2026年6月25日 15時34分
<動意株・25日>(大引け)=アドテスト、RSC、スマバなど
アドバンテスト<6857>=急騰演じ上場来高値更新。きょうは、米マイクロン・テクノロジー<MU>の好決算を受けた時間外急騰を受け、大手半導体製造装置メーカーなどに投資資金が還流している。そのなか、同社株は半導体製造装置関連の中でもいち早く最高値街道に復帰したことで他社と一線を画している。マイクロンの驚異的な好決算の背景には、AIデータセンターのサーバーに搭載されるAI半導体「HBM(高帯域幅メモリー)」の爆発的な需要発現がある。世界で抜群の商品競争力を誇る日本の半導体製造装置メーカー各社は、AIインフラ特需を満喫する環境にあるが、特にアドテストはエヌビディア<NVDA>のGPU向けだけではなく、マイクロンや韓国SKハイニックス、サムスン電子などが寡占的サプライヤーとなっているHBM用テスターでも世界首位級のシェアを誇っている。HBM関連の本命格としての位置付けで投資マネーを引き寄せているもようだ。
アール・エス・シー<4664>=連日のストップ高。24日開催のソフトバンクグループ<9984>の定時株主総会で孫正義会長兼社長がフィジカルAIによりロボットの量産を始めたと明らかにしたと伝わっている。警備や清掃業務をはじめビルメンテナンス関連事業を展開するRSCはソフトバンクロボティクスとAI警備ソリューションの共同推進を目的に資本・業務提携を行っている。孫会長兼社長の発言を受け、警備ロボットの普及とRSCの事業への好影響を巡る思惑が台頭。投資マネーの流入が続いている。
スマートバリュー<9417>=切り返し急でストップ高。午前11時ごろに、連結子会社One Bright KOBEがオリックス<8591>と、次世代移動手段として期待される「空飛ぶクルマ」の離着陸場(ポート)整備に向けた検討を開始したと発表しており、これを好感した買いが入っている。同事業は、神戸ウォーターフロント再開発の中核を担う存在であり、One Bright KOBEが運営するTOTTEI(新港第2突堤)及び次世代アリーナ「GLION ARENA KOBE」エリアに空飛ぶクルマの離着陸場を整備するもの。今年度中にポート整備に向けた調査・施工を行い、29年度以降に商業運航の受け入れを開始する予定としている。なお、同事業は兵庫県が公募する26年度「空飛ぶクルマ事業化準備事業」における「離着陸場整備事業」に採択されている。
堺化学工業<4078>=急速人気化し一時ストップ高。ここ半導体関連株及びその周辺株への集中物色が続くなかも、投資資金のターゲットに広がりがみられ、半導体材料を手掛ける化学株が草刈り場となっている。そのなか、同社はAIデータセンター関連需要が急増している積層セラミックコンデンサー(MLCC)の中核となるチタン酸バリウムの製造を手掛け、MLCCメーカーの村田製作所<6981>や太陽誘電<6976>を大口顧客として抱えている。前日の米国株市場では引け後の好決算を受けマイクロン・テクノロジー<MU>が時間外で16%高と急騰しており、AIデータセンター関連需要の盛り上がりに改めてスポットライトが当たった。市場では「(堺化学は)今月2日に6580円の年初来高値をつけた後調整を強いられたが、信用買い残も膨らんでおらず、実需の売り物も枯れてきていた。テクニカル的にも25日移動平均線がサポートラインとして機能しやすく、投資資金の仕掛けを誘ったようだ」(中堅証券ストラテジスト)としている。
リプロセル<4978>=急反発。24日の取引終了後に、同社が日本における独占的商業化ライセンス契約を保有する再生医療等製品「ステムカイマル」について、脊髄小脳変性症(SCA3型及びSCA6型)における運動失調の進行抑制を効能・効果とする製造販売承認申請を行ったと発表しており、これを好感した買いが入っている。「ステムカイマル」の製造は台湾のステミネント・バイオセラピューティクスが行い、日本国内における販売・出荷はリプロセルが行う予定。なお、同件による27年3月期業績への影響は軽微としている。
