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    2026年7月8日 23時02分

    オープンAI、「GPT-5.6」を明日公開 トランプ政権が規制解除へ=米国株個別

     トランプ政権は、オープンAIの「GPT-5.6」に課していた規制を解除すると報じられている。それについてオープンAIは、次期AIモデル「GPT-5.6」を9日に公開し、これまで限定していた提供先を世界へ拡大すると発表した。

     トランプ政権から段階的な公開を求められたことを受けてオープンAIは当初、GPT-5.6の一部バージョンを限られた提携先のみに提供していた。その後、トランプ政権が制限を解除したと報じられている。オープンAIによると、今週の公開は米政府首脳部の承認を得て実施されるという。
     
     オープンAIと競合するアンソロピックは以前、自社の「ミュトス」と「フェーブル」モデルの悪用の可能性を巡り米政府と対立した。このモデルは米商務省により、異例の輸出規制の対象となったが、その後協議を経て規制は解除された。米政府の措置はAI業界全体に影響を及ぼし、最先端AIに対して政府が統制を及ぼす範囲についての疑問を投げかけた。

     オープンAIによると、GPT-5.6シリーズは3つのモデルで構成。最上位モデルの「ソル」は最も高性能で、「テラ」は日常的な業務向けに性能とコストのバランスを取り、トークン当たりの利用料金はソルの半額となる。「ルナ」は高速かつ低コストで利用できるよう設計されている。

     また、バンカメ<BAC>がオープンAIに対して5.2億ドルの与信枠を設定したと伝わっている。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。バンカメは、これまで1度は融資要請を断っていたが、ここ数週間で与信枠を設定した。この取引は、赤字を抱えるAIスタートアップへの融資姿勢を大きく転換したことを示すもので、オープンAIがIPOの準備を進めていることが、同銀の判断に影響を与えたという。

     今回の与信枠は、競合銀行が設定済みで未使用の融資枠に追加される形となり、オープンAIが利用可能な与信枠は合計で50億ドル超に拡大している。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース