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    2026年7月8日 8時00分

    8日の株式相場見通し=リスクオフ続く、米半導体株安と中東情勢の不透明感も嫌気

     8日の東京株式市場はAI・半導体関連株などを中心にリスク回避目的の売りが継続する公算が大きく、日経平均株価は一段と下値を探る展開となることが予想される。前日は急落も6万8000円大台ラインを死守したが、きょうは6月12日以来約1カ月ぶりに6万7000円台に沈む可能性が高そうだ。

     前日の欧州株市場は総じて軟調、ここ強い動きを見せていたドイツの主要株価指数であるDAXも大陰線を形成し下落率も1.4%と大きくなった。半導体大手インフォニオンテクノロジーズが8%超の下げとなるなど、サムスン電子の急落を背景としたアジア株市場の悪地合いを引き継ぐ格好となっている。

     米国株市場でも半導体セクターの銘柄を売り急ぐ動きが再燃している。サンディスク<SNDK>が7.3%安、マイクロン・テクノロジー<MU>が4.7%安とメモリー関連株の下げがきつく市場センチメントを冷やした。半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は4.6%安と大きく水準を切り下げ、25日移動平均線を完全に下放れる形となった。中国の新興AIディープシークがAI半導体の開発を行っていることが報じられ、半導体株全般にネガティブな思惑が広がった。また、イラン革命防衛隊がホルムズ海峡で2隻の商船を攻撃したと伝わり、これも買い手控え要因となっている。東京市場では、欧州や米国での半導体株安を受け、同関連株への売り圧力が依然として拭えない。キオクシアホールディングス<285A>など一部の主力銘柄には追い証に絡む売り圧力も顕在化しそうで予断を許さない。きょうはETFの分配金捻出目的の売りが予想されるなか株式需給面でも向かい風が強く、押し目に買い向かう動きも限定的となりそうだ。  

     7日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比130ドル76セント安の5万2925ドル15セントと3日ぶり反落。ナスダック総合株価指数は同302.47ポイント安の2万5818.69だった。

     日程面では、きょうは6月の対外・対内証券売買契約、5月の国際収支、6月の貸出・預金動向、6カ月物国庫短期証券の入札、6月の景気ウォッチャー調査など。海外ではポーランド中銀、ニュージーランド中銀が政策金利を決定。このほか、5月の米卸売在庫・売上高、5月の米消費者信用残高、FOMC議事要旨(6月16~17日開催分)、米10年物国債の入札など。

    出所:MINKABU PRESS