2026年8月12日 5時20分
前日に「買われた株!」総ザライ (1) ―本日につながる期待株は?―
■ワクー <4937> 1,968円 (+400円、+25.5%) ストップ高
Waqoo <4937> [東証G]がストップ高。前週末7日の取引終了後、26年9月期第3四半期累計(25年10月-26年6月)の連結決算発表にあわせて、通期の業績予想の上方修正と株主優待制度の導入を発表し、材料視された。今期の売上高予想は従来の見通しから2億5000万円増額して27億5000万円(前期比40.2%増)、最終利益予想は1億6000万円増額して4億1000万円(同9.3倍)に引き上げた。同社は「湘南美容クリニック」を展開するSBCメディカル・グループ・ホールディングス <SBC> が筆頭株主。SBCメディカルグループとの連携により収益機会が拡大したほか、事業運営の効率化や固定費の最適化が想定以上に進んでおり、業績予想を引き上げた。株主優待制度は、9月末時点で100株以上保有する株主を対象に、湘南美容クリニックや湘南美容歯科、湘南AGAクリニックの治療・薬品代に利用できる10%割引チケットを贈呈するという内容。第3四半期累計の売上高は20億3900万円(前年同期比54.9%増)、最終損益は3億9200万円の黒字(前年同期は6100万円の最終赤字)だった。
■ダイジェト <6138> 1,572円 (+300円、+23.6%) ストップ高
ダイジェット工業 <6138> [東証S]がストップ高。同社は前週末7日の取引終了後、27年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績・配当予想を上方修正した。今期の最終利益予想は従来の3億円から8億5000万円(前期比8.4%増)に見直し、減益見通しから一転、増益を計画する。期末一括配当予想は従来の見通しから35円増額し70円(同15円増配)に修正。これらをポジティブ視した買いが優勢となった。今期の売上高予想は96億円から102億円(同9.8%増)に引き上げた。主原料のタングステン価格の高騰を背景に値上げを実施し、その効果が現れる。今後は原価の大幅な上昇が見込まれるとしながらも、受注環境などを踏まえ通期の業績予想を見直した。4-6月期の売上高は27億9900万円(前年同期比25.2%増)、最終利益は4億5100万円(同2.8倍)だった。
■リクルート <6098> 16,165円 (+3,000円、+22.8%) ストップ高
東証プライムの上昇率トップ。リクルートホールディングス <6098> [東証P]がストップ高。同社は前週末7日の取引終了後、27年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を上方修正した。売上高を4兆300億円から4兆2300億円(前期比14.4%増)、最終利益を6230億円から7550億円(同51.9%増)に引き上げており、評価されたようだ。米求人サイト「インディード」などを手掛けるHRテクノロジー部門の業績がこれまでの想定を上回って推移する。想定為替レートは1ドル=154円から159円、1ユーロ=182円から184円、1豪ドル=110円から112円に変更した。4-6月期は売上高が1兆453億5000万円(前年同期比18.9%増)、最終利益が2026億1800万円(同67.5%増)だった。
■平田機工 <6258> 3,865円 (+700円、+22.1%) ストップ高
東証プライムの上昇率2位。平田機工 <6258> [東証P]がストップ高。前週末7日の取引終了後、27年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比17.0%増の258億8300万円、経常利益は同2.3倍の38億2200万円となった。大幅な増益で着地しており、見直し買いが入ったようだ。生成AI関連の需要を追い風にウエハー搬送装置が大きく伸長したほか、製品の価格転嫁が進んだ。自動車関連はEV(電気自動車)生産設備が減少した半面、コスト削減効果が表れた。
■UT <2146> 221円 (+38円、+20.8%) 一時ストップ高
東証プライムの上昇率3位。UTグループ <2146> [東証P]が4日続急騰、一時ストップ高となった。前週末7日の取引終了後、27年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比1.2%増の422億4700万円、最終利益は同44.9%増の22億3800万円だった。大幅な増益で着地したほか、取得総数500万株(自己株式を除く発行済み株式総数の0.8%)、取得総額6億7100万円を上限とする自社株買いの実施も発表しており、好感されたようだ。4-6月期は半導体領域での獲得求人数が増えた。技術職社員数も増加し売り上げが拡大した。自社株の取得期間は8月10日から11月12日までとする。未定としていた6月30日基準日の配当は3円77銭(前期の第1四半期末は株式分割後ベースで2円68銭)とした。
