2026年8月3日 8時17分
株価指数先物【寄り前】 半導体・AI関連をにらんで押し目待ちのロング対応
大阪9月限ナイトセッション
日経225先物 62950 -770 (-1.20%)
TOPIX先物 3953.5 -33.0 (-0.82%)
シカゴ日経平均先物 63270 -450
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
31日の米国市場は、NYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が上昇。予想を上回る決算を発表したアマゾン・ドット・コム<AMZN>が15%超上昇し、1銘柄でNYダウを240ドル超押し上げた。AI(人工知能)投資の収益化を巡る過度な懸念が後退し、前日に続き半導体やAI関連株の一角が買われた。一方で、収益見通しが予想に届かなかったアップル<AAPL>の下げが重荷になった。また、中東情勢を巡る不透明感からWTI原油先物が1バレル=84ドル台に上昇したことも市場心理を神経質にさせた。
S&P500業種別指数では、一般消費財、コミュニケーション、資本財・サービスの上昇が目立った。一方で、素材、公共事業、不動産がさえない。NYダウ構成銘柄ではアマゾン・ドット・コムのほか、アルファベット<GOOG>、マイクロソフト<MSFT>、エヌビディア<NVDA>、シェブロン<CVX>が堅調。半面、アップルのほかボーイング<BA>、ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>、ナイキ<NKE>、シャーウィン・ウイリアムズ<SHW>が軟調。NYダウ構成銘柄ではないが、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>、マイクロン・テクノロジー<MU>が下落した影響もあり、フィラデルフィア半導体指数(SOX)は小幅な上昇にとどまっている。
シカゴ日経平均先物(円建て)の清算値は、大阪比450円安の6万3270円だった。31日取引終了後の日経225先物(9月限)のナイトセッションは、日中比320円高の6万4040円で始まった。その後は6万4310円まで買われる場面もみられたが、米国市場の取引開始後に軟化し、6万2630円まで下げ幅を広げた。売り一巡後は終盤にかけて6万3500円辺りまで持ち直したが、引け間際に失速し、日中比770円安の6万2950円と6万3000円を割り込んでナイトセッションの取引を終えた。
シカゴ先物にサヤ寄せする形で、日経225先物は売りが先行しそうだ。下向きで推移するボリンジャーバンドの-2σ(6万1380円)と-1σ(6万4050円)とのレンジが意識されやすいだろう。前週末に一時6万5510円まで買われ、-1σを上抜き75日移動平均線(6万5000円)を突破する場面もあった。その後上げ幅を縮めていたが、ナイトセッションでは-1σに上値を抑えられている。前週末の大幅な上昇に対するロング解消も意識されやすく、売り一巡後の底堅さを見極めることになろう。
前週末にストップ高で終えたキオクシアホールディングス<285A>は、取引終了後に発表した決算が市場予想を下回ったとしてPTS(私設取引)で売られた。この影響で朝方は短期的なショートも入りやすいと考えられる。ただ、同社は発行済み株式総数の5.5%(3000万株)を上限とする自社株買いのほか、1→3の株式分割を発表しており、売り一巡後の押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。
売り一巡後に切り返しをみせてくるようだと他の半導体やAI関連株への支援材料になるほか、先物市場ではロングを誘う可能性はあるだろう。-2σと-1σでのレンジ内での推移は続きそうだが、-2σに接近する局面では押し目待ちのロング対応に向かわせよう。そのため、オプション権利行使価格の6万1500円から6万4500円辺りのレンジを想定する。
31日の米VIX指数は、15.99(30日は17.09)に低下した。足元で200日線を挟んで保ち合いを続けていたが、同水準を下抜けてきたことで、リスク選好に向かわせやすいだろう。また、トランプ米大統領が8月1日、イランに対する攻撃停止に同意すると自身のSNSに投稿したと報じられており、週明けの米国市場では一段の低下が期待されそうだ。
31日のNT倍率は、先物中心限月で15.98倍(30日は15.61倍)に上昇した。指数インパクトの大きい半導体・AI関連株の値動きに振らされる形だった。指数インパクトの大きい半導体株などの切り返しによってNTショートを巻き戻す動きが強まり、一時16.24倍まで上昇する場面もあった。本日はNTショートが先行する形になりそうだが、NTロングを想定した押し目狙いのスタンスになろう。
株探ニュース
日経225先物 62950 -770 (-1.20%)
TOPIX先物 3953.5 -33.0 (-0.82%)
シカゴ日経平均先物 63270 -450
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
31日の米国市場は、NYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が上昇。予想を上回る決算を発表したアマゾン・ドット・コム<AMZN>が15%超上昇し、1銘柄でNYダウを240ドル超押し上げた。AI(人工知能)投資の収益化を巡る過度な懸念が後退し、前日に続き半導体やAI関連株の一角が買われた。一方で、収益見通しが予想に届かなかったアップル<AAPL>の下げが重荷になった。また、中東情勢を巡る不透明感からWTI原油先物が1バレル=84ドル台に上昇したことも市場心理を神経質にさせた。
S&P500業種別指数では、一般消費財、コミュニケーション、資本財・サービスの上昇が目立った。一方で、素材、公共事業、不動産がさえない。NYダウ構成銘柄ではアマゾン・ドット・コムのほか、アルファベット<GOOG>、マイクロソフト<MSFT>、エヌビディア<NVDA>、シェブロン<CVX>が堅調。半面、アップルのほかボーイング<BA>、ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>、ナイキ<NKE>、シャーウィン・ウイリアムズ<SHW>が軟調。NYダウ構成銘柄ではないが、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>、マイクロン・テクノロジー<MU>が下落した影響もあり、フィラデルフィア半導体指数(SOX)は小幅な上昇にとどまっている。
シカゴ日経平均先物(円建て)の清算値は、大阪比450円安の6万3270円だった。31日取引終了後の日経225先物(9月限)のナイトセッションは、日中比320円高の6万4040円で始まった。その後は6万4310円まで買われる場面もみられたが、米国市場の取引開始後に軟化し、6万2630円まで下げ幅を広げた。売り一巡後は終盤にかけて6万3500円辺りまで持ち直したが、引け間際に失速し、日中比770円安の6万2950円と6万3000円を割り込んでナイトセッションの取引を終えた。
シカゴ先物にサヤ寄せする形で、日経225先物は売りが先行しそうだ。下向きで推移するボリンジャーバンドの-2σ(6万1380円)と-1σ(6万4050円)とのレンジが意識されやすいだろう。前週末に一時6万5510円まで買われ、-1σを上抜き75日移動平均線(6万5000円)を突破する場面もあった。その後上げ幅を縮めていたが、ナイトセッションでは-1σに上値を抑えられている。前週末の大幅な上昇に対するロング解消も意識されやすく、売り一巡後の底堅さを見極めることになろう。
前週末にストップ高で終えたキオクシアホールディングス<285A>は、取引終了後に発表した決算が市場予想を下回ったとしてPTS(私設取引)で売られた。この影響で朝方は短期的なショートも入りやすいと考えられる。ただ、同社は発行済み株式総数の5.5%(3000万株)を上限とする自社株買いのほか、1→3の株式分割を発表しており、売り一巡後の押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。
売り一巡後に切り返しをみせてくるようだと他の半導体やAI関連株への支援材料になるほか、先物市場ではロングを誘う可能性はあるだろう。-2σと-1σでのレンジ内での推移は続きそうだが、-2σに接近する局面では押し目待ちのロング対応に向かわせよう。そのため、オプション権利行使価格の6万1500円から6万4500円辺りのレンジを想定する。
31日の米VIX指数は、15.99(30日は17.09)に低下した。足元で200日線を挟んで保ち合いを続けていたが、同水準を下抜けてきたことで、リスク選好に向かわせやすいだろう。また、トランプ米大統領が8月1日、イランに対する攻撃停止に同意すると自身のSNSに投稿したと報じられており、週明けの米国市場では一段の低下が期待されそうだ。
31日のNT倍率は、先物中心限月で15.98倍(30日は15.61倍)に上昇した。指数インパクトの大きい半導体・AI関連株の値動きに振らされる形だった。指数インパクトの大きい半導体株などの切り返しによってNTショートを巻き戻す動きが強まり、一時16.24倍まで上昇する場面もあった。本日はNTショートが先行する形になりそうだが、NTロングを想定した押し目狙いのスタンスになろう。
株探ニュース