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    2026年6月24日 7時57分

    株価指数先物【寄り前】 +1σ近辺では戻り待ち狙いのショートが入りやすい

    大阪9月限ナイトセッション
    日経225先物 69290 -480 (-0.68%)
    TOPIX先物 3983.0 -11.0 (-0.27%)
    シカゴ日経平均先物 69165 -605
    (注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

     23日の米国市場は、NYダウ S&P500ナスダックが下落。23日のアジア市場で半導体やAI(人工知能)関連株が売られ、韓国KOSPIは9.99%安、日経平均株価が3.55%安と大幅に下落した。米国市場にもハイテク株売りが波及し、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>やインテル<INTC>、マイクロン・テクノロジー<MU>、サンディスク<SNDK>などが大幅に下落。ナスダック指数は2.22%安、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は7.87%安となった。一方で、ディフェンシブ株の一角に資金がシフトしており、NYダウは0.08%安と小幅な下落にとどまっている。

     NYダウ構成銘柄では、IBM<IBM>、メルク<MRK>、ジョンソン・エンド・ジョンソン<JNJ>、ベライゾン・コミュニケーションズ<VZ>、セールスフォース<CRM>が買われた。半面、エヌビディア<NVDA>、キャタピラー<CAT>、ハネウェル・インターナショナル<HON>、ナイキ<NKE>、ボーイング<BA>が軟調。

     シカゴ日経平均先物(円建て)の清算値は大阪比605円安の6万9165円だった。23日取引終了後の日経225先物(9月限)のナイトセッションは、日中比220円安の6万9550円で始まった。直後につけた6万9670円を高値に下へのバイアスが強まり、6万8400円まで売られる場面もみられた。その後は持ち直し、米国市場の取引開始後は概ね6万9000円~6万9600円辺りで保ち合い、日中比480円安の6万9290円でナイトセッションの取引を終えた。

     日経225先物は前日に3000円を超える急落となったこともあり、6万9000円割れの水準で下げ渋る動きがみられた。ただ、米国市場にもアジア市場での半導体やAI関連株の下落が波及する形となったことで、戻り待ち狙いのショートが入りやすいだろう。前日の大幅な下げでボリンジャーバンドの+2σ(7万2880円)から+1σ(6万9810円)まで一気に下げており、ナイトセッションでは6万9870円に切り上がった+1σを下回っての推移となった。同バンドが抵抗線として意識されることで、中心値となる25日移動平均線(6万7110円)とのレンジに移行する。

     週足では+1σ(6万7840円)と+2σ(7万2800円)とのゾーンを継続しているため、目先的には週足の+1σ水準が支持線としてキープできるかを見極めたいとろであろう。上値は日足の+1σを意識しての押し目狙いのロング対応に向かわせ、同バンド接近では戻り待ち狙いのショートとみておきたい。スキャルピング中心のトレードで対応しつつ、キオクシアホールディングス<285A>[東証P]や東京エレクトロン<8035>[東証P]、ソフトバンクグループ<9984>[東証P]の反転を見極めることになりそうだ。そのため、オプション権利行使価格の6万7500円から7万0500円のレンジを想定する。

     23日の米VIX指数は19.49(22日は17.28)に上昇した。一時20.54まで切り上がり、75日線(20.00)を上回る場面もみられた。その後は上げ幅を縮めているが、200日線(18.64)が支持線として意識されている。再び20.00を上回ってくるようだと、神経質にさせそうである。

     23日のNT倍率は先物中心限月で17.46倍(22日は17.71倍)に低下した。ソフトバンクグループやキオクシアホールディングスなど指数インパクトの大きい半導体やAI関連株の下げの影響が大きく、日経平均型の重荷になった。+1σ(17.37倍)に接近しており、同バンドを明確に下抜けてくると、25日線(16.89倍)を射程に入れたNTショートでのスプレッド狙いに向かわせそうだ。

    株探ニュース