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    2026年7月21日 8時14分

    株価指数先物【寄り前】 自律反発意識も、-2σ水準での攻防に

    大阪9月限ナイトセッション
    日経225先物 65080 +1020 (+1.59%)
    TOPIX先物 3958.5 +49.0 (+1.25%)
    シカゴ日経平均先物 65110 +1050
    (注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

     20日の米国市場は、NYダウ S&P500ナスダックの主要な株価指数が下落。中東情勢を巡る地政学リスクが警戒され、売り優勢の展開になった。NYダウ構成銘柄ではマイクロソフト<MSFT>、セールスフォース<CRM>、アルファベット<GOOG>、シェブロン<CVX>、アマゾン・ドット・コム<AMZN>が買われた。半面、メルク<MRK>、シャーウィン・ウィリアムズ<SHW>、アップル<AAPL>、ボーイング<BA>、ウォルマート<WMT>が軟調。

     NYダウ構成銘柄ではないが、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>やマイクロン・テクノロジー<MU>、マーベル・テクノロジー<MRVL>など半導体やAI(人工知能)関連の一角が買われたことで、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は4日ぶりに反発した。

     シカゴ日経平均先物(円建て)の清算値は大阪比1050円高の6万5110円だった。17日取引終了後の日経225先物(9月限)のナイトセッションは、日中比70円安の6万3990円で始まり、17日の米国市場の取引開始後には6万3430円まで売られる場面もみられた。ただ、その後はショートカバーが優勢となるなか、6万4900円~6万5300円辺りで保ち合いを継続。祝日取引も6万4650円~6万5300円辺りでの保ち合いが続き、ナイトセッションに入り6万5990円まで買われる場面もみられた。終盤にかけて上げ幅を縮める動きになったが、日中比1020円高の6万5080円で取引を終えた。

     シカゴ先物にサヤ寄せする形で、日経225先物は買いが先行しそうだ。前週の大幅な下落に対する自律反発が意識されやすいだろう。前週の日経225先物はボリンジャーバンドの-2σ(6万5560円)を割り込み一時-3σ(6万3700円)を下回っていた。その後は下げ幅を縮めて75日移動平均線(6万3790円)を上回って終えていたが、祝日取引でも同線を支持線としたリバウンドをみせている。

     一方で、バンドは下向きで推移しており、-2σが6万5040円、-3σは6万3010円まで下がってきている。-2σを明確に上抜けてくるようだと、-1σが位置する6万7080円辺りが射程に入ってくるだろう。ただし、-2σ水準での攻防が続く局面では、戻り待ち狙いのショート対応に向かわせそうだ。そのため、買い一巡後の底堅さを見極めることになろう。オプション権利行使価格の6万5000円を中心とした上下の権利行使価格となる、6万3000円から6万7000円のレンジを想定する。

     20日の米VIX指数は18.65(17日は18.77)に低下した。一時18.94まで切り上げ、200日線(18.72)を上回っていたが、その後は17.41まで低下して75日線(17.74)を割り込む場面もみられた。200日線が抵抗として意識されてくる可能性はあるが、75日線や25日線(17.05)辺りを割り込んでくるまでは、市場心理を神経質にさせそうだ。

     17日のNT倍率は先物中心限月で16.38倍(16日は16.57倍)に低下した。指数インパクトの大きい半導体やAI関連株の値動きに振らされるなかで、相対的にTOPIX型優位の需給状況だった。ただ、75日線および-2σ(16.38倍)辺りまで低下したことで、いったんはNTショートを巻き戻す動きが意識されやすい。ただし、同水準での攻防が続くようだとリバランスの動きは限られ、次第にNTショートに振れやすくなるだろう。

    株探ニュース