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    2026年6月23日 18時51分

    株価指数先物【引け後】 1σまでの調整でリバウンド狙いも、ローテーションを警戒

    大阪9月限
    日経225先物 69770 -3090 (-4.24%)
    TOPIX先物 3994.0 -119.0 (-2.89%)
    ※取引所発表の「清算値(帳入値)」を表示

     日経225先物(6月限)は前日比3090円安の6万9770円で取引を終了。5日ぶりに7万円の大台を割り込んだ。寄り付きは7万2990円と、シカゴ日経平均先物の清算値(7万3135円)にサヤ寄せする形で買いが先行した。ただ、直後につけた7万3070円を高値に軟化し、前場中盤にかけて一気に7万2000円を割り込んだ。売り一巡後は7万2500円辺りで下げ渋る動きがみられたが、後場の取引開始直後には7万1220円まで下げ幅を広げた。その後7万1700円辺りまで持ち直したものの、中盤にかけて再び7万1200円台を割り込むと下へのバイアスが強まり、引けにかけて6万9770円まで売られた。

     日経225先物は後場に入りロング解消が強まり、ボリンジャーバンドの+2σ水準から、一気に+1σ(6万9810円)まで下げてきた。これまでの+1σと+2σのレンジ下限まで一気に下げたことで、いったんはリバウンド狙いのロングやショートカバーが入りやすい水準であろう。また、米国市場でアームホールディングス<ARM>が大きく下げたことで、ソフトバンクグループ<9984>[東証P]の下げは想定内だった。

     ただ、買いが先行したキオクシアホールディングス<285A>[東証P]が下げに転じたことがショートを誘う形になったのだろう。さらに東京エレクトロン<8035>[東証P]、アドバンテスト<6857>[東証P]が最高値更新後に軟化しており、利益確定の動きが強まるなかで、先回り的に先物へのヘッジ対応に向かわせた。この流れのなかで+1σ水準が射程に入ったことで、仕掛け的なショートも誘ったようだ。

     日経225先物はナイトセッションで6万9550円と売り先行で始まり、6万8930円まで下げ幅を広げる場面もみられた。テクニカル面では6月3日につけた戻り高値(6万8900円)を下回ってくると、調整トレンド入りから25日移動平均線(6万7110円)が意識されてくる。25日線接近では週足の+1σ(6万7820円)を捉えてくるため、ショート優勢の流れとなろう。半面、3日の戻り高値水準を上回っての推移であれば、押し目狙いのタイミングを意識させてくるため、ギリギリのラインとなる。

     米財務省はイラン制裁を8月21日まで一時的に緩和し、イラン産原油の販売等を容認すると報じられている。景気敏感株を見直す動きが強まるようだと、半導体やAI(人工知能)関連株からのローテーションに向かわせる展開を想定しておきたい。

     NT倍率は先物中心限月で17.46倍(22日は17.71倍)に低下した。ソフトバンクグループやキオクシアホールディングスなど指数インパクトの大きい半導体やAI関連株の下げの影響が大きく、日経平均型の重荷になっている。+1σ(17.37倍)に接近しており、同バンドを明確に下抜けてくると、NTロングを巻き戻す流れが強まる可能性がありそうだ。

     手口面(9月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が1万8073枚、ソシエテジェネラル証券が1万6388枚、バークレイズ証券が1万1545枚、モルガンMUFG証券が4163枚、野村証券が3934枚、JPモルガン証券が3534枚、サスケハナ・ホンコンが3236枚、ゴールドマン証券が1773枚、松井証券が1747枚、SBI証券が1662枚だった。

     TOPIX先物はソシエテジェネラル証券が2万0403枚、バークレイズ証券が1万7358枚、ABNクリアリン証券が1万6926枚、JPモルガン証券が4598枚、モルガンMUFG証券が3881枚、ゴールドマン証券が3500枚、野村証券が2899枚、サスケハナ・ホンコンが2098枚、ビーオブエー証券が1765枚、シティグループ証券が1369枚だった。

    株探ニュース