■サンコール <5985> 1,750円 (+300円、+20.7%) ストップ高
サンコール <5985> [東証S]がストップ高。7日の取引終了後に27年3月期の連結業績予想について、売上高を505億円から560億円(前期比7.2%増)へ、営業利益を58億円から85億円(同19.3%増)へ、純利益を42億円から63億円(同1.5%増)へ上方修正し減益予想から一転して増益予想にするとともに、中間配当予想を15円から20円へ引き上げ年間配当予想を35円(前期20円)としたことが好感された。第1四半期において、通信関連事業におけるデータセンター向け需要増に伴い、電子情報通信分野を中心に売上高及び利益が計画を上回って推移したことが要因。また、為替相場が想定よりも円安水準で推移していることも寄与する。同時に発表した第1四半期(4-6月)決算は、売上高132億9000万円(前年同期比13.8%減)、営業利益18億8000万円(同23.4%減)、純利益14億9200万円(同23.4%減)だった。前年にHDD用サスペンション事業から撤退した影響が大きく減収減益となった。
■シスメックス <6869> 1,980円 (+328.5円、+19.9%)
東証プライムの上昇率4位。シスメックス <6869> [東証P]が5日続急騰。前週末7日の取引終了後に27年3月期の連結業績予想について、売上高を5350億円から5450億円(前期比9.0%増)へ、営業利益を580億円から600億円(同15.8%増)へ、純利益を360億円から370億円(同4.4%増)へ上方修正したことが好感された。第1四半期に、米州地域におけるヘマトロジー(血液)分野の機器の売上高が好調に推移したことに加えて、為替レートが想定より円安に推移したことなどが寄与する。なお、同時に発表した第1四半期(4-6月)決算は、売上高1306億7400万円(前年同期比23.6%増)、営業利益148億2100万円(同39.5%増)、純利益86億9100万円(同90.9%増)だった。
■内外テック <3374> 4,210円 (+700円、+19.9%) ストップ高
内外テック <3374> [東証S]がストップ高。7日の取引終了後に27年3月期の連結業績予想について、売上高を406億円から509億円(前期比56.1%増)へ、営業利益を15億円から25億6000万円(同82.5%増)へ、純利益を10億円から16億8000万円(同72.9%増)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を110円から144円(前期105円)へ引き上げたことが好感された。第1四半期において、AI・データセンター投資の急拡大を背景とした半導体メーカーの積極的な設備投資が継続し、販売事業・受託製造事業がともに計画を上回る水準で推移したことが要因。また、第2四半期以降においても、原材料価格や人件費の上昇といったコスト面の不安定要素はあるものの、AI関連を中心とした半導体需要の拡大基調が継続し、グループの受注高も堅調に推移していることが寄与する。なお、同時に発表した第1四半期(4-6月)決算は、売上高115億3600万円(前年同期比59.9%増)、営業利益5億9000万円(同7.1倍)、純利益3億6300万円(同7.7倍)だった。
■エノモト <6928> 3,070円 (+503円、+19.6%) ストップ高
エノモト <6928> [東証S]がストップ高。10日午後1時ごろに27年3月期の連結業績予想について、売上高を320億円から340億円(前期比11.8%増)へ、営業利益を20億円から24億円(同45.4%増)へ、純利益を14億円から17億5000万円(同42.1%増)へ上方修正し、あわせて中間配当予想を37円から40円へ引き上げ年間配当予想を80円(前期75円)としたことが好感された。オプト用リードフレームの量産立ち上げが順調であるほか、パワー半導体用リードフレームが車載向けを中心に回復傾向であることが要因。また、コネクタ用部品でスマートフォン向けなどが期初の予想を上回る高い水準で推移していることや、工程改善などによる収益力向上も寄与する。なお、同時に発表した第1四半期(4-6月)決算は、売上高87億2300万円(前年同期比22.1%増)、営業利益7億1500万円(同2.3倍)、純利益5億1400万円(同95.5%増)だった。また、上限を50万株(自己株式を除く発行済み株数の7.35%)、または16億円を上限とする自社株買いを発表しており、これも好材料視された。取得期間は8月12日から来年5月31日までで、株主への積極的な利益還元と資本効率(ROE)の更なる向上、並びにPBR1倍の早期回復・是正を目指す明確な意思を示すためとしている。
■松田産業 <7456> 6,850円 (+1,000円、+17.1%) ストップ高
