2026年8月25日 8時09分
株価指数先物【寄り前】 半導体株軟調で戻り待ち狙いのショート優勢に
大阪9月限ナイトセッション
日経225先物 65360 -80 (-0.12%)
TOPIX先物 4072.5 -3.5 (-0.08%)
シカゴ日経平均先物 65365 -75
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
24日の米国市場は、NYダウが上昇した一方で、 S&P500、ナスダックは下落。米財務省高官が国債買い入れ消却(バイバック)に1兆ドル前後の原資があるとの見方を示したと報じられた。これを受けた米長期金利の低下や原油先物価格の下落が投資家心理の改善につながり、買い優勢の展開になった。ただ、エヌビディア<NVDA>が2.9%安で終えるなど半導体関連銘柄が下落し、相場の重荷になった。
NYダウ構成銘柄ではビザ<V>、ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>、ウォルト・ディズニー<DIS>、ウォルマート<WMT>、トラベラーズ<TRV>が買われた。半面、エヌビディアのほかキャタピラー<CAT>、ボーイング<BA>、メルク<MRK>、IBM<IBM>が軟調。また、NYダウ構成銘柄ではないがマイクロン・テクノロジー<MU>やアドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>、サンディスク<SNDK>などが売られ、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は2.7%安となっている。
シカゴ日経平均先物(円建て)の清算値は大阪比75円安の6万5365円だった。24日取引終了後の日経225先物(9月限)のナイトセッションは、日中比50円安の6万5390円で始まった。その後はロング優勢の流れからプラスに転じ、6万5950円まで買われた。ただ、米国市場の取引開始後に軟化すると、6万4850円まで下落幅を広げている。売り一巡後は押し目狙いのロングやショートカバーとみられる動きからプラス圏を回復する場面もみられたが戻りは鈍く、日中比80円安の6万5360円でナイトセッションの取引を終えた。
日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形で、やや売りが先行することになりそうだ。ナイトセッションで6万5950円まで買われる場面もみられたが、その後は25日移動平均線(6万5650円)が抵抗線として意識されていた。前日は同線と75日線(6万6430円)とのレンジ内での推移をみせていたが、25日線が抵抗線として機能するとボリンジャーバンドの-1σ(6万3760円)が射程に入ってくるため、戻り待ち狙いのショートを誘いそうである。
米国では半導体株の下げが目立っていた。エヌビディアの大口顧客がAI(人工知能)関連製品の値上げを通知されたと報じられた。顧客サイドのコスト負担が増えるとの見方から、AIインフラ投資を巡る不透明感が意識されたようである。また、エヌビディアは26日の決算発表を前に持ち高調整とみられる売りが続いており、決算発表を通過するまでは売買を手控えさせそうだ。
そのため、指数インパクトの大きいソフトバンクグループ<9984>[東証P]やアドバンテスト<6857>[東証P]、キオクシアホールディングス<285A>[東証P]、東京エレクトロン<8035>[東証P]といった半導体やAI関連株も持ち高調整の動きに向かいやすく、先物市場では仕掛け的なショートが入りやすいだろう。引き続きスキャルピング中心のトレードになるとみられ、売り一巡後のカバー狙いも意識されるものの、戻り待ち狙いのショートが優勢になりそうだ。そのため、6万3750円から6万6500円辺りのレンジを想定。
24日の米VIX指数は15.85(21日は15.13)に上昇した。一時16.06まで切り上げており、25日線(16.27)や75日線(16.95)が意識されてきた。過度なリスク回避姿勢には向かわないだろうが、14日につけた14.18をボトムに緩やかな上昇を見せていることもあり、25日線を捉えてくる動きは警戒しておきたい。
24日のNT倍率は先物中心限月で16.05倍(21日は16.21倍)に低下した。朝方に16.24倍まで上昇する場面もみられたが、その後は25日線(16.18倍)を下回ってきたことでNTショートに振れやすくなった。本日も指数インパクトの大きい半導体やAI関連株が不安定ななかで、相対的にTOPIX型に資金がシフトしやすく、NTショートでのスプレッド狙いに向かわせそうだ。16.00倍を割り込んでくるようだと、200日線(15.61倍)辺りが射程に入るだろう。
