2026年6月25日 8時13分
株価指数先物【寄り前】 マイクロン決算を受けてロングが強まる可能性
大阪9月限ナイトセッション
日経225先物 71060 +1500 (+2.15%)
TOPIX先物 4022.0 +49.5 (+1.24%)
シカゴ日経平均先物 69465 -95
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
24日の米国市場はNYダウが上昇した一方で、 S&P500、ナスダックは下落。国連の国際海事機関(IMO)によると、ホルムズ海峡を航行する船舶が出始めたと報じられた。エネルギー輸送の停滞が解消に向かうとの見方から、WTI原油先物が一時1バレル=70ドルを割り込んだ。加えて、米長期金利が低下したことが材料視され、NYダウの上げ幅は一時580ドルを超えた。ただ、マイクロン・テクノロジー<MU>の決算を控えて半導体株の一角に売りが出たため、ダウの上値が限られたほか、ナスダック指数は下落に転じた。
NYダウ構成銘柄では、ホーム・デポ<HD>、シャーウィン・ウィリアムズ<SHW>、スリーエム<MMM>、ハネウェル・インターナショナル<HON>、ボーリング<BA>が買われた。半面、シェブロン<CVX>、ウォルト・ディズニー<DIS>、マイクロソフト<MSFT>、ベライゾン・コミュニケーションズ<VZ>、ゴールドマン・サックス・グループ<GS>が軟調。
シカゴ日経平均先物(円建て)の清算値は、大阪比95円安の6万9465円だった。24日取引終了後の日経225先物(9月限)のナイトセッションは、日中比230円安の6万9330円で始まった。その後は6万9000円~6万9800円辺りでの保ち合いが継続。終盤にかけて6万8930円まで下げたが、引け間際に上へのバイアスが強まり、一気に7万1120円まで急伸し、日中比1500円高の7万1060円でナイトセッションの取引を終えた。
取引終了後にマイクロン・テクノロジーが発表した第3四半期決算は市場予想を上回り、第4四半期の業績見通しも予想を上回る水準が示されたことを受け、同社株は時間外で一時14%を超える上昇で推移している。足もとで調整が強まった半導体やAI(人工知能)関連株の支援材料となり、日経平均型優位の相場展開が見込まれる。
シカゴ先物は下落しているが、マイクロン・テクノロジーの時間外の急伸を受け、日経225先物は買い先行で始まることになりそうだ。前日の下げでボリンジャーバンドの+1σ(7万0130円)を割り込み、一時6万8580円まで下落幅を広げる場面もみられた。ナイトセッションでは同バンドを下回って推移していたが、引け間際に急伸したことによって+1σを上回ってきた。+2σ(7万2770円)とのレンジに戻してきたことで、ショートカバーを誘う形になろう。
原油先物の下落や長期金利の低下が材料視されるなかで、マイクロン・テクノロジーの時間外の上昇によって、現物市場でも買い戻しが強まりやすく、先物市場でのロングを強める一因になりそうだ。+1σと+2σのレンジにより、オプション権利行使価格の7万円から7万2750円のレンジを想定。+2σを捉えてくるようだと、23日の急落分を埋めてくる流れが意識されやすく、ショートカバーを伴った強い上昇を演じる可能性があろう。
そのため、日中はキオクシアホールディングス<285A>[東証P]やソフトバンクグループ<9984>[東証P]、東京エレクトロン<8035>[東証P]、アドバンテスト<6857>[東証P]などの動向をにらんでの展開となろう。特にキオクシアホールディングスのリバウンドが強まる局面では、先回り的に先物市場でのロングに向かわせそうである。一方で、リバウンドが限定的となれば、戻り待ち狙いのショートを誘うとみられ、半導体やAI関連株からは目が離せないだろう。
24日の米VIX指数は18.63(23日は19.49)に低下した。一時20.34まで切り上がる場面もみられ、75日移動平均線(19.91)を上回る場面もみられた。その後は下げに転じており、200日線(18.66)近辺での推移が目立った。200日線を明確に割り込んでくると、リスク選好が強まるとみられ、マイクロン・テクノロジーの決算を受けた25日の米国市場の動向が注目される。
NT倍率は先物中心限月で17.51倍(23日は17.46倍)に上昇した。一時17.35倍に低下する場面もみられたが、その後は+1σ(17.39倍)を上回っての推移だった。米国市場の流れからハイテク株の不安定な値動きによってNTショートに振れやすいとみられたが、金融セクターの下げがTOPIX型の重荷になっていた。引き続き半導体やAI関連株にらみの展開となるなかで、NTロングに振れそうだ。
株探ニュース
日経225先物 71060 +1500 (+2.15%)
TOPIX先物 4022.0 +49.5 (+1.24%)
シカゴ日経平均先物 69465 -95
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
24日の米国市場はNYダウが上昇した一方で、 S&P500、ナスダックは下落。国連の国際海事機関(IMO)によると、ホルムズ海峡を航行する船舶が出始めたと報じられた。エネルギー輸送の停滞が解消に向かうとの見方から、WTI原油先物が一時1バレル=70ドルを割り込んだ。加えて、米長期金利が低下したことが材料視され、NYダウの上げ幅は一時580ドルを超えた。ただ、マイクロン・テクノロジー<MU>の決算を控えて半導体株の一角に売りが出たため、ダウの上値が限られたほか、ナスダック指数は下落に転じた。
NYダウ構成銘柄では、ホーム・デポ<HD>、シャーウィン・ウィリアムズ<SHW>、スリーエム<MMM>、ハネウェル・インターナショナル<HON>、ボーリング<BA>が買われた。半面、シェブロン<CVX>、ウォルト・ディズニー<DIS>、マイクロソフト<MSFT>、ベライゾン・コミュニケーションズ<VZ>、ゴールドマン・サックス・グループ<GS>が軟調。
シカゴ日経平均先物(円建て)の清算値は、大阪比95円安の6万9465円だった。24日取引終了後の日経225先物(9月限)のナイトセッションは、日中比230円安の6万9330円で始まった。その後は6万9000円~6万9800円辺りでの保ち合いが継続。終盤にかけて6万8930円まで下げたが、引け間際に上へのバイアスが強まり、一気に7万1120円まで急伸し、日中比1500円高の7万1060円でナイトセッションの取引を終えた。
取引終了後にマイクロン・テクノロジーが発表した第3四半期決算は市場予想を上回り、第4四半期の業績見通しも予想を上回る水準が示されたことを受け、同社株は時間外で一時14%を超える上昇で推移している。足もとで調整が強まった半導体やAI(人工知能)関連株の支援材料となり、日経平均型優位の相場展開が見込まれる。
シカゴ先物は下落しているが、マイクロン・テクノロジーの時間外の急伸を受け、日経225先物は買い先行で始まることになりそうだ。前日の下げでボリンジャーバンドの+1σ(7万0130円)を割り込み、一時6万8580円まで下落幅を広げる場面もみられた。ナイトセッションでは同バンドを下回って推移していたが、引け間際に急伸したことによって+1σを上回ってきた。+2σ(7万2770円)とのレンジに戻してきたことで、ショートカバーを誘う形になろう。
原油先物の下落や長期金利の低下が材料視されるなかで、マイクロン・テクノロジーの時間外の上昇によって、現物市場でも買い戻しが強まりやすく、先物市場でのロングを強める一因になりそうだ。+1σと+2σのレンジにより、オプション権利行使価格の7万円から7万2750円のレンジを想定。+2σを捉えてくるようだと、23日の急落分を埋めてくる流れが意識されやすく、ショートカバーを伴った強い上昇を演じる可能性があろう。
そのため、日中はキオクシアホールディングス<285A>[東証P]やソフトバンクグループ<9984>[東証P]、東京エレクトロン<8035>[東証P]、アドバンテスト<6857>[東証P]などの動向をにらんでの展開となろう。特にキオクシアホールディングスのリバウンドが強まる局面では、先回り的に先物市場でのロングに向かわせそうである。一方で、リバウンドが限定的となれば、戻り待ち狙いのショートを誘うとみられ、半導体やAI関連株からは目が離せないだろう。
24日の米VIX指数は18.63(23日は19.49)に低下した。一時20.34まで切り上がる場面もみられ、75日移動平均線(19.91)を上回る場面もみられた。その後は下げに転じており、200日線(18.66)近辺での推移が目立った。200日線を明確に割り込んでくると、リスク選好が強まるとみられ、マイクロン・テクノロジーの決算を受けた25日の米国市場の動向が注目される。
NT倍率は先物中心限月で17.51倍(23日は17.46倍)に上昇した。一時17.35倍に低下する場面もみられたが、その後は+1σ(17.39倍)を上回っての推移だった。米国市場の流れからハイテク株の不安定な値動きによってNTショートに振れやすいとみられたが、金融セクターの下げがTOPIX型の重荷になっていた。引き続き半導体やAI関連株にらみの展開となるなかで、NTロングに振れそうだ。
株探ニュース