東証プライムの上昇率5位。松田産業 <7456> [東証P]がストップ高。前週末7日取引終了後、四半期決算とあわせ、27年3月期連結業績予想の上方修正を発表した。売上高を7000億円から7400億円(前期比7.6%増)へ、営業利益を240億円から285億円(同27.0%増)へ引き上げた。配当予想も110円から120円(前期100円)に増額した。電子デバイス分野における貴金属リサイクル取扱量が予想を上回って推移していることが要因。これを好感した買いが優勢となった。
■セイコーG <8050> 10,670円 (+1,500円、+16.4%) ストップ高
東証プライムの上昇率7位。セイコーグループ <8050> [東証P]がストップ高。前週末7日取引終了後、27年3月期業績予想の上方修正を発表、営業利益は従来予想の335億円から410億円(前期比33%増)に増額しており、これが好感された。同社はムーブメント(時計の駆動装置部分)で世界屈指の技術レベルを有しており、AI・デジタルの世界とは対極に位置する“世界最高峰のアナログ職人”として、海外投資家からの注目度も高い。今期は時計を含むEVS(エモーショナル・バリュー・ソリューション)事業に加え、電子部品や精密機器のDS(デバイスソリューション)事業が好調で収益が押し上げられる見通しだ。最高峰ブランドで同社の看板商品である「グランドセイコー」は北米を中心に人気を博しており、価格改定効果も反映されている。このグランドセイコーに関しては、今年春先にメジャーリーグの大谷翔平選手がグローバルパートナーに就任した。「セイコーGは『大谷関連』として改めて海外筋の注目を浴びる存在となっている」(中堅証券ストラテジスト)という評価もあり、株高を助長したもようだ。
■レスター <3156> 5,120円 (+705円、+16.0%) ストップ高
東証プライムの上昇率8位。レスター <3156> [東証P]がストップ高。705円高はストップ高となる5120円をつけ、約2ヵ月ぶりに上場来高値を更新した。前週末7日取引終了後、四半期決算とあわせ、27年3月期連結業績予想の上方修正を発表。売上高を7000億円から7500億円(前期比18.9%増)へ、営業利益を180億円から265億円(同58.3%増)へ引き上げた。配当予想も135円から145円(前期128円)に増額した。これを好感した買いが集まった。足もとで生成AI用などのデータセンター向け需要の拡大に伴い、一部商材の市場価格が上昇したことや、豊富なラインカードを生かしたクロスセルなどで好調に推移しており、この影響を織り込んだ。また、半導体製造装置など産業機器向け需要の回復や、前年度に立ち上がった車載向け新規プロジェクトも寄与する見通しだ。あわせて、インドの大手ICT商社ラシ・ペリフェラルズと合弁会社設立に関する契約を締結したと明らかにした。10月から事業を開始する予定という。
■クオールHD <3034> 2,419円 (+325円、+15.5%)
東証プライムの上昇率9位。クオールホールディングス <3034> [東証P]が4日続急騰。前週末7日取引終了後、第1四半期(4-6月)連結決算を発表。売上高は739億1200万円(前年同期比3.0%増)、営業利益は61億8300万円(同72.1%増)だった。主力の薬局事業が冴えなかった一方、新製品発売や原価低減で製薬事業が伸び、全体を牽引した。人材派遣を手掛けるBPO事業も好調だった。これを好感した買いが集まった。
■DIC <4631> 5,378円 (+700円、+15.0%) ストップ高
東証プライムの上昇率10位。DIC <4631> [東証P]がストップ高。10日正午ごろに26年12月期の連結業績予想について、売上高を1兆1000億円から1兆1400億円(前期比8.3%増)へ、営業利益を560億円から780億円(同49.4%増)へ、純利益を330億円から480億円(同48.4%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を70円から80円へ引き上げ年間配当予想を150円としたことが好感された。旺盛なAI半導体需要などを背景にデジタル分野における高付加価値製品の出荷を伸ばしたことや、印刷インキやコーティング用樹脂の一部製品について、海外を中心に中東情勢の長期化を見越した顧客による在庫積み増しの動きが見られたことが要因。また、各セグメントにおいて原料価格高騰に対する速やかな価格対応やコスト管理の徹底に努めていることも寄与する、なお、同時に発表した6月中間期決算は、売上高5929億8300万円(前年同期比13.3%増)、営業利益518億5000万円(同92.2%増)、純利益371億8700万円(同2.8倍)だった。同時に、上限を280万株(自己株式を除く発行済み株数の2.96%)、または100億円とする自社株買いを実施すると発表したことも好材料視された。取得期間は8月12日から12月30日までで、株主還元方針である「総還元性向40%以上」を着実に実行することが目的としている。
■大阪ソーダ <4046> 2,083円 (+232円、+12.5%)
大阪ソーダ <4046> [東証P]が急反騰。同社は8月7日大引け後(16:00)に決算を発表、27年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比58.7%増の70.5億円に拡大した。併せて、4-9月期(上期)の同利益を従来予想の95億円→112億円(前年同期は89.1億円)に17.9%上方修正し、増益率が6.6%増→25.7%増に拡大し、4期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。上期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の204億円→221億円(前期は196億円)に8.3%上方修正し、増益率が4.0%増→12.7%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。同時に、今期の上期配当を従来計画の14円→15円に増額し、下期配当も従来計画の14円→15円に増額修正した。年間配当は30円(前期は28円)となることで好感されたようだ。
■住友鉱 <5713> 10,065円 (+1,066円、+11.9%)
住友金属鉱山 <5713> [東証P]が急反騰。10日午後2時30分ごろに27年3月期の連結業績予想について、売上高を1兆8830億円から2兆650億円(前期比18.6%増)へ、純利益を1390億円から2160億円(同22.5%増)へ上方修正したことが好感された。データセンター関連の電子部品向け部材の需要が堅調を維持していることや、金属価格の上昇、円安の進行などにより第1四半期(4-6月)決算が大幅増益になったことを踏まえつつ、足もとの非鉄金属価格や為替などの動向を考慮したうえで各事業の生産・販売計画も見直したという。なお、第1四半期決算は、売上高5401億1000万円(前年同期比42.3%増)、純利益879億3500万円(同3.2倍)だった。
■市光工 <7244> 571円 (+60円、+11.7%)
市光工業 <7244> [東証P]が続急騰。同社は前週末7日の取引終了後、26年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比7.6%増の597億7200万円、最終利益は同44.7%増の37億5900万円となった。中間期の業績は2月に公表した予想に対して上振れして着地しており、好感されたようだ。円安効果や一部顧客からの前倒し需要が寄与した。過去の開発費用などの回収といった一時的な収益貢献要因も収益を押し上げた。
※10日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
Waqoo <4937> [東証G]がストップ高。前週末7日の取引終了後、26年9月期第3四半期累計(25年10月-26年6月)の連結決算発表にあわせて、通期の業績予想の上方修正と株主優待制度の導入を発表し、材料視された。今期の売上高予想は従来の見通しから2億5000万円増額して27億5000万円(前期比40.2%増)、最終利益予想は1億6000万円増額して4億1000万円(同9.3倍)に引き上げた。同社は「湘南美容クリニック」を展開するSBCメディカル・グループ・ホールディングス <SBC> が筆頭株主。SBCメディカルグループとの連携により収益機会が拡大したほか、事業運営の効率化や固定費の最適化が想定以上に進んでおり、業績予想を引き上げた。株主優待制度は、9月末時点で100株以上保有する株主を対象に、湘南美容クリニックや湘南美容歯科、湘南AGAクリニックの治療・薬品代に利用できる10%割引チケットを贈呈するという内容。第3四半期累計の売上高は20億3900万円(前年同期比54.9%増)、最終損益は3億9200万円の黒字(前年同期は6100万円の最終赤字)だった。
■ダイジェト <6138> 1,572円 (+300円、+23.6%) ストップ高
ダイジェット工業 <6138> [東証S]がストップ高。同社は前週末7日の取引終了後、27年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績・配当予想を上方修正した。今期の最終利益予想は従来の3億円から8億5000万円(前期比8.4%増)に見直し、減益見通しから一転、増益を計画する。期末一括配当予想は従来の見通しから35円増額し70円(同15円増配)に修正。これらをポジティブ視した買いが優勢となった。今期の売上高予想は96億円から102億円(同9.8%増)に引き上げた。主原料のタングステン価格の高騰を背景に値上げを実施し、その効果が現れる。今後は原価の大幅な上昇が見込まれるとしながらも、受注環境などを踏まえ通期の業績予想を見直した。4-6月期の売上高は27億9900万円(前年同期比25.2%増)、最終利益は4億5100万円(同2.8倍)だった。
■リクルート <6098> 16,165円 (+3,000円、+22.8%) ストップ高
東証プライムの上昇率トップ。リクルートホールディングス <6098> [東証P]がストップ高。同社は前週末7日の取引終了後、27年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を上方修正した。売上高を4兆300億円から4兆2300億円(前期比14.4%増)、最終利益を6230億円から7550億円(同51.9%増)に引き上げており、評価されたようだ。米求人サイト「インディード」などを手掛けるHRテクノロジー部門の業績がこれまでの想定を上回って推移する。想定為替レートは1ドル=154円から159円、1ユーロ=182円から184円、1豪ドル=110円から112円に変更した。4-6月期は売上高が1兆453億5000万円(前年同期比18.9%増)、最終利益が2026億1800万円(同67.5%増)だった。
■平田機工 <6258> 3,865円 (+700円、+22.1%) ストップ高
東証プライムの上昇率2位。平田機工 <6258> [東証P]がストップ高。前週末7日の取引終了後、27年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比17.0%増の258億8300万円、経常利益は同2.3倍の38億2200万円となった。大幅な増益で着地しており、見直し買いが入ったようだ。生成AI関連の需要を追い風にウエハー搬送装置が大きく伸長したほか、製品の価格転嫁が進んだ。自動車関連はEV(電気自動車)生産設備が減少した半面、コスト削減効果が表れた。
■UT <2146> 221円 (+38円、+20.8%) 一時ストップ高
東証プライムの上昇率3位。UTグループ <2146> [東証P]が4日続急騰、一時ストップ高となった。前週末7日の取引終了後、27年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比1.2%増の422億4700万円、最終利益は同44.9%増の22億3800万円だった。大幅な増益で着地したほか、取得総数500万株(自己株式を除く発行済み株式総数の0.8%)、取得総額6億7100万円を上限とする自社株買いの実施も発表しており、好感されたようだ。4-6月期は半導体領域での獲得求人数が増えた。技術職社員数も増加し売り上げが拡大した。自社株の取得期間は8月10日から11月12日までとする。未定としていた6月30日基準日の配当は3円77銭(前期の第1四半期末は株式分割後ベースで2円68銭)とした。
■サンコール <5985> 1,750円 (+300円、+20.7%) ストップ高
サンコール <5985> [東証S]がストップ高。7日の取引終了後に27年3月期の連結業績予想について、売上高を505億円から560億円(前期比7.2%増)へ、営業利益を58億円から85億円(同19.3%増)へ、純利益を42億円から63億円(同1.5%増)へ上方修正し減益予想から一転して増益予想にするとともに、中間配当予想を15円から20円へ引き上げ年間配当予想を35円(前期20円)としたことが好感された。第1四半期において、通信関連事業におけるデータセンター向け需要増に伴い、電子情報通信分野を中心に売上高及び利益が計画を上回って推移したことが要因。また、為替相場が想定よりも円安水準で推移していることも寄与する。同時に発表した第1四半期(4-6月)決算は、売上高132億9000万円(前年同期比13.8%減)、営業利益18億8000万円(同23.4%減)、純利益14億9200万円(同23.4%減)だった。前年にHDD用サスペンション事業から撤退した影響が大きく減収減益となった。
■シスメックス <6869> 1,980円 (+328.5円、+19.9%)
東証プライムの上昇率4位。シスメックス <6869> [東証P]が5日続急騰。前週末7日の取引終了後に27年3月期の連結業績予想について、売上高を5350億円から5450億円(前期比9.0%増)へ、営業利益を580億円から600億円(同15.8%増)へ、純利益を360億円から370億円(同4.4%増)へ上方修正したことが好感された。第1四半期に、米州地域におけるヘマトロジー(血液)分野の機器の売上高が好調に推移したことに加えて、為替レートが想定より円安に推移したことなどが寄与する。なお、同時に発表した第1四半期(4-6月)決算は、売上高1306億7400万円(前年同期比23.6%増)、営業利益148億2100万円(同39.5%増)、純利益86億9100万円(同90.9%増)だった。
■内外テック <3374> 4,210円 (+700円、+19.9%) ストップ高
内外テック <3374> [東証S]がストップ高。7日の取引終了後に27年3月期の連結業績予想について、売上高を406億円から509億円(前期比56.1%増)へ、営業利益を15億円から25億6000万円(同82.5%増)へ、純利益を10億円から16億8000万円(同72.9%増)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を110円から144円(前期105円)へ引き上げたことが好感された。第1四半期において、AI・データセンター投資の急拡大を背景とした半導体メーカーの積極的な設備投資が継続し、販売事業・受託製造事業がともに計画を上回る水準で推移したことが要因。また、第2四半期以降においても、原材料価格や人件費の上昇といったコスト面の不安定要素はあるものの、AI関連を中心とした半導体需要の拡大基調が継続し、グループの受注高も堅調に推移していることが寄与する。なお、同時に発表した第1四半期(4-6月)決算は、売上高115億3600万円(前年同期比59.9%増)、営業利益5億9000万円(同7.1倍)、純利益3億6300万円(同7.7倍)だった。
■エノモト <6928> 3,070円 (+503円、+19.6%) ストップ高
エノモト <6928> [東証S]がストップ高。10日午後1時ごろに27年3月期の連結業績予想について、売上高を320億円から340億円(前期比11.8%増)へ、営業利益を20億円から24億円(同45.4%増)へ、純利益を14億円から17億5000万円(同42.1%増)へ上方修正し、あわせて中間配当予想を37円から40円へ引き上げ年間配当予想を80円(前期75円)としたことが好感された。オプト用リードフレームの量産立ち上げが順調であるほか、パワー半導体用リードフレームが車載向けを中心に回復傾向であることが要因。また、コネクタ用部品でスマートフォン向けなどが期初の予想を上回る高い水準で推移していることや、工程改善などによる収益力向上も寄与する。なお、同時に発表した第1四半期(4-6月)決算は、売上高87億2300万円(前年同期比22.1%増)、営業利益7億1500万円(同2.3倍)、純利益5億1400万円(同95.5%増)だった。また、上限を50万株(自己株式を除く発行済み株数の7.35%)、または16億円を上限とする自社株買いを発表しており、これも好材料視された。取得期間は8月12日から来年5月31日までで、株主への積極的な利益還元と資本効率(ROE)の更なる向上、並びにPBR1倍の早期回復・是正を目指す明確な意思を示すためとしている。
■松田産業 <7456> 6,850円 (+1,000円、+17.1%) ストップ高
東証プライムの上昇率5位。松田産業 <7456> [東証P]がストップ高。前週末7日取引終了後、四半期決算とあわせ、27年3月期連結業績予想の上方修正を発表した。売上高を7000億円から7400億円(前期比7.6%増)へ、営業利益を240億円から285億円(同27.0%増)へ引き上げた。配当予想も110円から120円(前期100円)に増額した。電子デバイス分野における貴金属リサイクル取扱量が予想を上回って推移していることが要因。これを好感した買いが優勢となった。
■セイコーG <8050> 10,670円 (+1,500円、+16.4%) ストップ高
東証プライムの上昇率7位。セイコーグループ <8050> [東証P]がストップ高。前週末7日取引終了後、27年3月期業績予想の上方修正を発表、営業利益は従来予想の335億円から410億円(前期比33%増)に増額しており、これが好感された。同社はムーブメント(時計の駆動装置部分)で世界屈指の技術レベルを有しており、AI・デジタルの世界とは対極に位置する“世界最高峰のアナログ職人”として、海外投資家からの注目度も高い。今期は時計を含むEVS(エモーショナル・バリュー・ソリューション)事業に加え、電子部品や精密機器のDS(デバイスソリューション)事業が好調で収益が押し上げられる見通しだ。最高峰ブランドで同社の看板商品である「グランドセイコー」は北米を中心に人気を博しており、価格改定効果も反映されている。このグランドセイコーに関しては、今年春先にメジャーリーグの大谷翔平選手がグローバルパートナーに就任した。「セイコーGは『大谷関連』として改めて海外筋の注目を浴びる存在となっている」(中堅証券ストラテジスト)という評価もあり、株高を助長したもようだ。
■レスター <3156> 5,120円 (+705円、+16.0%) ストップ高
東証プライムの上昇率8位。レスター <3156> [東証P]がストップ高。705円高はストップ高となる5120円をつけ、約2ヵ月ぶりに上場来高値を更新した。前週末7日取引終了後、四半期決算とあわせ、27年3月期連結業績予想の上方修正を発表。売上高を7000億円から7500億円(前期比18.9%増)へ、営業利益を180億円から265億円(同58.3%増)へ引き上げた。配当予想も135円から145円(前期128円)に増額した。これを好感した買いが集まった。足もとで生成AI用などのデータセンター向け需要の拡大に伴い、一部商材の市場価格が上昇したことや、豊富なラインカードを生かしたクロスセルなどで好調に推移しており、この影響を織り込んだ。また、半導体製造装置など産業機器向け需要の回復や、前年度に立ち上がった車載向け新規プロジェクトも寄与する見通しだ。あわせて、インドの大手ICT商社ラシ・ペリフェラルズと合弁会社設立に関する契約を締結したと明らかにした。10月から事業を開始する予定という。
■クオールHD <3034> 2,419円 (+325円、+15.5%)
東証プライムの上昇率9位。クオールホールディングス <3034> [東証P]が4日続急騰。前週末7日取引終了後、第1四半期(4-6月)連結決算を発表。売上高は739億1200万円(前年同期比3.0%増)、営業利益は61億8300万円(同72.1%増)だった。主力の薬局事業が冴えなかった一方、新製品発売や原価低減で製薬事業が伸び、全体を牽引した。人材派遣を手掛けるBPO事業も好調だった。これを好感した買いが集まった。
■DIC <4631> 5,378円 (+700円、+15.0%) ストップ高
東証プライムの上昇率10位。DIC <4631> [東証P]がストップ高。10日正午ごろに26年12月期の連結業績予想について、売上高を1兆1000億円から1兆1400億円(前期比8.3%増)へ、営業利益を560億円から780億円(同49.4%増)へ、純利益を330億円から480億円(同48.4%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を70円から80円へ引き上げ年間配当予想を150円としたことが好感された。旺盛なAI半導体需要などを背景にデジタル分野における高付加価値製品の出荷を伸ばしたことや、印刷インキやコーティング用樹脂の一部製品について、海外を中心に中東情勢の長期化を見越した顧客による在庫積み増しの動きが見られたことが要因。また、各セグメントにおいて原料価格高騰に対する速やかな価格対応やコスト管理の徹底に努めていることも寄与する、なお、同時に発表した6月中間期決算は、売上高5929億8300万円(前年同期比13.3%増)、営業利益518億5000万円(同92.2%増)、純利益371億8700万円(同2.8倍)だった。同時に、上限を280万株(自己株式を除く発行済み株数の2.96%)、または100億円とする自社株買いを実施すると発表したことも好材料視された。取得期間は8月12日から12月30日までで、株主還元方針である「総還元性向40%以上」を着実に実行することが目的としている。
■大阪ソーダ <4046> 2,083円 (+232円、+12.5%)
大阪ソーダ <4046> [東証P]が急反騰。同社は8月7日大引け後(16:00)に決算を発表、27年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比58.7%増の70.5億円に拡大した。併せて、4-9月期(上期)の同利益を従来予想の95億円→112億円(前年同期は89.1億円)に17.9%上方修正し、増益率が6.6%増→25.7%増に拡大し、4期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。上期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の204億円→221億円(前期は196億円)に8.3%上方修正し、増益率が4.0%増→12.7%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。同時に、今期の上期配当を従来計画の14円→15円に増額し、下期配当も従来計画の14円→15円に増額修正した。年間配当は30円(前期は28円)となることで好感されたようだ。
■住友鉱 <5713> 10,065円 (+1,066円、+11.9%)
住友金属鉱山 <5713> [東証P]が急反騰。10日午後2時30分ごろに27年3月期の連結業績予想について、売上高を1兆8830億円から2兆650億円(前期比18.6%増)へ、純利益を1390億円から2160億円(同22.5%増)へ上方修正したことが好感された。データセンター関連の電子部品向け部材の需要が堅調を維持していることや、金属価格の上昇、円安の進行などにより第1四半期(4-6月)決算が大幅増益になったことを踏まえつつ、足もとの非鉄金属価格や為替などの動向を考慮したうえで各事業の生産・販売計画も見直したという。なお、第1四半期決算は、売上高5401億1000万円(前年同期比42.3%増)、純利益879億3500万円(同3.2倍)だった。
■市光工 <7244> 571円 (+60円、+11.7%)
市光工業 <7244> [東証P]が続急騰。同社は前週末7日の取引終了後、26年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比7.6%増の597億7200万円、最終利益は同44.7%増の37億5900万円となった。中間期の業績は2月に公表した予想に対して上振れして着地しており、好感されたようだ。円安効果や一部顧客からの前倒し需要が寄与した。過去の開発費用などの回収といった一時的な収益貢献要因も収益を押し上げた。
※10日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース