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    2026年8月12日 8時06分

    株価指数先物【寄り前】 13週線を支持線とした押し目待ち狙いのロング対応

    大阪9月限ナイトセッション
    日経225先物 67200 +40 (+0.05%)
    TOPIX先物 4127.0 +10.5 (+0.25%)
    シカゴ日経平均先物 67065 -95
    (注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

     11日の米国市場は、NYダウ S&P500ナスダックの主要な株価指数が下落。イランの国防・外交を統括するレザイ事務局長が、米国がイランの条件を受け入れない限りホルムズ海峡の封鎖は解除されないと表明。イエメンの親イラン武装組織フーシ派による紅海でのサウジアラビア船舶攻撃で死者が出たと報じられるなか、米国・イラン間の和平合意やホルムズ海峡の再開に対する不透明感が強まり、WTI原油先物が1バレル=83ドル台に上昇したことが重荷になった。また、12日に7月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えていることも、持ち高調整の売りに向かわせた。

     NYダウ構成銘柄ではホーム・デポ<HD>、シェブロン<CVX>、IBM<IBM>、キャタピラー<CAT>、JPモルガン・チェース<JPM>が買われた。半面、ハネウェル・インターナショナル<HON>、アルファベット<GOOG>、アマゾン・ドット・コム<AMZN>、ナイキ<NKE>、シスコシステムズ<CSCO>が軟調。NYダウ構成銘柄ではないが、サンディスク<SNDK>やマイクロンテクノロジー<MU>などが買われ、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は反発している。

     シカゴ日経平均先物(円建て)の清算値は、大阪比95円安の6万7065円だった。10日取引終了後の日経225先物(9月限)のナイトセッションは、日中比150円高の6万7310円で始まった。直後につけた6万7600円を高値に軟化し、祝日取引の開始後ほどなくして6万6320円まで売られる場面もみられた。

     ただ、その後はショートカバーが優勢になる形でプラス圏を回復すると、11日の米国市場の開始前後は6万7100円~6万7500円辺りで保ち合いを継続。終盤にかけてレンジを下抜けて6万7000円を割り込む場面もみられたが、引けにかけて買い戻されて、日中比40円高の6万7200円でナイトセッションの取引を終えた。

     日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形で、やや売りが先行しそうだ。ただ、10日の急伸で上回った75日移動平均線(6万5660円)、25日線(6万5800円)が支持線として意識されやすい一方で、ボリンジャーバンドの+1σ(6万7790円)を射程に入れた押し目待ち狙いのロング対応に向かわせそうである。

     週足では13週線(6万6780円)を上回ったことで、同線での底堅さを見極めることになるだろう。13週線が支持線として意識されてくると、+1σ(6万9280円)とのゾーンに入ってくることで6万7000円近辺ではロングを誘う半面、ショートを仕掛けにくくさせそうだ。そのため、オプション権利行使価格の6万6500円から6万8500円のレンジを想定。

     週末には8月のオプション取引の特別清算指数算出(マイナーSQ)を控えていることもあり、積極的にポジションを傾けてくる動きは考えにくい。ただし、75日線や25日線を明確に割り込んでくる局面ではヘッジ対応のショートが膨らむ半面、日足の+1σに接近する場面ではロングが入りやすいだろう。

     11日の米VIX指数は15.28(10日は15.46)に低下した。7日に14.77まで低下し、6月以降のボトム水準に到達したことでリバウンドも意識されやすく、10日には15.72まで反発する場面もみられていた。中東情勢を巡る不透明感は強いものの、ボトム圏での推移をみせていることでリスク選好に向かわせやすい。

     10日のNT倍率は先物中心限月で16.31倍(7日は16.12倍)に上昇した。前週末には15.95倍と-1σ(15.95倍)まで下げる場面もみられたことで、いったんはリバランスが入りやすいタイミングであった。一時16.34倍まで上昇し、中心値の25日線(16.36倍)を捉えていることで、リバランスも一巡感が意識される可能性はあろう。

    株探ニュース