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    2026年8月14日 7時46分

    株価指数先物【寄り前】 7万円回復をにらんだ押し目狙いのロング対応

    大阪9月限ナイトセッション
    日経225先物 69140 +880 (+1.28%)
    TOPIX先物 4209.0 +28.5 (+0.68%) 
    シカゴ日経平均先物 69180 +920
    (注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

     13日の米国市場は、NYダウS&P500ナスダックの主要な株価指数が上昇。前日に発表した7月の米消費者物価指数(CPI)は市場予想と一致、この日発表した7月の米卸売物価指数(PPI)が市場予想を下回ったことで、米連邦準備理事会(FRB)による早期利上げ観測が後退したことが買いに向かわせた。また、WTI原油先物価格が1バレル=81ドル台に低下したことも投資家心理の改善につながっている。

     NYダウ構成銘柄ではセールスフォース<CRM>、メルク<MRK>、ナイキ<NKE>、ビザ<V>、ウォルト・ディズニー<DIS>が買われた。半面、決算内容が嫌気されたシスコシステムズ<CSCO>の下落率が8%を超えたほか、ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>、マクドナルド<MCD>、アマゾン・ドット・コム<AMZN>、スリーエム<MMM>が軟調。NYダウ構成銘柄ではないが、サンディスク<SNDK>やマイクロンテクノロジー<MU>など半導体関連の一角が買われ、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は小幅ながら3日続伸となった。

     シカゴ日経平均先物(円建て)の清算値は大阪比920円高の6万9180円だった。13日取引終了後の日経225先物(9月限)のナイトセッションは、日中比40円安の6万8220円で始まった。直後につけた6万8140円を安値に上へのバイアスが強まり、米国市場の取引開始後に6万9550円まで上げ幅を広げる場面もみられた。買い一巡後は終盤にかけて上げ幅を縮め、日中比880円高の6万9140円でナイトセッションの取引を終えた。

     日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形で、買いが先行することになりそうだ。米国ではシスコシステムズの下げがNYダウの重荷になったが、半導体やAI関連株の一角が買われたことで、指数インパクトの大きいアドバンテスト<6857>[東証P]や東京エレクトロン<8035>[東証P]、キオクシアホールディングス<285A>[東証P]などに資金が向かいやすいとみられ、先回り的にロングが入りそうだ。

     日経225先物はナイトセッションでボリンジャーバンドの+1σ(6万8000円)が支持線として機能しており、+2σ(7万0100円)が射程に入ってきている。収れんしていたバンドが拡大に転じてきたことで、+1σは前日の6万7810円から6万8000円、+2σは6万9810円から7万0100円に切り上がってきた。バンドに沿った形でのリバウンド基調が続く可能性があり、押し目待ち狙いの買い意欲は強いだろう。

     また、本日は8月限のオプション特別清算指数算出(マイナーSQ)となる。米国株高の流れもあってSQに絡んだ商いは買い越しになるとみられる。寄り付き後はSQ値が抵抗として意識される可能性はあるものの、無難にSQ値を通過してくるようだと先高期待が高まりやすく、スキャルピング中心のトレードながらもロングが膨らみやすいと考えられる。

     週足では+1σ(6万9500円)を捉えてきた。同バンド接近では戻り待ち狙いのショートを誘う可能性はありそうだが、+1σを上抜けてくるようだと+2σ(7万2070円)とのゾーンに入ってくることもあり、押し目待ち狙いのロングでの対応に向かわせよう。そのため、オプション権利行使価格の6万9000円を挟んでの攻防になりそうだが、6万8000円から7万1000円辺りでのレンジを想定。

     13日の米VIX指数は14.63(12日は14.55)に上昇した。ただ、前日につけた14.39まで下げる場面もみられており、ボトム圏での推移を続けていることでリスク選好に向かわせやすい。

     13日のNT倍率は先物中心限月で16.32倍(12日は16.33倍)に低下した。下向きで推移する25日移動平均線(16.31倍)を上抜けて始まり、一時16.50倍まで切り上がる場面もみられた。75日線(16.60倍)および+1σ(17.05倍)が意識されていたが、後場に入り日銀の早期利上げ観測が浮上。半導体やAI関連株が上げ幅を縮めた一方で、メガバンクなどTOPIX型にシフトするなかでNTロングを巻き戻す形になった。25日線水準での底堅さがみられるようだと、再びNTロングでのスプレッド狙いに向かわせよう。

    株探ニュース