2026年7月14日 8時19分
株価指数先物【寄り前】 戻り待ち狙いのショートが入りやすい
大阪9月限ナイトセッション
日経225先物 67070 -190 (-0.28%)
TOPIX先物 4029.5 +15.5 (+0.33%)
シカゴ日経平均先物 67375 +115
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
13日の米国市場は、NYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が下落。トランプ米大統領は13日、イランに対する海上封鎖を再開すると自身のSNSで表明した。米中央軍は海上封鎖を始めると発表するなかで、WTI原油先物が1バレル=78ドル台に上昇したことが重荷になった。インフレ懸念や利上げ観測を背景に米長期金利が上昇し、半導体関連株への売りが膨らんだことも、投資家心理の悪化につながった。
NYダウ構成銘柄では、セールスフォース<CRM>、シェブロン<CVX>、ビザ<V>、マイクロソフト<MSFT>、アメリカン・エキスプレス<AXP>が買われた。半面、エヌビディア<NVDA>、ボーイング<BA>、キャタピラー<CAT>、ハネウェル・インターナショナル<HON>、ホーム・デポ<HD>が軟調。NYダウ構成銘柄ではないが、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>やマイクロン・テクノロジー<MU>、アーム・ホールディングス<ARM>の下げが目立ち、フィラデルフィア半導体指数(SOX)の下落率は4.7%となっている。
シカゴ日経平均先物(円建て)の清算値は大阪比115高の6万7375円だった。13日取引終了後の日経225先物(9月限)のナイトセッションは、日中比140円高の6万7400円で始まった。その後は6万7600円~6万7900円辺りで保ち合い、米国市場の取引開始後には6万8050円まで買われる場面もみられた。ただし、買い一巡後は終盤にかけてロング解消にショートが加わる形で下落に転じると、引けにかけて6万7070円まで売られ、ナイトセッションの安値で取引を終えた。
シカゴ先物はプラス圏で終えているが、米国とイランの戦闘激化など中東情勢の緊迫化を受けて、日経225先物は売りが先行しそうだ。米国同様、半導体やAI関連株への持ち高調整の動きが強まりやすく、指数インパクトの大きいアドバンテスト<6857>[東証P]や東京エレクトロン<8035>[東証P]、キオクシアホールディングス<285A>[東証P]などに影響を与えるとともに、先物市場でも先回り的なショートが入りやすいだろう。
日経225先物はボリンジャーバンドの-1σ(6万6960円)と25日移動平均線(6万9070円)とのレンジを続けている。レンジ下限割れから、-2σ(6万4850円)を射程に入れたショートが膨らむ可能性がある。まずは-1σ水準での底堅さを見極めながら、押し目狙いのロング対応としつつ、同バンドを明確に下抜けてくる場面では戻り待ち狙いのショートに向かわせそうである。
そのため、オプション権利行使価格の6万7000円を中心とした上下の権利行使価格となる、6万5000円から6万9000円のレンジを想定。週足では13週線(6万5720円)が意識されてくるとみられ、同線に接近する場面ではいったんロングが入りやすいとみておきたい。
13日の米VIX指数は17.16(10日は15.03)に上昇した。一時17.41まで切り上げており、25日線(17.41)を捉えてきた。市場心理を神経質にさせるものの、75日線(18.30)のほか、200日線(18.70)あたりが抵抗線として機能している状況では、極端なリスク回避にはつながらないだろう。
13日のNT倍率は先物中心限月で16.75倍(10日は16.95倍)に低下した。指数インパクトの大きい値がさハイテク株の下げが日経平均株価の重荷になっており、-1σ(16.86倍)を割り込んできた。同バンドが抵抗線に変わる状況となれば、-2σ(16.50倍)を意識したNTショートに振れやすくなろう。また、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>[東証P]が時価総額トップに浮上してきたことも、NTショートによるスプレッド狙いに向かわせそうだ。
株探ニュース
日経225先物 67070 -190 (-0.28%)
TOPIX先物 4029.5 +15.5 (+0.33%)
シカゴ日経平均先物 67375 +115
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
13日の米国市場は、NYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が下落。トランプ米大統領は13日、イランに対する海上封鎖を再開すると自身のSNSで表明した。米中央軍は海上封鎖を始めると発表するなかで、WTI原油先物が1バレル=78ドル台に上昇したことが重荷になった。インフレ懸念や利上げ観測を背景に米長期金利が上昇し、半導体関連株への売りが膨らんだことも、投資家心理の悪化につながった。
NYダウ構成銘柄では、セールスフォース<CRM>、シェブロン<CVX>、ビザ<V>、マイクロソフト<MSFT>、アメリカン・エキスプレス<AXP>が買われた。半面、エヌビディア<NVDA>、ボーイング<BA>、キャタピラー<CAT>、ハネウェル・インターナショナル<HON>、ホーム・デポ<HD>が軟調。NYダウ構成銘柄ではないが、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>やマイクロン・テクノロジー<MU>、アーム・ホールディングス<ARM>の下げが目立ち、フィラデルフィア半導体指数(SOX)の下落率は4.7%となっている。
シカゴ日経平均先物(円建て)の清算値は大阪比115高の6万7375円だった。13日取引終了後の日経225先物(9月限)のナイトセッションは、日中比140円高の6万7400円で始まった。その後は6万7600円~6万7900円辺りで保ち合い、米国市場の取引開始後には6万8050円まで買われる場面もみられた。ただし、買い一巡後は終盤にかけてロング解消にショートが加わる形で下落に転じると、引けにかけて6万7070円まで売られ、ナイトセッションの安値で取引を終えた。
シカゴ先物はプラス圏で終えているが、米国とイランの戦闘激化など中東情勢の緊迫化を受けて、日経225先物は売りが先行しそうだ。米国同様、半導体やAI関連株への持ち高調整の動きが強まりやすく、指数インパクトの大きいアドバンテスト<6857>[東証P]や東京エレクトロン<8035>[東証P]、キオクシアホールディングス<285A>[東証P]などに影響を与えるとともに、先物市場でも先回り的なショートが入りやすいだろう。
日経225先物はボリンジャーバンドの-1σ(6万6960円)と25日移動平均線(6万9070円)とのレンジを続けている。レンジ下限割れから、-2σ(6万4850円)を射程に入れたショートが膨らむ可能性がある。まずは-1σ水準での底堅さを見極めながら、押し目狙いのロング対応としつつ、同バンドを明確に下抜けてくる場面では戻り待ち狙いのショートに向かわせそうである。
そのため、オプション権利行使価格の6万7000円を中心とした上下の権利行使価格となる、6万5000円から6万9000円のレンジを想定。週足では13週線(6万5720円)が意識されてくるとみられ、同線に接近する場面ではいったんロングが入りやすいとみておきたい。
13日の米VIX指数は17.16(10日は15.03)に上昇した。一時17.41まで切り上げており、25日線(17.41)を捉えてきた。市場心理を神経質にさせるものの、75日線(18.30)のほか、200日線(18.70)あたりが抵抗線として機能している状況では、極端なリスク回避にはつながらないだろう。
13日のNT倍率は先物中心限月で16.75倍(10日は16.95倍)に低下した。指数インパクトの大きい値がさハイテク株の下げが日経平均株価の重荷になっており、-1σ(16.86倍)を割り込んできた。同バンドが抵抗線に変わる状況となれば、-2σ(16.50倍)を意識したNTショートに振れやすくなろう。また、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>[東証P]が時価総額トップに浮上してきたことも、NTショートによるスプレッド狙いに向かわせそうだ。
株探ニュース