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    2026年6月30日 18時21分

    株価指数先物【引け後】 半導体やAI関連株に振らされやすい状況

    大阪9月限
    日経225先物 70140 +360 (+0.51%)
    TOPIX先物 3997.0 +5.0 (+0.12%)


     日経225先物(9月限)は前日比360円高の7万0140円で取引を終了。寄り付きは7万0680円と、シカゴ日経平均先物の清算値(7万0845円)にサヤ寄せする形で、買いが先行して始まった。ただ、現物の寄り付き直前につけた7万0820円を高値に軟化し、前場中盤にかけて6万9480円まで売られる場面もみられた。

     売り一巡後は持ち直し、7万円を挟んで6万9800円~7万0300円辺りでの保ち合いを継続。後場に入りレンジを上抜けると、7万0810円まで買われた。ただ、朝方につけた高値を捉えることはできず、終盤にかけては持ち高調整に伴うロング解消から上げ幅を縮めた。

     米国市場で半導体やAI関連株を買い戻す動きになったことが追い風となり、東京エレクトロン<8035>[東証P]が最高値を更新するなど、日経平均型優位の展開となった。キオクシアホールディングス<285A>[東証P]は買い一巡後に一時下げに転じる場面もみられたが、韓国市場でサムスン電子やSKハイニックス<SKHY>がプラスに転じたことなどが材料視され、買い優勢で取引を終えた。

     日経225先物は25日移動平均線(6万8180円)とボリンジャーバンドの+1σ(7万0760円)とのレンジ内での推移となった。+1σ水準に上値を抑えられるなかで、後場に入り再び同バンドの突破を試す動きがみられたものの、明確に上抜けることはできなかったことでショートカバーは限られ、反対にロング解消に向かわせた形だろう。

     日経平均株価は東京エレクトロンのほか、アドバンテスト<6857>[東証P]、フジクラ<5803>[東証P] 、ソフトバンクグループ<9984>[東証P]、村田製作所<6981>[東証P]の上位5銘柄で500円超押し上げた。一方で東証プライムの6割を超える銘柄が下落しているため、引き続き指数インパクトの大きい半導体やAI関連株に振らされやすい状況が続きそうである。

     日経225先物は25日線水準では押し目待ち狙いのロング対応とし、+1σ近辺では戻り待ち狙いのショートが入りやすいだろう。ただ、+1σを明確に上抜けてくる局面においては、+2σ(7万3440円)とのレンジを想定したロングに向かわせそうだ。

     NT倍率は先物中心限月で17.54倍(29日は17.47倍)に上昇した。指数インパクトの大きい半導体やAI関連株の一角が買われたなかで、NTロングに振れやすい状況だった。ただ、+1σ(17.56倍)を挟んでの推移が目立っており、スプレッドの取りづらさがうかがえた。

     手口面(9月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が1万0935枚、ソシエテジェネラル証券が8906枚、バークレイズ証券が7692枚、JPモルガン証券が1928枚、サスケハナ・ホンコン1728枚、モルガンMUFG証券が1544枚、SBI証券が1188枚、ゴールドマン証券が906枚、楽天証券が807枚、三菱UFJ証券が795枚だった。

     TOPIX先物はバークレイズ証券が1万9591枚、ソシエテジェネラル証券が1万7868枚、ABNクリアリン証券が1万4854枚、JPモルガン証券が3992枚、ゴールドマン証券が3571枚、ビーオブエー証券が3272枚、モルガンMUFG証券が3139枚、サスケハナ・ホンコン2036枚、野村証券が1695枚、シティグループ証券が1506枚だった。

    株探ニュース