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    2026年8月2日 9時30分

    【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 高ボラ局面での勝利の方程式、「株の資産化」に好適な資質とは?

    「高ボラ局面での勝利の方程式、『株の資産化』に好適な資質とは?」

    ●投資の神様の着眼点に学ぶ

     キオクシアホールディングス <285A> [東証P]やその他のAI(人工知能) 半導体関連株ほどではないものの、多くの銘柄でボラティリティ(株価変動率)が高まっている。株価水準そのものが切り上がっていることも一因と考えられるが、それにしても日々の上下動が激しく、投資しづらいのが実情だ。

     だからといって、投資をしないわけにはいかない。市場全体の水準は今後も上昇していくことが予想されるからだ。そうなると、当然さらに上下動は大きくなり、対処はより困難になると見るべきだろう。人間はマシンではないので、激しい値動きに付いていくのは容易ではない。実際、キオクシアのような乱高下にうまく対応できる投資家はごく少数のはずであり、もちろん私もできない。

     しかし、それでも特に問題はない。他に投資すべき銘柄があるからだ。値動きが緩やかで手掛けやすく、堅調に上がり続けている銘柄も存在するのだ。

     業種としてそうした銘柄が多いのが、総合商社株になる。“投資の神様”ウォーレン・バフェット氏が会長を務めるバークシャー・ハサウェイ<BRK.B>が丸紅 <8002> [東証P]、伊藤忠商事 <8001> [東証P]、三菱商事 <8058> [東証P]、住友商事 <8053> 、三井物産 <8031> [東証P]の5大商社を投資対象としているのも納得できるというものだ。

     それにしても、なぜ総合商社なのか? ありとあらゆる製品、商品、サービス、資源……それこそ爪楊枝1本から10万トン級の船まで扱っているから。そんな企業は他にない。こう思われるかもしれないが、実は同じように幅広い商品やサービスを取り扱う企業は他にもある。

    ●リースの雄・オリックスは6年余りで株価6倍に

     それが、リース会社だ。中でも業界首位のオリックス <8591> [東証P]に注目したい。どんな会社であるのかは改めて説明する必要はないかもしれない。しかし、扱う製品は、私の事務所でも利用している複合機や自動車だけでなく、企業の設備や施設、資金調達などをはじめ、福利厚生サポート、環境・エネルギー事業、航空機や船舶のリース、さらには空港運営まで行っている。海外展開にも積極的で、各国で国内同様に事業領域を拡大し続けており、今期も連結最終利益は前期の4472億円から5300億円に伸びる予想だ。株価は2020年3月安値1100円を底に上昇に転じ、2026年7月28日には6680円の上場来高値を付け、いまは浅い押し目を入れているところだ。

     改めて強調しておきたいのは、株価が6年4カ月ほどで6倍になっていることだ。AI・半導体関連株のような強烈な上昇ではないものの、乱高下がほとんどなく、小幅な調整を繰り返しながら上昇し続けてきた結果だ。こんな銘柄こそ「株の資産化」に向く。

    2026年7月31日 記

    株探ニュース