JX金属<5016>=戻り足鮮明。非鉄大手だが、半導体材料のニッチトップとして世界的に注目度が高い。同社が手掛ける半導体用スパッタリングターゲットはチップ内部の薄膜形成で使われるもので、世界シェア約65%という圧倒的な競争力を誇る。また、前工程のスパッタリングターゲットに対し、後工程である検査工程でも半導体検査用プローブカード向け「ロジウムめっき液」で実績が高い。24日取引終了後、このロジウムめっき液の生産能力増強を発表した。28年度までに生産能力を25年度比で2倍以上に引き上げるというもので、世界的なAIデータセンターの新設・増設の動きを背景とした需要を取り込む計画で、これが足もとの株価を強く刺激している。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
アール・エス・シー<4664>=連日のストップ高。24日開催のソフトバンクグループ<9984>の定時株主総会で孫正義会長兼社長がフィジカルAIによりロボットの量産を始めたと明らかにしたと伝わっている。警備や清掃業務をはじめビルメンテナンス関連事業を展開するRSCはソフトバンクロボティクスとAI警備ソリューションの共同推進を目的に資本・業務提携を行っている。孫会長兼社長の発言を受け、警備ロボットの普及とRSCの事業への好影響を巡る思惑が台頭。投資マネーの流入が続いている。
スマートバリュー<9417>=切り返し急でストップ高。午前11時ごろに、連結子会社One Bright KOBEがオリックス<8591>と、次世代移動手段として期待される「空飛ぶクルマ」の離着陸場(ポート)整備に向けた検討を開始したと発表しており、これを好感した買いが入っている。同事業は、神戸ウォーターフロント再開発の中核を担う存在であり、One Bright KOBEが運営するTOTTEI(新港第2突堤)及び次世代アリーナ「GLION ARENA KOBE」エリアに空飛ぶクルマの離着陸場を整備するもの。今年度中にポート整備に向けた調査・施工を行い、29年度以降に商業運航の受け入れを開始する予定としている。なお、同事業は兵庫県が公募する26年度「空飛ぶクルマ事業化準備事業」における「離着陸場整備事業」に採択されている。
堺化学工業<4078>=急速人気化し一時ストップ高。ここ半導体関連株及びその周辺株への集中物色が続くなかも、投資資金のターゲットに広がりがみられ、半導体材料を手掛ける化学株が草刈り場となっている。そのなか、同社はAIデータセンター関連需要が急増している積層セラミックコンデンサー(MLCC)の中核となるチタン酸バリウムの製造を手掛け、MLCCメーカーの村田製作所<6981>や太陽誘電<6976>を大口顧客として抱えている。前日の米国株市場では引け後の好決算を受けマイクロン・テクノロジー<MU>が時間外で16%高と急騰しており、AIデータセンター関連需要の盛り上がりに改めてスポットライトが当たった。市場では「(堺化学は)今月2日に6580円の年初来高値をつけた後調整を強いられたが、信用買い残も膨らんでおらず、実需の売り物も枯れてきていた。テクニカル的にも25日移動平均線がサポートラインとして機能しやすく、投資資金の仕掛けを誘ったようだ」(中堅証券ストラテジスト)としている。
リプロセル<4978>=急反発。24日の取引終了後に、同社が日本における独占的商業化ライセンス契約を保有する再生医療等製品「ステムカイマル」について、脊髄小脳変性症(SCA3型及びSCA6型)における運動失調の進行抑制を効能・効果とする製造販売承認申請を行ったと発表しており、これを好感した買いが入っている。「ステムカイマル」の製造は台湾のステミネント・バイオセラピューティクスが行い、日本国内における販売・出荷はリプロセルが行う予定。なお、同件による27年3月期業績への影響は軽微としている。
JX金属<5016>=戻り足鮮明。非鉄大手だが、半導体材料のニッチトップとして世界的に注目度が高い。同社が手掛ける半導体用スパッタリングターゲットはチップ内部の薄膜形成で使われるもので、世界シェア約65%という圧倒的な競争力を誇る。また、前工程のスパッタリングターゲットに対し、後工程である検査工程でも半導体検査用プローブカード向け「ロジウムめっき液」で実績が高い。24日取引終了後、このロジウムめっき液の生産能力増強を発表した。28年度までに生産能力を25年度比で2倍以上に引き上げるというもので、世界的なAIデータセンターの新設・増設の動きを背景とした需要を取り込む計画で、これが足もとの株価を強く刺激している。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS