2026年7月12日 9時30分
【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 資金10万円で狙うプライム有望4銘柄!
「資金10万円で狙うプライム有望4銘柄!」
●「株の資産化」に向け後半相場の戦略を点検
日経平均株価は、ようやく落ち着きを取り戻しつつある。4月以降は25日移動平均線を割り込んでもすぐに回復する展開を続けてきたが、今週は4日間も下回ったことで、市場にはやや不安が広がった。しかし、週後半の反発で下げ止まりの兆しを見せており、少なくとも一方的な下落局面はいったん終わった可能性が高い。
その背景にあるのが、韓国市場の落ち着きだ。サムスン電子、SKハイニックスという世界のメモリー市場をリードする2社の株価急落は、世界中の半導体株に大きな影響を与えた。しかし、SKハイニックス<SKHY>の米ナスダック上場による巨額資金調達が好感され、市場心理は改善に向かっている。そのため、今後も我々は国内材料だけでなく、韓国半導体株の動向にも目を配っていく必要がある。
一方、多くの個人投資家が“ある違和感”を抱えているのではないだろうか。高配当株投資がブームとなり、インターネットや書籍でも高配当株投資が盛んに推奨されているものの、実際の運用成績を見ると期待ほど成果を上げられていないケースが少なくない。それに対し、AI(人工知能)・半導体関連株へ資金を振り向けた投資家は、足元での調整はあるものの、ここまで大きな利益を手にしてきた。市場全体の資金が成長テーマへ集中した結果である。
もちろん、高配当株への投資を否定するつもりはない。安定収入という魅力はある。しかし、資産を大きく育てることを目標とするなら、市場の主役となるテーマ株への投資も欠かせない。重要なのは、人気化した銘柄の高値を追うのではなく、好業績企業が調整した場面を狙って投資することだ。この点を忘れなければ、始まったばかりの2026年後半相場で、「株の資産化」に大きく近づくことは可能と考えている。
●1400銘柄から10万円投資株を絞り込むと……
そこで、最近よくいただくお問い合わせ、「10万円で買える株ないですか?」にお答えしたい。もちろん、単に資金10万円で買える銘柄というだけならば多数ある。だが、有望株となると数は限られる。実は、日本の上場企業のうち、最低投資金額が10万円未満で投資可能な銘柄は7月10日現在で1399銘柄ある。その中で東証プライム市場に上場しているのは225銘柄になる。今回はその中から4銘柄を選んでみた。
まずはシステナ <2317> [東証P]だ。ソフトウェア開発支援に強い企業で、特に自動運転をはじめとした次世代モビリティ事業に注力しており、存在感を高めつつある。株価は6月26日の385円を底に持ち直しつつあり、市場全体が軟調な中でも崩れないのは心強い。
後発薬や表面処理薬の製造や医薬品製造受託などへの展開で多角化を推進中のアステナホールディングス <8095> [東証P]も、韓国コスメの好調がありながら、株価はまだ500円台に乗せたばかり。私に言わせるともっと上がってもおかしくない。
私の大好き銘柄の一つながら、株価は失速が続いてしまっていたのがTOKYO BASE <3415> [東証P]。アパレル小売りで、日本ブランド商品のセレクトショップを運営している。業績も順調で、毎年20店舗前後の出店もしているのに、株はスルーされ続けてきた。しかし、7月に入ってから見直し買いが入り始めている。目先は浅い反落があろうが、その後は続伸が見込める。
求人や不動産情報を一括検索する集約サイトの運営で知られるのはじげん <3679> [東証P]。いまはあらゆる分野で人手不足が深刻で、公務員になる希望者さえ減少が著しいというのだから、一般企業ではなおさらだ。それだけにこの会社が運営する求人サイトでは、製造業や美容、ヘルスケアなどの分野で集客力が高まっている。株価もそれを好感し、長い保ち合い状態から脱しつつあり、今後が楽しみだ。
2026年7月10日 記
株探ニュース
●「株の資産化」に向け後半相場の戦略を点検
日経平均株価は、ようやく落ち着きを取り戻しつつある。4月以降は25日移動平均線を割り込んでもすぐに回復する展開を続けてきたが、今週は4日間も下回ったことで、市場にはやや不安が広がった。しかし、週後半の反発で下げ止まりの兆しを見せており、少なくとも一方的な下落局面はいったん終わった可能性が高い。
その背景にあるのが、韓国市場の落ち着きだ。サムスン電子、SKハイニックスという世界のメモリー市場をリードする2社の株価急落は、世界中の半導体株に大きな影響を与えた。しかし、SKハイニックス<SKHY>の米ナスダック上場による巨額資金調達が好感され、市場心理は改善に向かっている。そのため、今後も我々は国内材料だけでなく、韓国半導体株の動向にも目を配っていく必要がある。
一方、多くの個人投資家が“ある違和感”を抱えているのではないだろうか。高配当株投資がブームとなり、インターネットや書籍でも高配当株投資が盛んに推奨されているものの、実際の運用成績を見ると期待ほど成果を上げられていないケースが少なくない。それに対し、AI(人工知能)・半導体関連株へ資金を振り向けた投資家は、足元での調整はあるものの、ここまで大きな利益を手にしてきた。市場全体の資金が成長テーマへ集中した結果である。
もちろん、高配当株への投資を否定するつもりはない。安定収入という魅力はある。しかし、資産を大きく育てることを目標とするなら、市場の主役となるテーマ株への投資も欠かせない。重要なのは、人気化した銘柄の高値を追うのではなく、好業績企業が調整した場面を狙って投資することだ。この点を忘れなければ、始まったばかりの2026年後半相場で、「株の資産化」に大きく近づくことは可能と考えている。
●1400銘柄から10万円投資株を絞り込むと……
そこで、最近よくいただくお問い合わせ、「10万円で買える株ないですか?」にお答えしたい。もちろん、単に資金10万円で買える銘柄というだけならば多数ある。だが、有望株となると数は限られる。実は、日本の上場企業のうち、最低投資金額が10万円未満で投資可能な銘柄は7月10日現在で1399銘柄ある。その中で東証プライム市場に上場しているのは225銘柄になる。今回はその中から4銘柄を選んでみた。
まずはシステナ <2317> [東証P]だ。ソフトウェア開発支援に強い企業で、特に自動運転をはじめとした次世代モビリティ事業に注力しており、存在感を高めつつある。株価は6月26日の385円を底に持ち直しつつあり、市場全体が軟調な中でも崩れないのは心強い。
後発薬や表面処理薬の製造や医薬品製造受託などへの展開で多角化を推進中のアステナホールディングス <8095> [東証P]も、韓国コスメの好調がありながら、株価はまだ500円台に乗せたばかり。私に言わせるともっと上がってもおかしくない。
私の大好き銘柄の一つながら、株価は失速が続いてしまっていたのがTOKYO BASE <3415> [東証P]。アパレル小売りで、日本ブランド商品のセレクトショップを運営している。業績も順調で、毎年20店舗前後の出店もしているのに、株はスルーされ続けてきた。しかし、7月に入ってから見直し買いが入り始めている。目先は浅い反落があろうが、その後は続伸が見込める。
求人や不動産情報を一括検索する集約サイトの運営で知られるのはじげん <3679> [東証P]。いまはあらゆる分野で人手不足が深刻で、公務員になる希望者さえ減少が著しいというのだから、一般企業ではなおさらだ。それだけにこの会社が運営する求人サイトでは、製造業や美容、ヘルスケアなどの分野で集客力が高まっている。株価もそれを好感し、長い保ち合い状態から脱しつつあり、今後が楽しみだ。
2026年7月10日 記
株探ニュース