2026年8月1日 6時40分
今週の【早わかり株式市況】反落、下値探るも半導体企業好決算でセンチメント改善
■今週の相場ポイント
1.日経平均は2週ぶり反落、一時6万円トビ台
2.中東の不透明感続く、原油価格上がる場面も
3.インフレ警戒感のなかFOMCは金利据え置き
4.熊本で震度7地震、日銀会合も金利据え置き
5.半導体企業の好決算相次ぐ、買い戻し流入
■週間 市場概況
今週の東京株式市場で日経平均株価は前週末比249円(0.4%)安の6万4362円と、2週ぶりに下落した。
今週は大きく下値を探った後、急速に持ち直した。依然として中東情勢を巡る先行き不透明感は強く、これに相場が左右される場面があった。ただ、国内外の半導体関連企業の好決算が相次ぎ、週後半にかけて市場センチメントは改善した。
週明け27日(月)の日経平均は上昇。トランプ米大統領がイランへの大規模攻撃を当面見送る方針を表明し、中東の地政学リスクがいったん後退した。前週末に大幅安となっていただけに買い戻しの動きが広がった。28日(火)は急反落。前日の米半導体株安や、日本と同時間帯に取引される韓国株市場の急落を横目にリスク回避目的の売りが噴出した。29日(水)も下落。引き続き半導体関連株に売りがかさんだ。前日に熊本県で最大震度7を観測する地震が発生したことを受け、製造業のサプライチェーンリスクが意識されたこともネガティブに働いたもよう。日経平均は一時6万円トビ台まで値下がりした。30日(木)は反発。米国とイランの対立が再燃し、インフレ警戒感が高まりから前日の米国株市場は大幅安に。同日のFOMCでは市場予想通り政策金利が据え置かれたが、これによりFRBのインフレ対応が後手に回るとの懸念もあった。リスクオフが意識されたが、東京市場は底堅さを発揮。前日に通期予想を引き上げたアドバンテスト <6857> [東証P]の上昇が支えになった。韓国サムスン電子が好決算を発表したことも買い安心感につながった。31日(金)は急伸。前日の米国株市場で好決算を発表したマイクロソフト<MSFT>を筆頭にハイテク株が上昇。この流れを引き継ぎ、東京市場でもこれまで軟調展開にあったAI・半導体関連株に買い戻しが流入した。この日の日銀会合では政策金利の据え置きが決まった。
■来週のポイント
来週はAI・半導体関連株の戻り足に注目が集まる。場中にストップ高カイ気配に張り付いたキオクシアホールディングス <285A> [東証P]は決算発表で会社予想に届かなかず、PTSでは売り買いが交錯した。日経平均は目先底打ちという見方と、下落余地を指摘する見方が対立している。週明け方向性を確認する必要がありそうだ。
重要イベントとしては、国内では7日朝に発表される6月全世帯家計調査、6月景気動向指数が注目される。海外では3日に発表される米国7月ISM製造業景気指数、4日に発表される米国6月貿易収支、5日に発表される米国7月のADP雇用統計とISM非製造業景気指数、7日に発表される米国7月雇用統計、中国7月貿易収支、9日に発表される中国7月の消費者物価指数と生産者物価指数に注視が必要だろう。
■日々の動き(7月27日~7月31日)
【↑】 7月27日(月)―― 反発、中東リスクの後退で買い優勢
日経平均 64931.19( +320.04、+0.50) 売買高22億6988万株 売買代金 9兆3556億円
【↓】 7月28日(火)―― 急反落、半導体関連中心にリスク回避の売り優勢
日経平均 62364.92( -2566.27、-3.95) 売買高25億9337万株 売買代金 9兆1959億円
【↓】 7月29日(水)―― 大幅続落、韓国株安で半導体関連の一角が下落
日経平均 61434.19( -930.73、-1.49) 売買高36億844万株 売買代金 13兆1999億円
【↑】 7月30日(木)―― 3日ぶり反発、半導体関連の一角が買われる
日経平均 61867.43( +433.24、+0.71) 売買高30億462万株 売買代金 12兆6645億円
【↑】 7月31日(金)―― 大幅続伸、AI・半導体関連中心に買い優勢
日経平均 64362.02( +2494.59、+4.03) 売買高32億1466万株 売買代金 10兆1069億円
■セクター・トレンド
(1)全33業種中、18業種が値上がり
(2)上昇率トップはTOYO <5105> などゴム製品
(3)輸出株はトヨタ <7203> など自動車が大幅高、テルモ <4543> など精密機器、キーエンス <6861> など電機も堅調
(4)内需株はOLC <4661> などサービス、JT <2914> など食料品が高いが関電工 <1942> など建設は安い
(5)金融株は三菱UFJ <8306> など銀行が大幅安。野村 <8604> など証券、オリックス <8591> などその他金融も売られた
(6)下落率トップは住友電 <5802> など非鉄
■【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数)
1(6) レアアース ── 南鳥島沖で回収した泥から中重希土類を確認
2(1) フィジカルAI
3(2) 半導体
4(3) 地方銀行
5(8) 銀行
※カッコは前週の順位
株探ニュース
1.日経平均は2週ぶり反落、一時6万円トビ台
2.中東の不透明感続く、原油価格上がる場面も
3.インフレ警戒感のなかFOMCは金利据え置き
4.熊本で震度7地震、日銀会合も金利据え置き
5.半導体企業の好決算相次ぐ、買い戻し流入
■週間 市場概況
今週の東京株式市場で日経平均株価は前週末比249円(0.4%)安の6万4362円と、2週ぶりに下落した。
今週は大きく下値を探った後、急速に持ち直した。依然として中東情勢を巡る先行き不透明感は強く、これに相場が左右される場面があった。ただ、国内外の半導体関連企業の好決算が相次ぎ、週後半にかけて市場センチメントは改善した。
週明け27日(月)の日経平均は上昇。トランプ米大統領がイランへの大規模攻撃を当面見送る方針を表明し、中東の地政学リスクがいったん後退した。前週末に大幅安となっていただけに買い戻しの動きが広がった。28日(火)は急反落。前日の米半導体株安や、日本と同時間帯に取引される韓国株市場の急落を横目にリスク回避目的の売りが噴出した。29日(水)も下落。引き続き半導体関連株に売りがかさんだ。前日に熊本県で最大震度7を観測する地震が発生したことを受け、製造業のサプライチェーンリスクが意識されたこともネガティブに働いたもよう。日経平均は一時6万円トビ台まで値下がりした。30日(木)は反発。米国とイランの対立が再燃し、インフレ警戒感が高まりから前日の米国株市場は大幅安に。同日のFOMCでは市場予想通り政策金利が据え置かれたが、これによりFRBのインフレ対応が後手に回るとの懸念もあった。リスクオフが意識されたが、東京市場は底堅さを発揮。前日に通期予想を引き上げたアドバンテスト <6857> [東証P]の上昇が支えになった。韓国サムスン電子が好決算を発表したことも買い安心感につながった。31日(金)は急伸。前日の米国株市場で好決算を発表したマイクロソフト<MSFT>を筆頭にハイテク株が上昇。この流れを引き継ぎ、東京市場でもこれまで軟調展開にあったAI・半導体関連株に買い戻しが流入した。この日の日銀会合では政策金利の据え置きが決まった。
■来週のポイント
来週はAI・半導体関連株の戻り足に注目が集まる。場中にストップ高カイ気配に張り付いたキオクシアホールディングス <285A> [東証P]は決算発表で会社予想に届かなかず、PTSでは売り買いが交錯した。日経平均は目先底打ちという見方と、下落余地を指摘する見方が対立している。週明け方向性を確認する必要がありそうだ。
重要イベントとしては、国内では7日朝に発表される6月全世帯家計調査、6月景気動向指数が注目される。海外では3日に発表される米国7月ISM製造業景気指数、4日に発表される米国6月貿易収支、5日に発表される米国7月のADP雇用統計とISM非製造業景気指数、7日に発表される米国7月雇用統計、中国7月貿易収支、9日に発表される中国7月の消費者物価指数と生産者物価指数に注視が必要だろう。
■日々の動き(7月27日~7月31日)
【↑】 7月27日(月)―― 反発、中東リスクの後退で買い優勢
日経平均 64931.19( +320.04、+0.50) 売買高22億6988万株 売買代金 9兆3556億円
【↓】 7月28日(火)―― 急反落、半導体関連中心にリスク回避の売り優勢
日経平均 62364.92( -2566.27、-3.95) 売買高25億9337万株 売買代金 9兆1959億円
【↓】 7月29日(水)―― 大幅続落、韓国株安で半導体関連の一角が下落
日経平均 61434.19( -930.73、-1.49) 売買高36億844万株 売買代金 13兆1999億円
【↑】 7月30日(木)―― 3日ぶり反発、半導体関連の一角が買われる
日経平均 61867.43( +433.24、+0.71) 売買高30億462万株 売買代金 12兆6645億円
【↑】 7月31日(金)―― 大幅続伸、AI・半導体関連中心に買い優勢
日経平均 64362.02( +2494.59、+4.03) 売買高32億1466万株 売買代金 10兆1069億円
■セクター・トレンド
(1)全33業種中、18業種が値上がり
(2)上昇率トップはTOYO <5105> などゴム製品
(3)輸出株はトヨタ <7203> など自動車が大幅高、テルモ <4543> など精密機器、キーエンス <6861> など電機も堅調
(4)内需株はOLC <4661> などサービス、JT <2914> など食料品が高いが関電工 <1942> など建設は安い
(5)金融株は三菱UFJ <8306> など銀行が大幅安。野村 <8604> など証券、オリックス <8591> などその他金融も売られた
(6)下落率トップは住友電 <5802> など非鉄
■【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数)
1(6) レアアース ── 南鳥島沖で回収した泥から中重希土類を確認
2(1) フィジカルAI
3(2) 半導体
4(3) 地方銀行
5(8) 銀行
※カッコは前週の順位
株探ニュース