2026年7月28日 10時15分
キオクシアが5万円割り込み一時S安、半導体メモリー関連株からの資金流出が続く
キオクシアホールディングス<285A>が続急落し心理的フシ目の5万円を割り込んだ。その後、ストップ安の水準となる前営業日比1万円安の4万4550円まで売られる場面があった。27日の米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は2%安にとどまったものの、半導体メモリーでキオクシアと同業の米サンディスク<SNDK>は11%安となった。中国では半導体メモリー大手のCXMTの親会社が上海証券取引所の科創板に27日に新規上場し、時価総額は一時80兆円規模と中国本土の取引所の上場企業で最大となった。中国企業の台頭によるメモリー需給改善シナリオが意識されるなか、米ニュースサイトのインフォメーションは同日、中国が国産の液浸型深紫外線(DUV)露光装置の製造を開始したと報じ、オランダのASMLホールディング<ASML>の株価は大幅安を余儀なくされた。これらを受けた28日のアジア市場で、韓国総合株価指数(KOSPI)は急落。サムスン電子やSKハイニックスが株価水準を大きく切り下げている。地合い悪のなかでキオクシアは信用買いで参戦した投資家による損失確定目的の売りも膨らんだもよう。6月22日の最高値11万2700円から1カ月強で60%安となっている。
出所:MINKABU PRESS
出所:MINKABU PRESS