリバランスの動きをみせたことで、25日線割れからボリンジャーバンドの-1σ(15.91倍)が意識されてきている。

     手口面(9月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が8510枚、ソシエテジェネラル証券が7580枚、バークレイズ証券が3018枚、サスケハナ・ホンコンが1571株、JPモルガン証券が1410枚、フィリップ・キャ証券が1298枚、SBI証券が1246枚、ゴールドマン証券が1213枚、モルガンMUFG証券が1023枚、日産証券が868枚だった。

     TOPIX先物はソシエテジェネラル証券が1万4227枚、ABNクリアリン証券が1万2684枚、バークレイズ証券が1万1586枚、JPモルガン証券が3300枚、モルガンMUFG証券が3200枚、ゴールドマン証券が3091枚、ビーオブエー証券が1750枚、サスケハナ・ホンコンが1716枚、シティグループ証券が1645枚、野村証券が796枚だった。

    株探ニュース