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    2026年7月7日 8時16分

    株価指数先物【寄り前】 サムスン電子の決算を受けたスキャルピング中心のトレード

    大阪9月限ナイトセッション
    日経225先物 70300 +290 (+0.41%)
    TOPIX先物 4129.0 +13.5 (+0.32%)
    シカゴ日経平均先物 70255 +245
    (注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

     6日の米国市場は、NYダウ S&P500ナスダックの主要な株価指数が上昇。前週に四半期末を挟んで持ち高調整の売りが出ていた半導体関連株に買い戻しが入り、NYダウは連日で史上最高値を更新した。6月のISM非製造業総合景況指数は54.0だった。前月の54.5から低下したが、活動の拡大と縮小の境目を示す50は上回っている。雇用指数は51.2(前月は47.9)に上昇した。米経済に対する見方を大きく変えるほどではないと受け止められ、株式市場への反応は限定的だった。

     NYダウ構成銘柄では、ボーイング<BA>、IBM<IBM>、ゴールドマン・サックス・グループ<GS>、アルファベット<GOOG>、シスコシステムズ<CSCO>が買われた。半面、メルク<MRK>、ウォルト・ディズニー<DIS>、アムジェン<AMGN>、ホーム・デポ<HD>、ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>が軟調。NYダウ構成銘柄ではないが、ゴールドマン・サックスが目標株価を引き上げたアドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>が大幅高となり、フィラデルフィア半導体指数(SOX)の上昇率は2%超えている。

     シカゴ日経平均先物(円建て)の清算値は大阪比245円高の7万0255円だった。6日取引終了後の日経225先物(9月限)のナイトセッションは、日中比90円高の7万0100円で始まった。7万0400円まで買われた後は6万9880円まで軟化し、売り一巡後は6万9900円~7万0150円辺りで保ち合いを継続。米国市場の取引開始後にロングが強まり7万0490円まで上昇すると、終盤にかけては7万0100円から7万0400円辺りで推移し、日中比290円高の7万0300円でナイトセッションの取引を終えた。

     日経225先物は、シカゴ先物にサヤ寄せする形で、買いが先行することになりそうだ。米国市場で半導体株に買い戻しが入ったことは、安心感につながりそうである。また、午前9時ごろに発表される韓国サムスン電子の第2四半期(4-6月)の暫定決算が市場予想を上回るものとなり、ポジティブ視されるかを見極めたいところであろう。指数インパクトの大きい半導体やAI(人工知能)関連株に資金が集中しやすく、先物市場でもスキャルピング中心のトレードが活発になろう。

     日経225先物は25日移動平均線(6万8960円)とボリンジャーバンドの+1σ(7万1330円)とのレンジ内での推移を継続。ナイトセッションでは7万円辺りでの底固めの動きが目立っており、+1σ水準が意識されそうである。ただ、週足では+1σ(6万9450円)と+2σ(7万3700円)でのゾーンであり、下限水準での攻防が続くようだと戻り待ち狙いのショートを誘う可能性もありそうだ。

     一方で、東京エレクトロン<8035>[東証P]やキオクシアホールディングス<285A>[東証P]、ソフトバンクグループ<9984>[東証P]などで買い一巡後も底堅さがみられるようだと、押し目待ち狙いのロング対応に向かわせよう。そのため、オプション権利行使価格の6万9000円から7万1500円辺りのレンジを想定。日足の+1σを上回っての推移が続くようだと、+2σ(7万3700円)が射程に入ってくるだろう。

     6日の米VIX指数は15.57(3日は15.81)に低下した。16.40と上昇して始まったが、その後は軟化し、6月4日につけた直近のボトム水準(15.18)に接近しており、リスク選好に向かわせやすい。

     6日のNT倍率は先物中心限月で17.01倍(3日は17.18倍)に低下した。朝方は指数インパクトの大きい半導体やAI関連株がリバウンドをみせたことで、17.20倍に上昇する場面もあった。ただし、25日線(17.24倍)が抵抗線として機能する形となり、その後は16.91倍まで低下し-1σ(16.89倍)に接近した。米国市場の流れからNTロングに振れやすいなかで、サムスン電子の決算反応が注目されそうだ。

    株探ニュース