株探ニュース
日経225先物 65360 -80 (-0.12%)
TOPIX先物 4072.5 -3.5 (-0.08%)
シカゴ日経平均先物 65365 -75
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
24日の米国市場は、NYダウが上昇した一方で、 S&P500、ナスダックは下落。米財務省高官が国債買い入れ消却(バイバック)に1兆ドル前後の原資があるとの見方を示したと報じられた。これを受けた米長期金利の低下や原油先物価格の下落が投資家心理の改善につながり、買い優勢の展開になった。ただ、エヌビディア<NVDA>が2.9%安で終えるなど半導体関連銘柄が下落し、相場の重荷になった。
NYダウ構成銘柄ではビザ<V>、ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>、ウォルト・ディズニー<DIS>、ウォルマート<WMT>、トラベラーズ<TRV>が買われた。半面、エヌビディアのほかキャタピラー<CAT>、ボーイング<BA>、メルク<MRK>、IBM<IBM>が軟調。また、NYダウ構成銘柄ではないがマイクロン・テクノロジー<MU>やアドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>、サンディスク<SNDK>などが売られ、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は2.7%安となっている。
シカゴ日経平均先物(円建て)の清算値は大阪比75円安の6万5365円だった。24日取引終了後の日経225先物(9月限)のナイトセッションは、日中比50円安の6万5390円で始まった。その後はロング優勢の流れからプラスに転じ、6万5950円まで買われた。ただ、米国市場の取引開始後に軟化すると、6万4850円まで下落幅を広げている。売り一巡後は押し目狙いのロングやショートカバーとみられる動きからプラス圏を回復する場面もみられたが戻りは鈍く、日中比80円安の6万5360円でナイトセッションの取引を終えた。
日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形で、やや売りが先行することになりそうだ。ナイトセッションで6万5950円まで買われる場面もみられたが、その後は25日移動平均線(6万5650円)が抵抗線として意識されていた。前日は同線と75日線(6万6430円)とのレンジ内での推移をみせていたが、25日線が抵抗線として機能するとボリンジャーバンドの-1σ(6万3760円)が射程に入ってくるため、戻り待ち狙いのショートを誘いそうである。
米国では半導体株の下げが目立っていた。エヌビディアの大口顧客がAI(人工知能)関連製品の値上げを通知されたと報じられた。顧客サイドのコスト負担が増えるとの見方から、AIインフラ投資を巡る不透明感が意識されたようである。また、エヌビディアは26日の決算発表を前に持ち高調整とみられる売りが続いており、決算発表を通過するまでは売買を手控えさせそうだ。
そのため、指数インパクトの大きいソフトバンクグループ<9984>[東証P]やアドバンテスト<6857>[東証P]、キオクシアホールディングス<285A>[東証P]、東京エレクトロン<8035>[東証P]といった半導体やAI関連株も持ち高調整の動きに向かいやすく、先物市場では仕掛け的なショートが入りやすいだろう。引き続きスキャルピング中心のトレードになるとみられ、売り一巡後のカバー狙いも意識されるものの、戻り待ち狙いのショートが優勢になりそうだ。そのため、6万3750円から6万6500円辺りのレンジを想定。
24日の米VIX指数は15.85(21日は15.13)に上昇した。一時16.06まで切り上げており、25日線(16.27)や75日線(16.95)が意識されてきた。過度なリスク回避姿勢には向かわないだろうが、14日につけた14.18をボトムに緩やかな上昇を見せていることもあり、25日線を捉えてくる動きは警戒しておきたい。
24日のNT倍率は先物中心限月で16.05倍(21日は16.21倍)に低下した。朝方に16.24倍まで上昇する場面もみられたが、その後は25日線(16.18倍)を下回ってきたことでNTショートに振れやすくなった。本日も指数インパクトの大きい半導体やAI関連株が不安定ななかで、相対的にTOPIX型に資金がシフトしやすく、NTショートでのスプレッド狙いに向かわせそうだ。16.00倍を割り込んでくるようだと、200日線(15.61倍)辺りが射程に入るだろう。
株探ニュース