2026年8月14日 17時52分
来週の株式相場に向けて=TOPIX最高値を邁進、米ゴルディロックスを意識
14日の日経平均株価は前日比405円高の6万8713円と4日続伸。前日の米株高を好感し、一時は1300円近く上昇し6万9600円台まで値を上げる場面もあった。アドバンテスト<6857>が連日の最高値に買われ、ソフトバンクグループ<9984>やキオクシアホールディングス<285A>が上昇した。
そんななか、市場関係者の関心を集めているのが、TOPIXが連日の最高値更新に沸いていることだ。TOPIXはこの日で8連騰となり一時、初の4200台に乗せた。売買代金上位銘柄でも、任天堂<7974>やソニーグループ<6758>が値を飛ばし、サンリオ<8136>やバンダイナムコホールディングス<7832>が買われるなど、「AI・半導体関連相場からの裾野の広がり」(市場関係者)が鮮明となりつつある。
米国では、ナスダック指数に先行しNYダウやS&P500指数が最高値に上昇しており、同様の流れが東京市場にも押し寄せている格好だ。米国では、7月消費者物価指数(CPI)など物価指標が弱めの結果となる一方、7月のISM製造業景況感指数などが堅調だった。9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)では、政策金利は据え置きの確率が足もとで6割へと上昇している。1カ月前は据え置きが2割程度だった。インフレ懸念が後退する一方、景気は底堅いという「ゴルディロックス(適温)相場」への期待感が強まりつつある。
日米の決算発表は一巡し、投資家は夏休みシーズンに入り、来週にかけてはやや手掛かり材料難となることもあり得る。市場参加者が減少していることも、AI・半導体関連に比べボラティリティ(変動率)が低い銘柄を志向する動きに拍車をかけていそうだ。
ただ、再来週の8月下旬にはビッグイベントが予定されている。26日には米半導体大手、エヌビディア<NVDA>の決算がある。また、27~29日には経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」が開かれる。米連邦準備制度理事会(FRB)のウォーシュ議長の講演は高い関心を集めている。両イベントは米国の適温相場を背景にしたTOPIX優勢の状況が続くか、どうかを大きく左右しそうだ。
来週は、海外では17日に米8月ニューヨーク連銀製造業景気指数、18日に米7月鉱工業生産、米7月住宅着工件数、19日に7月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録、20日に米8月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数、21日に米8月S&Pグローバル米国製造業PMIが発表される。18日にホーム・デポ<HD>、キーサイト・テクノロジー<KEYS>、19日にアナログ・デバイセズ<ADI>、ターゲット<TGT>、20日にディア&カンパニー<DE>、ウォルマート<WMT>が決算発表を行う。
国内では、17日に4~6月期GDP、19日に6月機械受注、7月訪日外客数、20日に7月貿易統計、7月首都圏マンション発売、20年債入札、21日に7月消費者物価指数(CPI)が発表される。17日にサニックスホールディングス<4651>、18日にパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス<7532>、19日にあい ホールディングス<3076>が決算発表を行う。来週の日経平均株価の予想レンジは6万7500~7万0500円前後。(岡里英幸)
出所:MINKABU PRESS
そんななか、市場関係者の関心を集めているのが、TOPIXが連日の最高値更新に沸いていることだ。TOPIXはこの日で8連騰となり一時、初の4200台に乗せた。売買代金上位銘柄でも、任天堂<7974>やソニーグループ<6758>が値を飛ばし、サンリオ<8136>やバンダイナムコホールディングス<7832>が買われるなど、「AI・半導体関連相場からの裾野の広がり」(市場関係者)が鮮明となりつつある。
米国では、ナスダック指数に先行しNYダウやS&P500指数が最高値に上昇しており、同様の流れが東京市場にも押し寄せている格好だ。米国では、7月消費者物価指数(CPI)など物価指標が弱めの結果となる一方、7月のISM製造業景況感指数などが堅調だった。9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)では、政策金利は据え置きの確率が足もとで6割へと上昇している。1カ月前は据え置きが2割程度だった。インフレ懸念が後退する一方、景気は底堅いという「ゴルディロックス(適温)相場」への期待感が強まりつつある。
日米の決算発表は一巡し、投資家は夏休みシーズンに入り、来週にかけてはやや手掛かり材料難となることもあり得る。市場参加者が減少していることも、AI・半導体関連に比べボラティリティ(変動率)が低い銘柄を志向する動きに拍車をかけていそうだ。
ただ、再来週の8月下旬にはビッグイベントが予定されている。26日には米半導体大手、エヌビディア<NVDA>の決算がある。また、27~29日には経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」が開かれる。米連邦準備制度理事会(FRB)のウォーシュ議長の講演は高い関心を集めている。両イベントは米国の適温相場を背景にしたTOPIX優勢の状況が続くか、どうかを大きく左右しそうだ。
来週は、海外では17日に米8月ニューヨーク連銀製造業景気指数、18日に米7月鉱工業生産、米7月住宅着工件数、19日に7月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録、20日に米8月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数、21日に米8月S&Pグローバル米国製造業PMIが発表される。18日にホーム・デポ<HD>、キーサイト・テクノロジー<KEYS>、19日にアナログ・デバイセズ<ADI>、ターゲット<TGT>、20日にディア&カンパニー<DE>、ウォルマート<WMT>が決算発表を行う。
国内では、17日に4~6月期GDP、19日に6月機械受注、7月訪日外客数、20日に7月貿易統計、7月首都圏マンション発売、20年債入札、21日に7月消費者物価指数(CPI)が発表される。17日にサニックスホールディングス<4651>、18日にパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス<7532>、19日にあい ホールディングス<3076>が決算発表を行う。来週の日経平均株価の予想レンジは6万7500~7万0500円前後。(岡里英幸)
出所:MINKABU PRESS